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【取材レポ】くじらとイルカが暮らす海を巡る。シーカヤックと「花游」で満喫する和歌山・太地町の旅

  • 2026.8.28
くじらとイルカが暮らす海を巡る。シーカヤックと「花游」で満喫する和歌山・太地町の旅

忙しい日常から少し離れ、海辺で体を動かし、温泉と美食で心をほどく。そんな「大人のリセット旅」を楽しめるのが、和歌山県・太地町です。

和歌山県・太地町は、熊野灘の美しい海と山々に囲まれ、古くからくじらと深い関わりを育んできた町です。

シーカヤックで海へ漕ぎ出せば、潮風や波音を間近に感じながら、イルカやくじらと出会える森浦湾の自然を全身で楽しめます。

今回、筆者は太地町を訪れ、シーカヤック体験をはじめ、海を望む「花いろどりの宿 花游」での宿泊、南紀の食材を味わう本格フレンチ、天然温泉、太地町立くじらの博物館を取材しました。豊かな自然に身を委ねながら、心も身体もゆっくりと満たされていく太地町の旅を紹介します。

太地駅までのアクセス

筆者は大阪の天王寺駅から出発。JR天王寺駅からJR太地駅までは、特急くろしおを利用して約3時間40分です。車窓に広がる紀伊半島の豊かな自然を眺めながら、のんびりと太地町へ向かいます。

太地町は、古式捕鯨発祥の地として知られる歴史ある町です。熊野灘に面した小さな半島に位置し、美しい海と緑豊かな山々が織りなす景観も魅力。紀伊半島を訪れたら、ぜひ立ち寄りたいエリアのひとつです。

くじらが暮らす海 森浦湾でシーカヤック体験

太地町のアクティビティ施設「くじらの海 シーカヤック」
太地町のアクティビティ施設「くじらの海 シーカヤック」

JR太地駅に到着して、まず向かったのは、シーカヤック体験の集合場所です。

駅からは無料の「太地町営じゅんかんバス」を利用し、「本浦」停留所で下車します。停留所からは徒歩約1分とアクセスも便利です。

シーカヤックの舞台となるのは、熊野の山並みを望む森浦湾。イルカやくじらと出会える森浦湾をカヤックで巡りながら 、太地町の自然を間近に感じられます。

カヤックは1〜4人乗りなので、ひとりでも、家族や友人と一緒でも参加できます。 すべてのコースにインストラクターが同行します。

サンダルはレンタルも可能
サンダルはレンタルも可能

シーカヤックは水しぶきなどで濡れることがあるため、濡れてもよい服装で参加しましょう。

足元は、マリンシューズやスニーカー、かかとを固定できるサンダルで。

適した靴を持っていない場合は、当日お店でサンダルを借りることもできます。

日差しを遮る帽子のほか、タオルや飲み物も必須です。

カヤックは波の影響で多少揺れるため、乗り物酔いしやすい方は、あらかじめ酔い止めを服用しておくと安心です。

体験中に写真を撮りたい方は、防水タイプのスマホケースが便利。首から下げられるタイプなら、水濡れを防げるだけでなく、海に落としてしまう心配も減らせます。

カヤック小屋で受付
カヤック小屋で受付

まずはこちらのカヤック小屋で受付を行い、更衣室で着替えを済ませます。

体格に合ったライフジャケットを着用
体格に合ったライフジャケットを着用

ライフジャケットを着て準備が整ったら、海へ出る前に陸上でカヤックの基本を練習。

インストラクターの方が、パドルの持ち方から漕ぎ方まで、実際に身体を動かしながら丁寧に教えてくれます。

基本操作をしっかり確認してから海へ出られるので、シーカヤックが初めての方でも安心です。

今回体験したのは、約2時間かけてくじらの海を巡る「レギュラーコース」。どんな景色が待っているのか、出発前から期待が膨らみます!

