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妹と比べて自信を失っていた姉。結婚後は劣等感も消え、幸せそうな笑顔を見せる【お父さんの娘は私だけ】

  • 2026.9.6

最期の時が近づいた夫幹久さんの病室で「お父さんの娘は私だけ、だから遺産だって私とお母さんだけのもの」とこれまで抱えていた不満を口にし始めた亜美さん。弱り切った幹久さんの前で言い争う娘たちを見た純子さんは、まだ2人が仲の良かった幼い頃を思い返します。菜美さんは、駆け落ち同然で家を飛び出した純子さんの姉の娘。母親を亡くしてひとり残された菜美さんを、純子さんと幹久さんは引き取り、亜美さんと分け隔てなく愛情を注いで育てました。その甲斐もあり、菜美さんが本当の家族になるまでに時間はかかりませんでした。2人が中学生になり高校受験の時期を迎えると、勉強が苦手な亜美さんは併願校の女子高へ進学、菜美さんは進学校へ進みます。その後、菜美さんは有名大学へ進学し、卒業後は誰もが知る大手企業に就職。近所でも噂されるほど華々しい道を歩んでいきました。そんな一方で、亜美さんは地元企業に就職。仕事に励みながらも、何かにつけて菜美さんと自分を比べ、モヤモヤした気持ちを抱えていました。それから数年後。そんな亜美さんにも春がやってきます。菜美さんへの劣等感を抱えていた亜美さんも、彼氏の輝明さんと出会ったことで、少しずつ前向きに変わっていったのでした。

娘の結婚報告に家族一同大歓喜!

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誰もが知る有名企業に就職した菜美と、地元企業に就職した自分とを比較して、少し気にしていた時期もあった亜美。だけど、会社の先輩である輝明さんとお付き合いを始めてから、前よりも表情が明るくなった気がします。

それから数年後のこと。なんと、亜美の結婚が決まりました。「プロポーズされちゃった」赤い顔でそう話す亜美に、私は「おめでとう!お付き合いしてる輝明さんよね?」と声をかけます。嬉しい気持ちに変わりはないものの、突然のことに「どうしよ~!」と慌てている亜美。まだまだ先の未来の話だと思っていたけれど、もう結婚だなんて・・・子どもの成長は本当に早いものです。

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亜美の結婚報告に菜美も大喜び。「亜美ちゃんは将来社長夫人になるの?すごい」と笑顔で祝福します。一方、幹久さんは亜美がお嫁に行くのが寂しいようで「亜美に奥様が務まるのか?」と口を尖らせました。とはいえ、社長夫人になるからといって気取った感じではないみたい。あちらのご両親も気さくでいい人のようで、私も安心しました。

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そして月日が流れ、亜美の結婚式の日。ウエディングドレスに身を包んだ亜美は、今までにないほど綺麗で思わず涙がこぼれます。幹久さんも「娘の花嫁姿・・・こんなに心にくるものだとは」と大号泣。菜美は、幸せそうな顔で笑う亜美にうっとりと見とれていました。

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亜美のブーケトスを受け取ったのは、菜美でした。「今度は菜美の番ね」笑顔でそう声をかける亜美。菜美は涙を浮かべながら「ありがとう、亜美ちゃん」と答えました。

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菜美の花嫁姿を想像したのか、幹久さんは滝のように涙を流しながら「菜美、すぐじゃなくて、だいぶ後でもいいからな」とぽつり。そんな幹久さんの姿に、私と菜美は思わず苦笑いしました。・・・いい夫にいい娘たち、このときの私たちは本当に幸せでした。

かねてからお付き合いしていた輝明さんと結婚した亜美さん。菜美さんへの劣等感もいつの間にか消え、今はとても幸せそうですね。

※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ

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