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「どういうこと…」退職金2,000万円を受け取った60代男性、“年利2.5%の定期預金”に入れるが…1年後に通帳を見て“絶句したワケ”

  • 2026.10.11
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

みなさま、こんにちは。元銀行員の金融ライター・池田です。

多くの銀行では、退職金専用のプランとして、通常よりも高金利な定期預金を用意しています。

しかし、このような特別金利の定期預金を作成する場合、金利の表示には注意が必要です。

今回は、“退職金特別プラン”で定期預金を作成したものの、想定外の利息に肩を落とした男性の事例を紹介します。

「年利2.5%」退職金特別プランの定期を作成した男性

60代の男性・Aさん(仮名)は、長年勤めた会社を退職し、退職金2,000万円を受け取りました。

当面使う予定がないため定期預金を作成しようと考えていたところ、銀行で“退職金特別プラン”を紹介されたそうです。

チラシには、「年利2.5%」の文字が。

「単純計算で、2,000万円預ければ1年で利息は50万円。利息からは約20%の税金が引かれますが、それでも40万円ほど手元に残ります。たった1年預けるだけで40万円増えるのであれば、こんなにありがたい話はないと思いました」

Aさんは、その場で退職金特別プランの定期預金2,000万円を作成しました。

1年後、通帳を確認して絶句…

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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

1年後、記帳のため銀行を訪れたAさん。

「そろそろ退職金で作った定期預金も満期になっているはず」と思い出し、利息を確認したそうです。

すると、定期作成から“3か月”時点ですでに満期を迎えており、税引き後利息として約9万9,000円が普通預金に入金されていました。

そして、定期預金は通常の店頭金利である0.5%で自動継続されていたのです。

「年利2.5%で利息は約40万円受け取れるはずなのに、どういうことだ?」

疑問に思ったAさんが窓口で尋ねたところ、担当者からはまさかの返答が。

「退職金特別プランの定期預金は、年利2.5%・期間3か月の商品です。3か月後に満期を迎えたあとは、店頭金利で自動継続されます」

「3か月ですか!?てっきり『1年もの』の定期預金だとばかり思っていました…」

Aさんはチラシの“年利”表記を見て『1年もの』の定期預金であると思い込んでいましたが、実際の預入期間は3か月でした。

そのため、受け取れる利息も約40万円を想定していたものの、実際には約10万円となってしまったのです。

「高金利で預けられたことには間違いありませんが、もっとよく条件を確認しておくべきでした。」

そう振り返っていました。

特別金利の定期預金は“期間”にも注目

今回のような特別金利の定期預金は、期間が『3か月』や『6か月』のように、短めに設定されていることも少なくありません。

Aさんのように“年利”という金利の表示を見て『1年もの』であると勘違いしてしまうと、想定していた利息に数十万単位の誤差が生じてしまうことも。

ついつい金利ばかりに目を向けてしまいがちですが、条件を確認する際は“期間”にも注目してみましょう。


監修・執筆:元銀行員・ikebu
元銀行員の金融・法律ライター。一種外務員資格(証券外務員一種)、行政書士資格を保有。大学では法学部・法律学科に在籍し、卒業後は地方銀行に入行。個人リテール業務において、投資信託・生命保険商品の販売を中心とする資産運用のサポートのほか、住宅ローンや相続などの幅広い業務に携わる。法人営業では、事業性融資や法人向けの運用商品販売を担当。現在は金融・法律ジャンルを中心にライターとして活動。銀行員時代の経験や保有資格を活かし、専門的な内容を分かりやすく丁寧に解説することを得意とする。


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