出発します
出発します

いよいよ、パドルを手に海へ。

目の前には、青い海と緑豊かな山々が広がり、出発前から気分が高まります。

この日は天候にも恵まれ、海はとても穏やか。海の上からどんな景色を楽しめるのか、期待を膨らませながら、カヤックへ乗り込みました。

パドルを左右交互に動かし森浦湾をゆっくり進む
パドルを左右交互に動かし森浦湾をゆっくり進む

パドルを水面に対して斜め45度ほどに入れ、前から後ろへ水を押し出すように漕ぐと、カヤックがすーっと前進。左右交互にパドルを動かしながら、ゆっくりと海の上を進んでいきます。

筆者は今回が初めてのシーカヤック体験でしたが、難しい操作はほとんどなく、すぐにコツをつかむことができました。自分で漕いだ分だけカヤックが前へ進んでいく感覚が楽しく、想像以上に快適です。

森浦湾の美しい景色を間近で楽しむ
森浦湾の美しい景色を間近で楽しむ

水面との距離が近く、陸から眺める海とはひと味違った迫力を感じられるのも、この体験の醍醐味。波の音や潮風を全身で感じながら進んでいくと、目の前には青い海と緑豊かな山々が広がります。

海上から見渡す熊野の山並みが壮大で、思わずパドルを止めて眺めたくなるほどの美しさです。

筆者が体験したのは、7月末の真夏。強い日差しが照りつける暑い日でしたが、海へ出ると潮風が心地よく、陸上にいるときよりも涼しく感じました。

海沿いに現れたザトウクジラ親子のモニュメント
海沿いに現れたザトウクジラ親子のモニュメント

インストラクターの方の後ろについて、景色を楽しみながらゆっくりと漕ぎ進みます。しばらくすると、海沿いに大きなザトウクジラの親子のモニュメントが見えてきました。海上から眺めると存在感たっぷりで、太地町らしさを感じられる景色です。

ひと休みした後は、いよいよイルカやくじらが泳ぐエリアへ。

イルカの愛らしい姿を間近で楽しめる
イルカの愛らしい姿を間近で楽しめる

少し待っていると、イルカがこちらに気づいたのか、カヤックのすぐそばまで遊びに来てくれました。

水面からひょこっと顔を出し、すぐそばをゆったりと泳ぐ姿に、思わず心が弾みます。 手が届きそうなほど近くを泳ぐイルカを、同じ海面の高さから眺められるのはシーカヤックならでは。予想以上の距離の近さに、時間を忘れて見入ってしまいました。

餌を待つイルカがカヤックのすぐそばまで大接近
餌を待つイルカがカヤックのすぐそばまで大接近

タイミングよくイルカの餌やりの時間にも遭遇できました。スタッフの方が餌を用意すると、イルカたちが次々と水面へ。カヤックのすぐ目の前まで集まり、顔を出して餌を待つ愛らしい姿を間近で眺められます。

再びパドルを漕いでビーチへ
再びパドルを漕いでビーチへ

イルカやくじらたちとの時間をたっぷり楽しんだ後は、湾の対岸にあるビーチへ向かいます。

海底まで見渡せるほど澄んだ海
海底まで見渡せるほど澄んだ海

対岸のビーチに近づくと、海底の石がくっきり見えるほど澄んだ海が広がっていました。

かわいらしい貝殻との出会いも
かわいらしい貝殻との出会いも

ビーチでは、鮮やかなオレンジ色の貝殻も発見。波打ち際を歩きながら貝殻を探したり、透き通る海を眺めたりと、カヤックを降りてのんびりとした時間を楽しみました。

ひと休みした後は、再びカヤックに乗り込み、出発地点へ戻ります。帰り道も海や山の景色を楽しみながら、ゆっくりとパドルを漕ぎ進めました。

海の上で過ごした特別な時間
海の上で過ごした特別な時間

カヤックをのんびり漕ぎながら森浦湾の風や波を感じ、くじらやイルカと同じ海で過ごすひとときは、慌ただしい日々の感覚が少しずつほどけていくような、贅沢な時間でした。

身体を動かした後の心地よい疲れと、雄大な自然に包まれる開放感も魅力。仕事や家事に追われる日々の合間に、自分自身をリフレッシュさせたい方にもぴったりのアクティビティです。

また、ここではシーカヤックのほかにも、SUPや釣りなどを体験できるそうです。太地町を訪れた際は、美しい海の上で、いつもと違う休日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

