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「超超エース」サッカー、ダンスも!髙木美帆さんが北海道・十勝で育んだ原点にせまる

  • 2026.9.23

スピードスケートの髙木美帆さんが国民栄誉賞を受賞しました。

表彰式では、高市早苗総理大臣から「歴史に残る快挙を成し遂げ、国民に広く夢と感動を、社会に明るい希望と勇気をもたらしました」と授与の言葉が贈られました。

髙木さんの地元・十勝の幕別町では、町民が喜びに沸きました。

「ずっとがんばってこられた方なのでおめでたいし、十勝の人たちは美帆ちゃん、菜那ちゃんを応援していたので、スケートの指導・育成とかしたら、いい選手を育ててくれる気がする」

「髙木さんと同い年だけど、幕別の誇り、日本の誇りだと思うし、これからもがんばってほしい」

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さらに、髙木さんが高校生のときに、配達のアルバイトをしていた新聞販売店の代表・丸山智弘さんは、宝物のサインを見せてくれました!

「オリンピックに行った最初の年に押しかけて書いてもらった。彼女の今までの実績や人間性を見ていれば、歴代の受賞者から見ても、見劣りしない人材」

オリンピックで通算10個のメダルを獲得した偉業の裏には、ふるさと十勝で培われた強い精神力と、サッカーやダンスで磨かれた抜群のポテンシャルがありました。

15歳でオリンピック初出場

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5歳でスケートを始めた髙木さんは、2010年のバンクーバーオリンピックに、国内スピードスケート史上最年少の15歳で初出場を果たしました。

その後、平昌、北京などオリンピック4大会に出場し、日本女子最多となる通算10個のメダルを獲得しました。

2019年のワールドカップで樹立した女子1500メートルの世界記録は、現在も破られていません。
貫いたのは、短距離と中長距離の両方の種目をこなす過酷な『オールラウンダー』。十勝が育んだ強い精神力は、世界に称えられています。

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高校時代の髙木さんを指導した東出俊一さんは「何事に対しても真面目、真剣に取り組む。すばらしい人間性を持っているので、本人の努力も重なってこういう結果になったと思う」と振り返ります。

個人28人目の栄誉

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『国民栄誉賞』は、国民に夢や希望を与えた功績が認められた個人や団体を内閣総理大臣が表彰するものです。個人での受賞は、髙木さんで28人目です。

1977年に創設され、第1号の受賞者は世界のホームラン王・王貞治さんです。

北海道ゆかりの受賞者では、福島町出身の横綱千代の富士・秋元貢さん、弟子屈町出身の横綱大鵬・納谷幸喜さん、サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のメンバーで札幌出身の熊谷紗希選手が挙げられます。

陸リンクで培った精神力とスタミナ

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髙木さんの強靭な肉体を育んだのが、ふるさと十勝でした。

髙木さんの競技人生は、地元の大人たちが作ってくれた屋外リンク「陸(おか)リンク」から始まりました。
厳しい寒さと向かい風に負けない、強い精神力とスタミナが養われました。

小学生のころから『ヒップホップ』に夢中

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地元では有名なスポーツ少女だった髙木さん。小学生からはヒップホップに夢中になりました。

平昌オリンピック後の祝賀パレードでは、かつて通っていたダンススクールの生徒たちからお祝いのダンスをプレゼントされると、キレッキレのダンスでお返しし、圧巻の瞬発力を見せました。

髙木さんが通った帯広市の「バレエ&ダンス内杉」の内杉義之さんは、当時をこう振り返ります。

「すごく元気で、1つ1つの動きに対してすごく考えながら行動するまじめな子だった。みんなで踊りを作るときに、自分の意見を年上とか関係なくちゃんと言える一面もあった」

ダンススクールに通う小学3年生の児童は、2年生の冬休み前に髙木さんに会ったときのことを「いっぱいぶら下げていた。全部金メダルだった」と話しました。

男子顔負け、超超エース!

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髙木さんはサッカーも得意で、地元のサッカー少年団で活躍していました。
そのポテンシャルの高さは、別のチームのコーチも驚くほどでした。

Spo-RE幕別札内SCの喜多進監督は「体幹が強く、身体機能が高くて、考えながらプレーするいい選手だった。強くて速くて、対戦するのがいやだった。男子顔負けでチームの中でも超エース、超超エース」と振り返ります。

美帆さんは、後輩たちの目標です。

「スケートとサッカー両方やってて二刀流ですごいなと思った」
「何でもがんばるということをまねしたい」

「こんな人、将来的にも出てこない」

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HBC「今日ドキッ!」のスタジオでは、ゲストコメンテーターの保田隆明さんが「スピードスケートはパシュート以外、団体戦はないじゃないですか。1人で切り抜いてきた精神力が報われたのがすごい。なかなかこんな方、将来的にも出てこないと思う」と功績をたたえました。

4月の引退会見では「まだ将来のことははっきり決めていないけど、アスリート出身で自分の体や脳、健康寿命に興味がある」と話していた、髙木さん。

第二の人生は何に挑戦するのか、今後の活躍にも期待です。

取材・文:HBC報道部
編集:Sitakke読者編集部ぬまぬま

※掲載の内容は、HBC「今日ドキッ!」放送時(2026年8月4日)の情報に基づきます。

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