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「告白するから、家に入れて」夜、突然訪ねてきた同級生。だが、私が追い返したワケ

  • 2026.9.23
「告白するから、家に入れて」夜、突然訪ねてきた同級生。だが、私が追い返したワケ

夜のインターホンに、制服の同級生が映った

もう20年以上前、私がまだ学生だったころの話です。

同じクラスに、休み時間になるとよく話しかけてくる男子がいました。

漫画を貸し借りしたり、くだらない話で笑ったりする友達で、それ以上の関係になったことはありませんでした。

ある日の夜、家のインターホンが鳴りました。画面を見ると、そこに映っていたのは制服姿のその同級生でした。家族はまだ帰っていない時間です。

「え…どうしたの? こんな時間に」

彼は少し黙ったあと、緊張した声で言いました。

「あのさ…告白するから、家に入れて」

思いもしなかった言葉に、私は聞き返してしまいました。

「え?何て?」

「だから……告白するから、家に入れて」

今度ははっきり聞こえました。

友達とはいえ、夜に家へ入れて二人きりになるのは嫌だと思いました。私はドアを開けず、そのままインターホン越しに答えました。

「ごめん。家には入れられないよ」

「でも、今日ちゃんと話したいんだ」

いつもの彼とは違う真剣な声に戸惑いましたが、それでも考えは変わりませんでした。

「話は聞くから、今日は帰って」

「話なら明日聞くよ。学校でちゃんと聞くから、今日は帰って」

「今じゃだめ?」

「うん。今日はだめ」

「少しだけでも?」

「ごめん。でも家には入れられない」

しばらく返事がありませんでした。

画面を見ると、彼はまだその場に立っています。

私はもう一度、できるだけ落ち着いて伝えました。

「無視するつもりじゃないよ。明日ちゃんと聞くから。今日は帰って」

すると彼は少し間を置いて、「……わかった」と答えました。

画面から姿が見えなくなったあと、私はようやく息をつきました。嫌いになったわけではありません。ただ、突然家まで来られたことには、やはり戸惑いが残りました。

翌日の昼休み、学校の中庭で彼と話しました。

「昨日はごめん。急に行ったら困るよな」

「うん。正直、びっくりした」

「……だよな」

彼は気まずそうに笑ってから、改めて気持ちを話してくれました。

最後まで聞いたあと、私は答えました。

「言ってくれたのはうれしい。でも、ごめん。私は友達としてしか見られない」

彼はしばらく黙ってから、小さくうなずきました。

「そっか。わかった。昨日のことも、本当にごめん」

「うん。でも、もう急に家には来ないでね」

「わかった」

それから彼が家に来ることはありませんでした。

何日かはお互い少し気まずかったものの、翌週にはまた漫画の話をするようになりました。

好意を伝えてもらうことと、自分が嫌だと感じることを受け入れることは別です。あの夜、無理にドアを開けず、「今日は帰って」と伝えられてよかったと思っています。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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