花いろどりの宿「花游(かゆう)」へ到着

熊野の自然に囲まれた「花游」
熊野の自然に囲まれた「花游」

シーカヤック体験を楽しんだ後は、無料の太地町営じゅんかんバスに乗り、約3分の場所にある「花いろどりの宿 花游(かゆう)」へ向かいます。

「くじら館」停留所で下車し、徒歩約1分で到着。シーカヤック体験後の移動もスムーズです。

温泉と南紀の美食を楽しめる宿
温泉と南紀の美食を楽しめる宿

花游は、海と山に囲まれた自然豊かなロケーションに佇む温泉宿。

ここからは、海を眺めながら心をほどく客室、南紀の恵みを味わう食事、湯上がりまで心地よく過ごせる温泉など、花游で過ごした時間をご紹介します。

施設名:花いろどりの宿 花游
所在地:〒649-5171 和歌山県東牟婁郡太地町太地2906
電話番号:0735-59-3060
アクセス:電車:JR紀伊勝浦駅より無料送迎バスで約15分
車:紀勢自動車道 すさみ南ICより約60分
チェックイン・チェックアウト:チェックイン15:00/チェックアウト10:00

庭園と海景色に癒やされるフロントロビー

自然光がたっぷり差し込む広々としたロビー
自然光がたっぷり差し込む広々としたロビー

ロビーに入ると、まず目を引くのが大きな窓の向こうに広がる開放的な景色。ガーデンの先には海と山々を望み、館内にいながら熊野の自然を身近に感じられます。

大きな窓からガーデンと海を望む
大きな窓からガーデンと海を望む

窓側には、景色を眺めながら寛げるスペースも。大きな窓の向こうには、四季折々の花々に彩られた庭園と、熊野の山々、美しい海の景色が広がります。

最上階の和洋室スイートルームに宿泊

全室オーシャンビューの客室
全室オーシャンビューの客室

花游には全41室の客室があり、すべてオーシャンビューです。窓の外には熊野の海と山々が広がり、客室でくつろぎながら雄大な景色を楽しめます。

客室のタイプは、角部屋コーナースイート「花蓮」、和室やツインベッドルームを中心としたスタンダードな「海音」、より上質な滞在を楽しめる「花游亭」など、全6タイプから選べます。

ひとり旅や女子旅、家族旅行など、旅の目的に合わせた客室選びができます。

花游亭プレミアム「やひら」
花游亭プレミアム「やひら」

今回、筆者は最上階6階「花游亭プレミアム」の、やひらに宿泊しました。

和室からもベッドルームからも美しい海を望める
和室からもベッドルームからも美しい海を望める

室内は、和室とベッドルームがつながった2間続きの造りで、奥にはセミダブルベッドが2台並んでいます。

海景色をすぐそばに感じながら寛げる
海景色をすぐそばに感じながら寛げる

ベッドで横になりながら海を眺められるのも魅力。朝、目を覚ました瞬間から熊野の雄大な景色を眺められる、旅先ならではの贅沢を味わえました。

窓いっぱいに広がる海景色
窓いっぱいに広がる海景色

窓の外に広がるのは、熊野の海と山々が織りなす雄大な景色。部屋に入った瞬間、思わず窓辺へ引き寄せられるほどの美しさです。

刻々と表情を変える海を眺めながら、何もせずのんびりと過ごす。そんな時間そのものが、特別に感じられました。

2人並んで使える洗面台
2人並んで使える洗面台

客室には、2つの洗面ボウルを備えた洗面スペースがあります。家族やカップル、友人同士で宿泊した際も、2人並んで身支度ができるため、朝の準備もスムーズです。

左側には大きなカウンターが設けられており、化粧品や小物を広げて使えるのもうれしいポイント。メイクやヘアセットもしやすく、快適に身支度を整えられました。

客室でものんびりと湯船に浸かれる
客室でものんびりと湯船に浸かれる

宿には温泉がありますが、客室にも広々とした浴室が備えられています。

客室の窓から眺める美しいサンセット
客室の窓から眺める美しいサンセット

夕暮れ時には、客室の窓から真っ赤に染まるサンセットを眺めることができました。

大きな窓がまるで一枚の絵を切り取る額縁のようで、刻々と表情を変える海と空の美しさに思わず見入ってしまいます。

刻々とオレンジ色に染まる海と空にうっとり
刻々とオレンジ色に染まる海と空にうっとり

夕焼けの鮮やかな色彩が海面に映り込み、息をのむほど幻想的な光景が広がります。

耳を澄ませば波の音や風の気配も。日常から少し距離を置き、ただ自然を感じながら過ごす時間が、心をすっきり整えてくれました。

館内レストランで本格フレンチコースを堪能

レストラン「藍」
レストラン「藍」

夕食は、1階のレストラン「藍(あお)」でいただきます。

落ち着いた空間が広がるレストラン
落ち着いた空間が広がるレストラン

黒潮の海と光が差し込むガーデンをイメージしたレストランで、明るく開放的な雰囲気が印象的です。南紀の食材を取り入れ、フレンチに和の要素を融合させた花游オリジナルの料理を味わえます。

