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「ミニマリストでいなきゃ」に疲れた私が、自分らしさを取り戻した“ゆるミニマリズム”の選び方

  • 2026.9.24

「ミニマリストでいなきゃ」に疲れた私が、自分らしさを取り戻した“ゆるミニマリズム”の選び方

自分らしい“持たない暮らし”を楽しんでいる方の実例を紹介します。『捨てて、やめてラクになる 私らしい「持たない暮らし」』から抜粋してお届けするのは、maiさん。大切なもの、やりたいことに集中するために不要なものを手放し、シンプルで心地よい日々を実践しています。

PROFILE
maiさん
看護師として働きながら、自身のミニマルライフをYouTubeチャンネルや音声配信プラットフォームVoicyにて配信中。賃貸1LDKに夫、娘(1歳)、犬とともに暮らす。
Instagram:@mai.minimalism
YouTube:https://www.youtube.com/@mai.minimalism

極限までものを減らした経験があるからこそ、ゆるいミニマリズムの今がいちばん幸せです

「ミニマリストと思われたい」。ストレスと不便に悩まされた日々

1LDKに家族で暮らしているにもかかわらず、maiさんの部屋にはほとんどものがありません。それでも、少し前まではさらに少なかったというから驚きです。

「ミニマリストの夫と出会い、ものが少ないほうが掃除や片づけがラクになると気づいたのです。念願のすっきり暮らしを手に入れるべく、ものを処分。

これをやらなきゃ、あれを片づけなきゃ、と常に何かに追われている感覚がスッとなくなった状態はとても快適でした。

家事の負担がほとんどないから、『さぁ、今から何をしよう?』と前向きに物事に取り組めるようになりました。逆に暇になりすぎて、“やりたいことの見つけ方”をネットで検索していた時期もあったくらいです」

まとまった時間ができたことで、動画配信を始めたmaiさん。でも今度は「ミニマリストと思われなければ」というプレッシャーに追い詰められることになります。

「ものを減らすことに熱中しすぎたのです。捨てるものはないか?とゴミ袋を持って家じゅうをウロウロするほどに…。大切な思い出の品も心を鬼にして手放し、頂きものですらも嫌悪するような生活。

『ミニマリストならこれは持っていないはず』『フォロワーに認めてもらわなければ』と自分を追い詰めていた面もあると思います」

判断基準は「必要かそうでないか」ではなく、「ものの数が増えるか増えないか」。ものを増やさないために「おしゃれはしない」「遊びに行かない」「不便でも仕方ない」と諦め、そのうち快適さよりもストレスが勝るようになってしまったといいます。

「本当はキャンプをやりたいのに、ものが増えるからできないと思い込んでいました。やりたいことがあっても行動に移せない。このままじゃダメだ、変わらなければ!と思いきってデイキャンプに挑戦しました。

持参したのは小さな焚き火台とレジャーシートだけ。それでも想像していた以上に楽しく、幸せを感じられました。それからすぐ、ものの数にとらわれるのはやめました。周囲の目は気にせず、私なりの頑張らないミニマリズムを発信しようと思えるようになったのです。

徹底してものを手放していた頃より今のほうが、心から暮らしを楽しめていると断言できます」

「持たないことでラクになったこと」

減らせる家事がこれほど多いとは。ものに囲まれていたときは気づきませんでした

あふれたものを片づけること。家じゅうのゴミ箱の袋を交換すること。浴室の足拭きマットの洗濯…。以前は惰性で行っている家事がたくさんありました。

「不要なものを処分し、ゴミ箱を一つだけにし、マットを手放したら、これらの家事はやらずに済むようになったのです。料理に関しては、わが家では比較的楽しめている家事。でも食器洗いは別です。そこで水道工事不要のタンク型食洗機を導入。

シンク横に置くことなく使えるので、作業台がすっきりします」頭の中であれこれ家事スケジュールを考えなくてもいい。頑張って家事をこなさなくてもいい。未処理のタスクを抱えなくていい状態は、本当に快適です。

食器は、何通りにも使えるフタつきの器があればいい

9°(クド)の食器はフタが小皿になり、冷凍から加熱まで幅広く対応しているので長く愛用中。おかげで保存用器など13点の食器や容器を手放すことができました。

カトラリーは、黒のステンレスが美しい燕三条のkuros('クロス)。それまでは1本だけ買って、いろいろ試してきましたが、家族分そろえたいと思えるブランドにようやく出合いました。

スティック掃除機は用途を限定。長いパイプ部分は処分しました

掃除は基本的にロボットに任せています。アプリと連動していて、水拭きまでできるタイプです。

スティック掃除機も持っていますが、出番は階段と部屋の隅をきれいにするときくらい。ハンディで使うため、それ以外で必要なパーツを保管しておいても仕方ありません。長いパイプ部分は手放しました。おかげで収納スペースもすっきりです。

撮影/土屋哲朗

※この記事は『捨てて、やめてラクになる 私らしい「持たない暮らし」』(主婦の友社編)の記事を、WEB掲載のために再編集したものです。

※2025年9月23日に配信した記事を再編集しています。

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