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初旅行で飛行機に乗り遅れた友達→帰りの空港で、今度は私が彼女を待ちませんでした

  • 2026.9.22
ハウコレ

初めての2人旅は、行きから別々の飛行機になりました。それでも観光は予定どおり始まり、旅行そのものは楽しかったのです。だからこそ、帰りの空港でまた同じような場面になったとき、私は初めて先に歩きました。

出発ロビーで、私は友達から届いたメッセージを見ていました。

一緒に乗るはずだった飛行機

高校時代からの友達と、初めて2人で旅行することになりました。航空券もホテルも一緒に取り、当日は空港で待ち合わせて、同じ便に乗る予定でした。ところが集合時間を過ぎても、友達は現れません。連絡すると、「空港行く電車、間違えた」と返ってきました。乗る路線を勘違いし、途中まで別の方向へ進んでしまったそうです。「間に合いそう?」と送ると、「かなりギリギリ」と返ってきました。私は出発時刻を何度も確認しながら待ちましたが、結局、友達は予定していた便に乗れませんでした。私は1人で搭乗しました。離陸前、友達から「別の便に変更できた」とメッセージが届きました。私が向かっている空港とは別の空港へ着く便でした。ただ、その空港のほうがホテルには近く、移動時間を含めれば到着時刻はほとんど変わらないようでした。予定が大きく崩れなかったことには安心しました。それでも、初めての2人旅で、最初から別々の飛行機に乗ることになるとは思っていませんでした。

彼女にとっては、もう終わった話でした

ホテルのロビーで合流した友達は、いつもと変わらない様子でした。「こっちの空港、ホテルまでめちゃくちゃ近かった」と笑っています。友達は電車を間違えた経緯や、急いで別の便を探したことを話していました。ただ、同じ便に乗れなかったことについて、改めて何か言われることはありませんでした。彼女にとっては、自分で別の便を確保し、予定していた時刻までにホテルへ着いたことで、もう終わった出来事だったのだと思います。私も、それ以上は言いませんでした。そのあとの観光は、本当に楽しかったです。行きたかった店にも行きました。見たかった景色も見られました。2人で何枚も写真を撮り、ホテルでは遅くまで話しました。友達が、「この空港から来るほうが便利だったかも」と話したときだけ、少し返事に迷いました。私が気にしていたのは、ホテルへの到着時刻ではなかったからです。

帰りの空港でも、行列へ向かいました

最終日、私たちは帰りの空港へ早めに着きました。荷物を預け、保安検査も済ませ、あとは搭乗口へ向かうだけです。搭乗開始の時刻が近づいたころ、友達が限定菓子の店を見つけました。「あれ買いたかったんだよね」店の前には、何人もの列ができています。私は、「もう搭乗始まるよ」と言いました。友達は列を見ながら、「まだ締め切りまで時間あるよ。このくらいならいけそう」と答え、そのまま最後尾へ向かいました。その姿を見たとき、行きの空港のことを思い出しました。あの日も、最後にはホテルへ着けました。今回も、搭乗口へ着きさえすれば問題ないのだと思っているのかもしれません。でも私は、また同じようにぎりぎりまで一緒に待つ気にはなれませんでした。「私は先にゲート行くね」と伝えました。友達は、「うん、あとで行く」と返しました。私は1人で搭乗口へ向かいました。

そして...

搭乗が始まってしばらくしてから、友達が限定菓子の紙袋を抱えて走ってきました。「危なかった」と言いながら、隣の席へ座ります。帰りの飛行機には、予定どおり2人で乗れました。帰宅してから、お互いが撮った写真を送り合いました。「ありがとう」と送り合ったところで、やりとりは終わりました。それから、お互いに一度も連絡を取っていません。写真を見返すと、笑っている私たちが何枚もいます。ただ、行きの空港で1人になったことと、帰りの空港で自分から1人になったことも、同じ旅行の記憶として残っています。あれからどちらも連絡していない理由を、彼女がどう考えているのかは分かりません。私も、今さら確かめようとはしていません。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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