今回いただいたコース
今回いただいたコース

今回いただいたのは、伊勢海老をプラスした季節のフレンチ。

伊勢海老と那智勝浦のまぐろ、地元ブランドの熊野牛、フォアグラなど海と大地の恵みを味わう贅沢なコースです。

メバチ鮪の旨みと桃の甘みを、大葉の香りとともに
メバチ鮪の旨みと桃の甘みを、大葉の香りとともに

ディナーの幕開けを飾る前菜は、那智勝浦漁港で水揚げされたメバチ鮪と桃のマリネ、大葉ソース。

那智勝浦漁港は、延縄漁法による生鮮まぐろの水揚げ日本一を誇る漁港です。水揚げされるまぐろは一度も冷凍されていない「生まぐろ」で、新鮮な味わいを楽しめます。

口に運ぶと、メバチ鮪はもっちりとした食感で、噛むほどにやさしい甘みが広がります。

そこに桃のみずみずしい甘さが重なり、大葉の爽やかな香りがアクセントに。まぐろと桃という意外な組み合わせながら、互いの魅力が引き立つ一皿でした。

地元・和歌山の鹿肉を使った、趣向を凝らした一皿
地元・和歌山の鹿肉を使った、趣向を凝らした一皿

もうひとつの前菜は、和歌山県古座川町の鹿肉を使った一皿です。鹿肉の中にはフォアグラのパテが包み込まれており、鹿肉の力強い旨みにフォアグラの濃厚なコクが重なります。

ミョウガとピクルスの爽やかな風味が、後味を軽やかにまとめます。鹿肉とフォアグラという重厚感のある組み合わせを、すっきりと楽しめる仕立てが印象的でした。

香ばしい白身魚と、ほろりとほどける伊勢海老に舌鼓
香ばしい白身魚と、ほろりとほどける伊勢海老に舌鼓

魚料理は、那智勝浦漁港で水揚げされた白身魚と伊勢海老のポワレ。ソースはあさりの出汁をベースに、バジルやにんにくを加えて仕上げられています。

白身魚は表面がパリッと焼き上げられ、香ばしさとふっくらとした身の食感を楽しめます。クリーミーなバジルソースとも相性抜群で、まろやかな風味が白身魚のやさしい味わいによく合います。

そして、ひときわ印象に残ったのが伊勢海老。

海老味噌の濃厚な香りがふわりと立ち上がり、口に運ぶ前から食欲をそそられます。ひと口頬張ると、身は驚くほどやわらかく、ほろりとほどける食感。伊勢海老そのものの甘みと旨みに、海老味噌の深いコクが重なり、余韻まで楽しめる満足感のある一皿でした。

美しいロゼ色に仕上げた熊野牛
美しいロゼ色に仕上げた熊野牛

肉料理は、和歌山県産の熊野牛ランプ肉のロティ。焼きとうもろこしと燻製したじゃがいもが添えられています。

美しいロゼ色に火入れされた熊野牛は、ほどよい弾力があり、噛むほどに肉の旨みが広がる食べ応えのある味わい。濃厚な赤ワインの風味に、レモンソースの爽やかな酸味が重なり、後味は驚くほど軽やかです。

南国フルーツの爽やかな酸味が広がる
南国フルーツの爽やかな酸味が広がる

締めくくりのデザートは、マンゴーとヨーグルト、パッションフルーツを組み合わせた、夏らしさあふれる一皿。

ひんやりとしたマンゴーソルベは、シャリッと軽やかな口当たり。まろやかなヨーグルトムースに、パッションフルーツの種のコリッとした食感と爽やかな酸味が重なり、一度にさまざまな味わいと食感を楽しめました。

レストラン「藍(あお)」では、素材のおいしさを引き出すため、仕込みから提供まで一つひとつの工程を大切にしているそうです。料理に合わせてお皿の温度まで調整するなど、細部まで行き届いた心配りも印象的でした。

