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「つわりは気の持ちよう」「うちの妻は元気だった」無神経な上司に「じゃあ」同僚の反撃に猛省

  • 2026.9.7

友人えみさん(仮名)の実体験です。妊娠中に職場の男性から心無いひと言を言われ、悲しくて何も言い返せませんでした。ところが、その直後、同僚たちが思わぬ方向から反撃してくれたのです。

「つわりって気の持ちよう?」

妊娠中の私は、職場で「今日はつわりがひどくて……」と話していました。すると、吉田さん(仮名・50代男性)が「つわりって気の持ちようじゃないの? うちの奥さんは全然元気だったけど」とひと言。

私は「人によって違うのに……」とモヤモヤしましたが、妊娠経験のない吉田さんに何を言っても分かってもらえない気がして、黙っていました。

吉田さんの「つらさ」は本物?

すると、近くにいた30代の男性同僚が「吉田さん、飲み会の次の日って毎回『昨日飲みすぎて二日酔いでつらい』って言ってますよね」と指摘。吉田さんは「二日酔いは本当にきついんだよ」と苦しそうに説明します。

私はそのやり取りを聞きながら、吉田さんが自分のつらさにはとても敏感なことに気づきました。

まさかの反撃に吉田さん絶句

すると40代の同僚女性が、「じゃあ、それも気の持ちようですね。吉田さんの奥さんは二日酔いにならないかもしれませんけど」と一言。さらに「『二日酔いでつらい』って会社を休んでるときありますよね。気のせいなら、次から休むの禁止ですね」と追撃。

吉田さんは「えっ……」と固まりました。周囲からも「つわりだって人によって症状が違いますよ」と声が上がり、吉田さんは何も言えなくなっていました。

自分がつらいときだけではなく

しばらく黙っていた吉田さんは、「……確かに、自分がつらいときだけ本物扱いしてたな。ごめん」と私に謝ってくれました。私も「わかってもらえてよかったです」と伝え、ホッとしました。

自分が経験したことのないつらさを「気の持ちよう」で片づけるのは禁物です。症状もつらさも人それぞれだからこそ、まずは相手の言葉をそのまま受け止めることが大切だと感じました。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2023年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:橘 りお
大学卒業後、保険会社で営業関係に勤務。その後は、エンタメ業界での就業を経て現在はライターとして活動。保険業界で多くの人と出会った経験、エンタメ業界で触れたユニークな経験などを起点に、現在も当時の人脈からの取材を行いながら職場での人間関係をテーマにコラムを執筆中。

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