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「落ち葉が、うちの庭にもかなり来ていて」隣人に伝えた私。2か月後、庭から聞こえた大きな音

  • 2026.9.27
「落ち葉が、うちの庭にもかなり来ていて」隣人に伝えた私。2か月後、庭から聞こえた大きな音

傾いたままの、お隣の塀

一戸建てを建ててから、もうすぐ2年になる。建てたときから気になっていたのが、お隣との境界沿いにある古いブロック塀だった。

60代くらいのご夫婦が住む家の塀で、上のほうがこちら側へ少し傾いている。

家を建てた会社の担当者さんは、図面を確認しながら言った。

「この状態で隣に新しい塀を建てると、古い塀が崩れるおそれがあります」

担当者さんからも、お隣さんに修理について話をしてもらった。しかし、その後も塀は傾いたままだった。

庭でお隣のご主人と顔を合わせれば会釈はする。それだけに、こちらから改めて言い出すのも気が重かった。

夕飯のとき、私は夫にこぼした。

「傾いた隣の塀のせいで、うちの塀が2年も建てられないんだよね」

「そうなんだよな。でも、こっちから何度も言うのもな……」

もう一つ困っていたのが、お隣の庭にある大きな木だった。秋になると落ち葉がうちの庭まで飛んできて、掃いても翌朝にはまた積もっている。

ある日、思い切って垣根越しに奥さんへ声をかけた。

「すみません。落ち葉が、うちの庭にもかなり来ていて……」

「ああ……わかりました」

数日後、昼間にほうきの音が聞こえた。外を見ると、お隣のご夫婦がうちの敷地に入り、落ち葉を集めていた。

同じことが2度あった。掃除してくれる気持ちはありがたかったが、ひと言もないまま敷地に入られることには、少し戸惑いも残った。

2か月後、隣の庭から聞こえた音

それから2か月ほどたった土曜日の朝、隣の庭から大きな作業音が聞こえてきた。

窓から見ると、業者さんがはしごに上って木の枝を切っている。さらに塀の前では、職人さんが古いブロックを外していた。

「塀、直してるよ」

夫も窓の外を見て驚いていた。

庭に出ると、お隣のご主人がこちらに気づき、帽子を取った。

「塀のこと、ずっと気になっていたんです」

少し間を置いて、ご主人は続けた。

「2年も待たせて、すみませんでした」

隣にいた奥さんも頭を下げた。

「いえ…ありがとうございます」

私も頭を下げると、ご主人は切られた枝を見上げた。

「これで、落ち葉も少しは減ると思います」

その年の秋、うちにもようやく新しい塀を建てることができた。

今では、まっすぐになった塀越しに、お隣のご夫婦と普通にあいさつを交わしている。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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