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シマエナガちゃん、「クネクネ」の理由とは?体を揺らして、歌い出す!?【写真6枚・北海道のかわいい動物たち②】

  • 2026.9.22

今週もインスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトに寄せられた、みなさまからのお写真をご紹介します。(2026年9月14日〜9月18日ピックアップ分・前編)

前編の記事では、まるで探偵?ほっぺたがパンパンなエゾシマリスの写真などをお届けしましたが、この記事は後編です。

クルミは「特別な」ごちそうだよ

Sitakke
Sitakke
Sitakke
撮影:yukirinn0510さん

エゾリスがクルミを房ごと収穫、ひとつずつ実をはずしては、あちらへこちらへと冬に備えてせっせと「ごちそう」を埋めているところでしょうか?

ことしの北海道は、場所によってはドングリやクルミがとっても豊作のようですね。

秋の北海道といえば、ヒグマが川で大きなサケを捕まえて食べている姿を思い浮かべますね。
シロザケは、部位などによって多少変わりますが、100グラムあたりおよそ120カロリー。
それに対して、ドングリは種類や状態によってかなり違いがありますが、おおむね200〜300カロリー台。
そしてクルミは、殻を除いた食べられる部分100グラムで、なんと713カロリーというデータもあります。

クルミはカロリーが高いだけでなく、脂質をたっぷり含んだ「高エネルギー食」。

実際、ヒグマにとっても、秋のクルミやドングリなどはとっても重要な食べ物で、知床で2022〜2024年に調べた研究では、時期によって食べ物の大部分をドングリなどが占めたことも確認されています。

大きなヒグマから、小さなエゾリスまで。
北海道の動物たちにとって、木の実は長い冬を乗り切るためのとっても大切な「ごちそう」なのですね。

シマエナガちゃん「クネクネ」のワケは?

Sitakke
Sitakke
Sitakke
撮影:@kei_nat_mar_nature さん

シマエナガが、まるで「お立ち台」のような木の枝の上で、機嫌良さそうに、右に、左に、カラダを揺らしているようです。
3枚目のお写真では、ついに歌い始めたか(?)のようですね。

1羽だけの「ソロステージ」に見えますが、実はこのお写真のまわりには、たくさんの仲間たちがいるのかもしれません。

シマエナガは春に卵を産み、夫婦で子育てをします。
巣立った子どもたちは、親鳥やきょうだいたち、さらにはほかの家族などと一緒に群れをつくり、秋から冬の森を移動しながら暮らします。

そんな「大家族」の群れには、必ずといっていいほど「見張り役」のシマエナガがいます。
仲間たちが「ごちそう」を探して木々の間を飛び回っている間にも、ちょっとだけ見晴らしのいい枝にとまり、あっちをキョロキョロ、こっちをキョロキョロ。

ときには首をかしげて上空を見上げ、天敵が近くにいないか警戒を怠りません。

ごちそうを探して動き回るほかのシマエナガたちに比べると、比較的じっとしていてくれることが多く、かわいらしい姿を見ることができます。
しばらくすると「移動するよー!」とでも言うように合図をして、次の木へと渡っていきます。

◆「北海道3大かわいい動物」プロジェクト
インスタグラム やSitakkeの記事で発信中

◆文:「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
1987年からカメラマンとして北海道の自然や野生生物の撮影を始める。アメリカのイエローストーン国立公園やカトマイ国立公園、デナリ国立公園で野生生物、マレーシア・ボルネオ島でオランウータン、アオウミガメの取材も経験。2020年から「北海道3大かわいい動物」プロジェクトを主催。

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