美しい料理をゆっくり味わう時間まで含めて、心満たされる贅沢なディナーとなりました。

夕食後はイルミネーションを見にガーデンへ

ロマンチックな夜のガーデン
ロマンチックな夜のガーデン

夕食後はガーデンエリアのイルミネーションへ。昼間とは雰囲気が一変し、無数の小さな光が夜のガーデンを幻想的に彩ります。

中に入って楽しめるドーム型イルミネーション
中に入って楽しめるドーム型イルミネーション

ドーム型のイルミネーションは、外から眺めるだけでなく中に入ることもできます。光に包まれるドームは、記念撮影にもぴったり。

360度きらめく光に包まれる
360度きらめく光に包まれる

ドームの中へ足を踏み入れると、頭上から周囲まで無数の光に包まれ、まるで光の世界に迷い込んだよう。イルミネーション設置エリアは、愛犬と一緒に歩くこともできるそうです。

ハートオブジェの裏にキューブを発見
ハートオブジェの裏にキューブを発見

さらに、取材時は、宿泊者を対象とした「ガーデン宝探し」も開催されていました。 夜のガーデンに隠された光るキューブを探し出してバーカウンターへ持っていくと、キューブ1個につき光るドリンクを1杯もらえます。

夜ならではのフォトジェニックな一枚が撮れる
夜ならではのフォトジェニックな一枚が撮れる

ドリンクはアルコールとノンアルコールから選択できます。開催時間は19時から21時までで、雨天時は中止となる場合があります。

暗闇の中で小さく光るキューブを探して歩く時間は、ちょっとした宝探し気分。イルミネーションを眺めるだけでなく、夜のガーデンを散策しながら参加できる体験型イベントとして楽しめました。

海を望む天然温泉でリラックス

花游では、1階の露天風呂と2階の大浴場の2ヵ所で天然温泉を楽しめます。

熊野の自然に包まれて身体を休める
熊野の自然に包まれて身体を休める

開放感たっぷりの露天風呂「岬波の湯(さきなみのゆ)」からは、海を望めます。

岩造りの湯船に身を沈めると、心地よい海風とほのかな潮の香りに包まれます。静かな波音を聞き、夜風を感じながら過ごしていると、日常の疲れも忘れてしまうほど、穏やかな気分になれました。

なめらかな湯ざわりを楽しめる天然温泉の大浴場
なめらかな湯ざわりを楽しめる天然温泉の大浴場

こちらは、2階にある大浴場「暖海の湯(だんかいのゆ)」。なめらかな湯ざわりが特徴で、湯船に身体を預けると、じんわりと温かさに包まれます。

湯上がりのヘアケアも快適に
湯上がりのヘアケアも快適に

2階大浴場の女性脱衣所にはダイソンのドライヤーがありました。旅先でもヘアケアに妥協したくない方には、ちょっと気分が上がる設備です。

入浴後の美容タイムも充実
入浴後の美容タイムも充実

さらに、女性用脱衣所にはパナソニックのスチーマー美顔器も。湯上がりの時間まで快適に過ごせる設備が整っています。

ピアノの生演奏とともに楽しむ優雅な朝食

朝からうれしい彩り豊かな洋食メニュー
朝からうれしい彩り豊かな洋食メニュー

夕食と同じく、朝食も1階のレストランでいただきます。

朝食には、地元の食材を取り入れた彩り豊かな洋食メニューが並びます。新鮮な野菜サラダをはじめ、自家製ブランマンジェ、焼きたてのクロワッサン、手作りのフルーツジュレなど、朝からさまざまな味わいを楽しめます。

シェフが焼き上げる、ふわふわ食感のオムレツ
シェフが焼き上げる、ふわふわ食感のオムレツ

なかでも印象的だったのが、シェフが目の前で焼き上げるできたてのオムレツ。ふんわりとした食感を、温かいうちに味わえます。オムレツは受付順に提供されるため、混雑している日は早めにお願いしておくのがおすすめです。

ピアノの生演奏を聴きながら過ごす、贅沢なモーニングタイム
ピアノの生演奏を聴きながら過ごす、贅沢なモーニングタイム

朝食の時間帯には、1階ロビーで専属ピアニストによる生演奏も。美しいピアノの音色に耳を傾けながら朝食を味わう時間は、いつもの朝とはひと味違う優雅なひとときです。演奏曲のリクエストにも応えてもらえるそうで、旅の朝をより思い出深く彩ってくれます。

