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「夕飯の足しになるかなと思って」夫の帰宅が遅い私に総菜を渡すママ友。私が感じていた違和感とは

  • 2026.9.21
「夕飯の足しになるかなと思って」夫の帰宅が遅い私に総菜を渡すママ友。私が感じていた違和感とは

夫の帰宅時間を気にするママ友

下の子を幼稚園に通わせて、もう3年目になります。夫は仕事柄帰りが遅く、朝の送りもお迎えも、ほとんど私がしています。

同じクラスのママの中に、会うたびに夫の帰宅時間を気にする人がいました。

ある朝も、門の前で顔を合わせると声をかけられました。

「昨日もご主人、帰り遅かったの?」

「うん。昨日はちょっと遅かったかな」

すると、そのママは少し眉を下げて笑いました。

「そっかあ。ご主人、夜遅くまで大変ね。あなたも朝から一人でやってるんでしょ?」

「まあ、いつものことだから大丈夫だよ」

そう答えると、「でも無理しないでね」と言われました。

心配してくれているのだと思います。ただ、「大変そう」と決めつけられているような言い方には、少し引っかかるものがありました。

その日の夕方、お迎えでまた会うと、今度は笑いながらこう言われました。

「朝も言ったけど、ご主人、夜遅くまで大変ね。ほんと、よく一人で回してるよね」

同じ日に二度も言われ、私は曖昧に笑うしかありませんでした。

差し出された総菜のパック

数日後のお迎えで、そのママが紙袋を持って近づいてきました。

「そうだ。これ、よかったら持って帰らない?」

取り出したのは、総菜のパックでした。

「昨日買ったんだけど、余っちゃって。ご主人も遅いし、夕飯の足しになるかなと思って」

悪気があるようには見えません。それでも、「私の家はそんなに大変そうに見えているんだろうか」と、これまで感じていたモヤモヤが一気に込み上げてきました。

私はパックには手を伸ばさず、少し迷ってから口を開きました。

「ありがとう。でも、大丈夫だよ。夫は帰りが遅いけど、それで困ってるわけじゃないんだ」

相手は少し驚いた顔をしました。

「あ、そうなの?私、てっきり大変なのかと思ってた」

「忙しい日はもちろんあるよ。でも、それはどこの家も同じじゃない? うちはうちなりにやってるから」

自分でも少し緊張しましたが、初めてきちんと言えた気がしました。

すると、隣で子どもの靴を履かせていたママが、こちらを見て笑いました。

「家庭によって全然違うもんね。うちも夫が遅い日はあるけど、その日はその日で適当にやってるよ」

その言葉に、私も思わず笑いました。

「そうそう。毎日完璧にやってるわけじゃないよ」

総菜を持っていたママも少し照れたように笑います。

「そっか。私、勝手に心配しすぎてたかも。ごめんね」

「ううん。気にしてくれたのはありがとう」

「じゃあ、これはうちで食べることにする」

そう言って、相手はパックを紙袋へ戻しました。

それ以来、夫の帰宅時間について必要以上に心配されることはなくなりました。

朝、門の前で会えば、「おはよう」「今日も暑いね」と言葉を交わす程度です。

相手は本当に心配してくれていたのだと思います。ただ、善意から出た言葉でも、何度も言われれば負担になることがあります。

あのとき曖昧に笑わず、「うちは大丈夫」と伝えてよかったと思っています。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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