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「昨日も眠れなかった?」深夜1時すぎに集まる隣の息子と友人。ご主人に相談した翌日、やって来た隣の息子

  • 2026.9.28

夏の夜中に響く玄関先の声

僕の家は一戸建てで、二階の寝室の窓が隣の家の玄関のほうを向いている。

隣は家族が多く、昼間から人の出入りがにぎやかな家だった。

ところがその夏、夜中の1時すぎになると、隣の息子さんが玄関先に友人を集めることが増えた。

20代くらいの若い声が5人ほど。

笑い声や手をたたく音が、2時間ほど続くこともあった。

それが週に3度ほど続き、僕はなかなか眠れなくなった。

暑い時期で窓を閉めきるのもつらく、布団の上で何度も寝返りを打った。

翌朝、妻が僕の顔を見て言った。

「昨日も眠れなかった?」

「うん。また1時すぎからだよ」

「一度、お隣に話してみたら?」

「そうだな…。責めたいわけじゃないんだけど」

このまま続けば仕事にも響く。僕は怒るのではなく、眠れずに困っていることだけを伝えようと決めた。

車の前で返ってきた一言

数日後の朝、隣のご主人が家の前で車に荷物を積んでいた。僕と同じ50代くらいで、普段は会えば会釈する程度の間柄だ。

「朝からすみません。少しだけいいですか」

「ええ、どうしました?」

僕は少し言いにくさを感じながら、夜中のことを話した。

「1時すぎに玄関先で話している声が、うちの寝室まで聞こえるんです。なかなか眠れなくて……」

ご主人は手を止め、しばらく黙っていた。

「…息子たちですね。すみません。ちゃんと言っておきます」

そう言って、ご主人は頭を下げた。

その夜、隣の家から、ご主人が息子さんに話しているらしい低い声が聞こえてきた。怒鳴っている様子ではなく、落ち着いて話しているようだった。

そして次の日の夕方、玄関のチャイムが鳴った。

ドアを開けると、隣の息子さんが立っていた。

「夜中、うるさくしてすみませんでした。これからは夜は家の中で話します」

少し緊張した様子で、頭を下げる。

「わざわざ来てくれてありがとう」

僕がそう返すと、青年は小さく笑って、もう一度会釈した。

それから、夜中に玄関先で声が続くことはなくなった。

翌朝、家の前で隣のご主人と顔を合わせると、ご主人は軽く手を上げた。僕も会釈を返した。

言いに行くまでは少し迷ったが、感情的にならず、困っていることをそのまま伝えてよかったと思っている。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた50代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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