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「2,000万円を下回る求人はいりません」年収2,000万円を希望した男性から苦情。上司が見せた現実とは

  • 2026.9.27
「2,000万円を下回る求人はいりません」年収2,000万円を希望した男性から苦情。上司が見せた現実とは

希望年収を聞いて、もう一度確認した

三十代の私は、転職を支援するキャリアアドバイザーをしている。初回面談では、希望する職種や勤務地、年収を聞きながら、紹介できそうな求人を確認していく。

その日の相手は、私と同年代の男性だった。

希望年収を尋ねると、男性は迷わず答えた。

「2,000万円以上の求人だけでお願いします」

高い条件だったため、私は念のため確認した。

「2,000万円を下回る求人は、ご紹介しなくて大丈夫ですか?」

「はい。2,000万円以上だけで探してください」

続いて、これまでの経験や実績について尋ねた。

「企業へお伝えできるような実績や、特に得意なことはありますか?」

男性は少し考えてから答えた。

「経歴を見てもらえば、ある程度は分かると思います」

私は具体的な成果もあると紹介しやすいと伝えたが、詳しい話はほとんど聞けなかった。

面談後、希望する職種や勤務地も含めて求人を確認したが、その時点で条件に合うものは見つからなかった。

私は男性にそのことを伝えた。

「現在、こちらからご紹介できる求人には該当がありません。年収の条件を少し広げていただければ、候補は増やせます」

しかし、男性の返事は変わらなかった。

「いえ、2,000万円以上で探してください」

1週間後に届いた苦情

それから1週間ほどして、上司に呼ばれた。男性から「求人を全然紹介してもらえない」と連絡があったという。

上司は面談記録を確認し、次の面談には自分も同席すると言った。

当日、男性は席に着くと、不満そうに口を開いた。

「一週間たっても一件もないって、ちゃんと探してるんですか?」

上司は話を聞き終えてから、一枚の紙を机に置いた。

男性が希望した職種や勤務地、年収2,000万円以上という条件で検索した結果だった。そこには、紹介できる求人がないことが表示されていた。

「担当は、ご希望いただいた条件で確認しています。現時点では、この条件でご紹介できる求人がありません」

男性は紙を見ながら聞いた。

「じゃあ、どうすればいいんですか?」

「年収の下限を少し広げていただければ、候補を出せます。もちろん、今の条件のまま探し続けることもできます」

男性はしばらく黙ったあと、「候補があるなら見てみます」と言い、条件を見直した。

面談後、変更された条件で検索すると、今度は紹介できる求人がいくつか見つかった。

希望を持つことと、今ある求人の状況は別の話だ。条件と現実の間をどう調整するかも、転職活動では大切なのだと改めて感じた。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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