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「心配で、つい話しちゃった」娘の悩みを相談したママ友。だが、別の母親まで知っていた理由に、先生が伝えたこと

  • 2026.9.22

門の前で打ち明けた娘のこと

二十代のころ、私は年中の娘を園に通わせていました。

送り迎えでよく顔を合わせるママ友とは子ども同士も仲がよく、門の前で立ち話をすることもありました。

ある朝、娘のことで少し気になっていることがあり、私はついそのママ友に打ち明けました。

「ごめんね、朝からこんな話して。ちょっと誰かに聞いてほしくて」

「いいよ。ひとりで考えてるとしんどいもんね」

うなずきながら聞いてくれるので、気づけば家での娘の様子まで話していました。

「聞いてもらったら、ちょっと楽になった。ありがとう」

「ううん。また何かあったら話して」

そのときは、本当にありがたいと思っていました。

ところが一週間ほどたったお迎えのとき、普段は挨拶をする程度の別のママから声をかけられました。

「ねえ、この前話してた娘ちゃんの悩み、大丈夫?」

「…え?」

思わず聞き返すと、そのママは心配そうにもう一度言いました。

「この前話してた娘ちゃんの悩み。大丈夫なの?」

「ああ……うん。ありがとう」

そう答えましたが、胸の奥がざわつきました。娘のことを詳しく話したのは、あのママ友だけだったからです。

「広めるつもりじゃなかった」

次の朝、門の前でそのママ友を見つけ、私は声をかけました。

「ちょっといい?」

「うん。どうしたの?」

「昨日、別のお母さんから娘のことを聞かれたの。私、あなたにしか話してなかったから……ちょっとびっくりして」

ママ友の表情が曇りました。

「あ……ごめん」

しばらく黙ったあと、気まずそうに続けました。

「心配になっちゃって。ほかのお母さんなら何か知ってるかなって、つい話しちゃったの。広めるつもりはなかったんだけど…」

「心配してくれたのは分かるよ。でも、娘のことだから。私に言わずにほかの人に話されるのは、やっぱり嫌だった」

「うん……そうだよね。ごめん」

門のそばにいた先生が伝えたこと

そのとき、近くで子どもたちを迎えていた担任の先生が、少し心配そうにこちらへ来ました。

「何かありましたか?」

「娘のことで、ちょっと…」

私がそう答えると、ママ友も「私がほかのお母さんに話してしまって」と説明しました。

先生は責めるような口調ではなく、静かに言いました。

「心配になるお気持ちは分かります。ただ、お子さんのことはご家庭によって受け止め方も違いますから、ほかの保護者の方に話すときは慎重にしたほうがいいですね」

それから私に向き直りました。

「園での様子が気になるときは、いつでも聞いてください。こちらで分かることならお伝えできますから」

「ありがとうございます。私も先生に相談すればよかったです」

ママ友はもう一度、私に頭を下げました。

「本当にごめんね。心配してるつもりで、余計なことしちゃった」

「うん。もうほかの人には話さないでくれたら、それでいいよ」

それ以降、私がほかのママから娘のことを聞かれることはありませんでした。

数日後、私は先生から娘の園での様子を聞きました。

「娘さん、朝は元気ですよ。いつも自分から挨拶してくれるんです」

「そうなんですか?家では朝、全然しゃべらないのに」

私が笑うと、隣にいた娘が少し得意そうに胸を張りました。

それからは、娘について気になることがあれば、まず普段の様子を見てくれている先生に相談するようになりました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた20代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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