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「コンパクトカーって狭くない?子どもがいると大変そう」愛車を何度も比べるママ友。しかし、公園でバッグまで見られた私が返した一言

  • 2026.9.21

駐車場で繰り返された車の話

娘が通う保育園のお迎えは、いつも夕方の同じ時間になる。駐車場に車を停めると、隣の区画にはたいてい、同じクラスの母親が乗っている大きな外車が停まっていた。

ある日、娘を車に乗せようとしていると、その人が私の車を見ながら声をかけてきた。

「コンパクトカーって狭くない?子どもがいると大変そう」

少し引っかかったものの、私は笑って答えた。

「そう?うちは二人で乗ることが多いから、そんなに困ってないよ」

チャイルドシートを付けても、娘と二人で乗るぶんには十分だった。

ところが翌週、また駐車場で顔を合わせると、その人は私の車をちらりと見た。

「荷物が多い日は入らなくない?」

「今のところ大丈夫。必要なものは入ってるよ」

そう答えると、今度は娘の習い事の話になった。

「そういえば、まだ習い事はしてないんだっけ?」

「うん。今はまだいいかなって思ってて」

「そうなんだ。うちは早めに始めたよ。あとから慌てるのも大変かなと思って」

家庭によって考え方は違う。それでも、会うたびに自分の選択と比べられているようで、私は少し疲れてしまった。

その夜、洗い物をしながら夫に話した。

「今日もまた『コンパクトカーは狭くて大変そう』って言われた。やめてほしいわ」

「また言われたの?」

夫は少し驚いた顔をした。

「うん。別に困ってないんだけど、何回も言われるとさ…」

「まあ、うちが困ってないならそれでいいんじゃない?」

「そうなんだけどね」

そう返しながらも、お迎えでその人の車を見かけると、また何か言われるのではないかと少し身構えるようになっていた。

公園のベンチで返した一言

土曜の午後、娘を連れて公園へ行くと、その母親と、同じクラスの別の保護者がベンチに座っていた。

娘が近くの砂場へ走っていったので、私も娘の様子が見えるベンチの端に腰を下ろした。

その日持っていたのは、何年も前に自分で選んで買ったバッグだった。

ポケットが多く、水筒も着替えもまとめて入るので、今でもよく使っている。

すると、その母親が私のバッグに目を留めた。

「それ、前のモデルだよね?」

「うん。結構前に買ったやつ」

「へえ、まだ使ってるんだ。物持ちいいね」

悪気があるのかどうかは分からなかった。

ただ、車のことを何度も言われていたせいか、その言葉にも引っかかってしまった。

いつものように笑って流そうとして、やめた。

「うん。でも、これ気に入ってるんだ。使いやすいし」

思っていたことを口にすると、それだけで少し肩の力が抜けた。

すると、隣にいた別の保護者がバッグを見ながら言った。

「それ、確かに使いやすそう。ポケットいっぱいあるね」

「そうなの。水筒も着替えも入るから、子どもと出かけるときは楽だよ」

「それは助かるね。うちも荷物多いから」

その母親は「そっか」と短く返し、それ以上バッグや車について何か言うことはなかった。

それからは、お迎えで会えば普通にあいさつをするものの、無理に話を合わせることはなくなった。

相手の持ち物がどれだけ新しいか、大きいか。それと、自分たちにとって使いやすいかどうかは別の話だ。

駐車場で娘をいつものチャイルドシートに乗せながら、私は以前より気楽な気持ちで自分の車に乗れるようになっていた。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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