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息子の癇癪に「こんなひどい子はいなかった」元教師の母の嘆きに「それは」義母の助言に嫁「救われた」

  • 2026.9.12

これは友人のゆきさん(仮名)から聞いた話です。小学校高学年になった息子の激しい癇癪に悩むゆきさん。元教師の実母から「高学年になってまで、こんなに癇癪がひどい子はいなかった」と言われ……

癇癪の激しい息子

我が家は共働きのため、私の両親に子供たちの夕食などを頼むことがあります。小学校高学年の息子は日頃穏やかな一方、小さい頃からこだわりが強く、家で気に入らないことがあると、癇癪を起こしたように激しく取り乱すことがありました。

両親は定年まで学校の教師をしていましたが、そんな両親でも、息子の癇癪が始まると、ひどく疲れてしまうようでした。

のしかかる元教師の母の一言

ある日、子供たちを連れて実家に帰った時のこと。息子が娘と喧嘩を始め、収拾がつかなくなりました。どうにか落ち着かせようとしていると、母が疲れた様子でポツリと言いました。「今までたくさんの子供を見てきたけど、高学年になってまで、こんなに癇癪がひどい子はいなかったけどね……」

母に悪気があったわけではないと思いますが、「何百人も見てきた元教師」の一言は、私に重くのしかかりました。「母がそう言うなら、やっぱり私の育て方が間違っていたのかな」と思い、どんどん落ち込んでしまいました。

義母の言葉で心が軽く

そんなある日、たまたま義母に会った私は、息子のことや母の言葉を何気なく相談しました。すると義母は、少し考えてこう言ったのです。「お母様がたくさんの子供を見てきたことは立派だと思う。でも、それはあくまでも学校での姿でしょう? 家での姿までは分からないんじゃないかしら」

その言葉を聞いて、私はハッとしました。確かに母は教師として、学校でたくさんの子どもを見てきました。でも、息子が家でどんなふうに感情を爆発させるのか、そのすべてを知っているわけではないのです。

我が子のことを一番近くで見ているのは自分

「母が知らない息子の姿があっても、何もおかしくないんだ」そう思うと、苦しかった心がスッと軽くなり、「この子にはこの子の成長のペースがある」と思えるようになりました。

「我が子のことを一番近くで見ているのは自分」そう思えることが、子育てにおいて大きな心の支えになるのかもしれません。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:小橋美月
マスコミ業界に16年勤務。業界で培った原稿執筆のスキルを活かし、ライター業へ。さまざまな職種、ライフスタイルの人への取材を通じた、「生きたエピソード」が強み。働く女性の葛藤や子育て
、夫婦関係など、実体験に基づいたリアルな物語を届ける。

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