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「40代からの投資は遅くない!」お金のプロ・肉乃小路ニクヨさんが推す新NISAとiDeCo

  • 2026.9.20

「40代から投資を始めても、全然遅くありません。45歳女性の場合、平均余命は約42年。インフレが進む今、現金だけで持っているのはむしろリスキー!」そう語るのは、経済愛好家の肉乃小路ニクヨさん。将来のお金への不安を感じつつも、何から手をつければいいか迷っている40代に向けて、少額から始められる「新NISA」と「iDeCo」の基本をわかりやすく指南していただきました。それぞれのメリットや引き出せる時期の違いを知って、自分にぴったりの資産づくりをスタートさせましょう!

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「現金だけはリスキー!」40代から投資を始めるべき理由

「投資は損をしそうだから、貯金が安心」。そう思っていませんか? 急な出費に備える現金は必要。でも、物価が上がれば、同じ金額で買えるものは少なくなります。教育費や老後資金が気になる40代こそ、現金だけを持つリスクにも目を向けたいところです。
以前は1000円で買えたものが1200円になれば、手元の1000円では買えません。貯金額が変わらなくても、物価が上がると、お金の「買う力」は下がるのです。

【新NISA】少額から始められ、必要なときにいつでも売却できる

通常、株式や投資信託の売却益や配当・分配金には20.315%の税金がかかります。NISA口座で得た利益は非課税。受け取った配当や分配金を再投資すれば、利益が新たな利益を生む複利効果も期待できます。

つみたて投資枠は年間120万円、成長投資枠は年間240万円まで利用でき、併用すれば年間最大360万円を投資できます。非課税で保有できる商品の購入額は合計1800万円まで。積立の最低金額は金融機関によって異なり、月100円や1000円から始められるところもあります。

非課税枠の再利用が可能! 使う時期が決まっているお金とは分けて考えて

長期での運用を基本としつつ、必要なときには売却して現金化できます。売却すると、その商品の購入額分の非課税保有限度額が翌年以降に復活し、再び利用できます。ただし、その年の年間投資枠が増えるわけではありません。制度上の枠と再利用の条件は金融庁のNISA解説で確認できます。

【iDeCo】掛金の「全額所得控除」を受けながら老後資金を準備

iDeCo(イデコ)は「個人型確定拠出年金」の愛称。自分で掛金を積み立て、商品を選んで運用しながら、老後資金を準備する制度です。掛金は全額が所得控除の対象となり、運用益も非課税。税負担を抑えながら資産形成ができます。所得控除の手続きは、会社員なら主に年末調整、フリーランスなら確定申告で行います。

原則60歳まで引き出せない点に注意。教育費などとのバランスが鍵に

年齢を重ねて収入が増えた人ほど、所得控除による節税効果を実感しやすくなることも。その意味で、40代からの老後資金づくりにも心強い制度です。ただし、原則として60歳になるまで引き出せず、加入期間によっては受け取り開始がさらに遅くなります。

受け取るときは、一時金なら退職所得控除年金なら公的年金等控除の対象に。会社の退職金も受け取る人は、受け取る時期や方法によって税額が変わる場合があるため、出口まで見据えて選びましょう。iDeCo公式サイト


【教えてくれたのは】

肉乃小路ニクヨさん

経済愛好家、ニューレディー、コラムニスト。慶應義塾大学在学中より女装をスタート。卒業後、金融業界に10年以上勤務しお金のプロとして活躍。著書に『元外資系金融エリートが語る 価値あるお金の増やし方』(KADOKAWA刊)他。YouTubeチャンネルやSNSも人気。


撮影=目黒智子 取材・文=安田晴美 ※GLOW2026年10月号より

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