ガーデンとプール周辺を散策

花々に彩られた広大なガーデンを散策
花々に彩られた広大なガーデンを散策

花游には、花々に彩られた約4,500平方メートルの広大なガーデンがあります。海を眺めながら庭園をゆっくりと散策しました。

園内には季節の花々や緑が広がり、その向こうには雄大な山並みと海の景色が広がります。心地よい海風を感じながら歩いていると、時間の流れまでゆるやかに感じられました。

緑に囲まれたブランコでのんびり
緑に囲まれたブランコでのんびり

園内にはブランコも。大人は景色を眺めながらくつろぎ、子どもは遊びながら過ごせるので、家族みんなで思い思いの時間を楽しめますね。

開放感たっぷりのガーデンプール
開放感たっぷりのガーデンプール

夏季には、2種類の屋外プールも楽しめます。長さ25m、幅10mの大きなプールに加え、小さな子ども向けの浅いプールも用意されているため、家族旅行でも楽しみやすいのが魅力です。

【周辺施設】花游から徒歩で行ける「太地町立くじらの博物館」

太地町立くじらの博物館
太地町立くじらの博物館

「花いろどりの宿 花游」から徒歩約2分の場所には、くじらやイルカと出会える「太地町立くじらの博物館」があります。

太地町は、400年以上くじらと深い関わりを持ち続けてきた長い歴史があります。

館内では、セミクジラやシャチの実物全身骨格標本、伝統的な捕鯨を再現したジオラマなどを見学でき、くじらの生態や捕鯨の歴史を学ぶことができます。

屋外ではクジラやイルカのショーをはじめ、「餌あげ体験」や「イルカにタッチ」などのふれあいイベントも楽しめます。花游から歩いてアクセスできるため、チェックアウト後の観光にもおすすめ。

施設名:太地町立くじらの博物館
営業時間:8:30~17:00(年中無休)
料金:
おとな(高校生以上):1800円
小中学生:900円
幼児(同伴のみ):無料
70歳以上:1700円
備考:ショーやイベントは変更・中止の場合あり

餌あげ体験

手軽にクジラたちとのふれあいを楽しめる
手軽にクジラたちとのふれあいを楽しめる

餌あげ体験では、バケツに入った魚をイルカやくじらに直接あげることができます。

大きく口を開けて餌を待つイルカたち
大きく口を開けて餌を待つイルカたち

餌を手にいけすに近づくと、すぐに2頭のイルカがそばまで寄ってきてくれました。大きく口を開けて餌を待つ姿がなんとも愛らしく、表情までじっくりと観察できます。

普段はなかなか見ることのできないイルカやくじらの姿を、至近距離で観察できる貴重な体験となりました。

海洋水族館(マリナリュウム)

海洋水族館(マリナリュウム)入口
海洋水族館(マリナリュウム)入口

海洋水族館(マリナリュウム)では、小型のイルカや太地周辺の魚類、甲殻類、クラゲなどが飼育展示されています。

頭上をイルカが泳ぐ迫力満点のトンネル水槽
頭上をイルカが泳ぐ迫力満点のトンネル水槽

大きなトンネル水槽では、頭上や左右をイルカたちが悠々と泳ぎ、まるで自分も海の中にいるような感覚に。

大水槽を悠々と泳ぐ珍しいアルビノのバンドウイルカ
大水槽を悠々と泳ぐ珍しいアルビノのバンドウイルカ

珍しいアルビノのバンドウイルカにも会えました。白い体が水中でひときわ目を引き、ゆったりと泳ぐ姿はとても幻想的です。

まとめ:くじらとイルカが暮らす海で、心を満たす休日を

太地の自然に癒やされるひとときを
太地の自然に癒やされるひとときを

和歌山県・太地町では、シーカヤックや温泉、美食、くじらやイルカとの出会いなど、熊野灘の豊かな自然を感じる多彩な体験を楽しめます。

「花いろどりの宿 花游」では、海を望む客室や南紀の食材を生かしたフレンチ、波音を聞きながら楽しむ温泉など、ゆったりとした時間を満喫できました。

海風を感じ、身体を動かし、おいしいものを味わう太地町の旅は、忙しい日常を忘れて気分をリフレッシュさせてくれます。

次の休日は、くじらとイルカに出会える海辺の町で、心ほどける時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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