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「今日、うちの子を置いて帰ったよね?」庭先で突然怒鳴った母親、下校時間を確認して分かった勘違い

  • 2026.9.28

庭先で突然向けられた大きな声

秋の平日の午後、学校から帰ってきた子どもたちを、近所に住むママ友と我が家の庭で遊ばせていました。

子どもたちは同じ学年で、砂場にしゃがみ込みながら山を作っています。

私たちは門の近くで、その様子を見ていました。

しばらくすると、向かいの家の車が帰ってきました。

降りてきたのは、登校班で顔を合わせる程度の奥さんです。

その家には、うちの子たちとは違う学年の娘さんがいました。

ところが奥さんは車を降りるなり、こちらへ歩いてきて、子どもたちに向かって声を上げました。

「今日、うちの子を置いて帰ったよね?」

子どもたちは驚いたように顔を上げました。

「仲間はずれにしたの?」

返事がないのを見ると、奥さんはもう一度、「今日、うちの子を置いて帰ったよね?」と強い口調で繰り返しました。

突然のことで、私も何と答えればいいのか分かりません。

すると隣にいたママ友が一歩前に出ました。

「すみません。まず子どもたちに聞いてみます。何か勘違いがあるかもしれないので」

「……ちゃんと聞いてくださいね」

奥さんはそう言うと、そのまま自宅へ戻っていきました。

子どもたちの話と、見守りの記録

その夜、私たちはそれぞれ子どもに話を聞きました。

すると、うちの子は不思議そうな顔をしました。

「今日は一回も一緒になってないよ」

ほかの子どもたちも同じ答えでした。

学年が違うため、そもそも下校した時間が違ったというのです。

そこでママ友が、登下校の見守りをしている保護者に連絡しました。

確認してもらうと、見守りのノートには、その日に子どもたちが通った時間が残っていました。

私たちの子どもたちは先に通り、向かいの家の娘さんが通ったのはそのあとでした。

つまり、同じ時間に帰っていたわけではありません。

「一人だった」ことから生まれた勘違い

翌日の午前中、私とママ友は向かいの家を訪ねました。

ママ友は責めるような言い方をせず、確認できたことだけを伝えました。

「昨日の下校時間を確認したんです。うちの子たちとは、帰った時間が違っていました」

奥さんは少し驚いた表情を見せました。

「本当に、一緒じゃなかったの?」

「はい。見守りの方の記録にも時間が残っていました」

しばらく黙ったあと、奥さんは、娘さんが一人で帰ってきて寂しそうにしていたのだと話しました。その姿を見て、私たちの子どもたちと何かあったと思ったようです。

「……勘違いでした。ごめんなさい」

奥さんは小さく頭を下げました。

次の週、登校班の集合場所で顔を合わせると、奥さんのほうから会釈をしてくれました。その横では、娘さんがうちの子に手を振っていました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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