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マンションを売って1LDK賃貸へ:50代の住み替えと生前整理で「今の暮らし」を軽くする【yamaさん】

  • 2026.9.23

マンションを売って1LDK賃貸へ:50代の住み替えと生前整理で「今の暮らし」を軽くする【yamaさん】

小さくて自由な暮らしを楽しんでいる女性に、今、注目が集まっています。自身の価値観を大切にして、心地よい毎日を送っている方たちを紹介する『60代からの小さくて自由な暮らし』(主婦の友社)から、60才を過ぎて始めた動画制作が、日々を創造する糧となっているyamaさんを紹介します。後編です。

profile
yamaさん
東京都在住。文鳥3羽と賃貸住宅に暮らす。60 才でユーチューブチャンネル「yama(https://www.youtube.com/c/yama3)」を開設。ひとり暮らしをベースとした日々の気づきやアイデアを発信中。2023 年2 月に初著書刊行。

料理/ 食事

買い物に行ける体力があって料理を作れるキッチンがあって自分が食べたいものを自由に作れる喜び。
そこに目を向けると〝自炊は最高のぜいたく〟だなと思えてくるのです。
※1〜10は前編をご覧ください。

11 フライパンは深めの22㎝が便利

会社員時代は忙しいときなど外食や総菜を利用することもありましたが、今は会食などのマストのとき以外ほとんど外食しなくなりました。もともと料理は嫌いではありませんが、昔のような義務感もなくなり、より楽しくなりました。基本、玄米食ですが麺類を食べることもしばしば。そんなときにこの深めのフライパンが役立ちます。麺をゆでられ、炒め物や煮物もできる。小さすぎも大きすぎもしない、この絶妙なサイズ感も気に入っています。

12 心身が喜ぶ食材を選ぶ

私の毎月の食費予算は2〜2.5万円。玄米を中心に全粒粉穀物、野菜、きのこ、豆類、海藻、ナッツ、スパイス、植物性ミルクをとるようにしています。ずいぶん前からノンアルコール、グルテンフリーの食生活、さらに4〜5年前からカフェインもとらないようにしているのですが、私にはこれが合っているようで体調を崩さなくなりました。冷えもなくなり、家の中では冬でもはだしで過ごすほど。食生活もいろいろ選択ができる時代です。節約も考えると、計画的に買い物をするなどの工夫が必要ですが、自分の心身が喜ぶ食材を選びたいと思っています。ちなみに今日作ったのは「なんちゃってオムライス」。湯葉にみそとターメリックを加えると、卵のような見た目のとろとろオムライスができるんです!

13 基本の調味料があればなんでも自分で作れる!

食品を買うときは必ず成分を確認して、できる限り添加物を避けています。常備している調味料は塩、しょうゆ、みそ、酒、酢、みりん、甜菜糖、オリーブオイル。これらを使えばたいていのものは作れます。健康的で食費をおさえた食事を考えるとき、何を食べるかではなく、何を食べないかという視点で考えるとよりわかりやすいのではないでしょうか。

14 お湯を沸かすときは雪平鍋で

料理にはもちろん、朝の白湯作りも雪平鍋を使っています。やかんは洗うのが面倒だし、狭いキッチンでお湯を沸かすためだけに場所をとられるのもイヤだし。その点、雪平鍋は軽くて洗いやすく、使い勝手の幅も広い万能さ。注ぎ口もあるので白湯をポットに移す際もこぼれません。

住まい

インテリアの主役はそこで暮らす人と動植物。
快適に暮らせる環境作りに重きをおいて。

15 50代でマンションを売却し1LDKの賃貸暮らしに

57才のときに予期せぬ整理解雇で仕事を失い、いちばん悩んだのが、ローンが半分以上残っていたマンションについて。当初は住み続ける道を模索していましたが、住み続けられたとしても、設備が古くなればリフォームが必要な上、固定資産税や管理費もかかります。さらに不動産売却には相当のエネルギーを要するので、いつか売るのなら元気なうちに実行するのが得策と思い至りました。売却にあたっては、自分で部屋の写真を撮ったり、セールスポイントを業者に伝えたかいもあり、ほぼ希望通りの価格で売却。売却したお金で残りのローンは返済でき、老後資金にもほんの少し余裕ができました。

16 生前整理は自分と向き合うトレーニング

今後の住まい問題に直面し、長い間住んだ3LDKの家にある大量のものとも向き合うことになりました。まずは使わずにしまい込んでいたものや、いつか使うかもと保存してあった生活用品など、ストレスなく処分できるものから手放し、最後に残ったのは子どもたちとの思い出が詰まったものでした。工作や手紙は写真に撮り、アルバムから剥がした写真とともにボックスに保管。手にするとそのときの光景が浮かぶものばかりで、泣きながら作業することもありましたが、この作業を通して、過去の自分から昇華できたように思います。そして「今後どうしても必要なものを買うときは、必ず何かひとつ処分する」ということを自らに誓いました。また、地震対策として、母から譲り受けたドレッサー以外、自分より背の高いものはすべて処分しました。

17 掃除しやすいように脚つきの家具をセレクト

ひとり暮らしになり部屋が狭くなった分、家具もサイズダウン。ベッドやチェスト、本棚は「無印良品」の木製家具でそろえました。サイズに加え、こだわったのが脚つきであるということ。文鳥がほこりや髪の毛を誤飲してしまわないように、毎朝掃除をするのですが、隅々まで掃除がしやすく、助かっています。

18 バスタオルを処分しフェイスタオルのみに

お風呂上がりはバスタオル。そんな思い込みがありましたが、よくよく考えてみると、ひとり暮らしの住まいではフェイスタオルでこと足ります。そこでバスタオルをやめてみたら、洗濯が楽! 干すときや収納するときに場所をとらないところもいいですね。

19 日当たりのよさがなによりのぜいたく

今の住まいは古くはありますが、利便性がよく、100円ショップで買った植物がこんなにすくすく育つほど、明るいところもお気に入り。ともに暮らすメダカも気持ちよさそうです。ただ家賃が私が希望する額より高く、いずれは引っ越しをとも考えています。仕事を失ってから、面接を受けたりもしましたが、ご縁に恵まれず、ならば!と考えをあらため、個人事業主として活動していく術を探っているところです。とすると、より「家」にいる時間が長くなるので、今後、引っ越したとしても日当たりのよさははずせない条件。気持ちのいい家が見つかるといいのですが。

20 ベッドライトにソーラーライトを

メインライトとは別に気軽に使えるライトを探していたところ、いいものを見つけました。太陽エネルギーを活用した瓶型のソーラーライトで、日中、日光に当てておくと24時間、やわらかな光が灯ります。移動にも便利で、災害時にも活用できるところがうれしい。南アフリカで手作りされているソネングラスを使ったもので、生産過程がやさしいところも気に入っています。

21 ひとつ買ったら、ひとつ手放すを徹底して物量を増やさない

以前からものを増やさないように暮らしていましたが、生前整理を経て、ものを買うことにより敏感になりました。服も食器も処分できるものがなければ新たには買わない。このルールを守ると、ものがあふれることはありません。洋服はクローゼットとチェストにおさまるだけ。チェストは春夏用の服、秋冬用のふだん着、秋冬用のよそゆきと3つに分類し、何を持っているのかひと目でわかるようにしています。

※この記事は『60代からの小さくて自由な暮らし』主婦の友社編(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

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