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「老人ホームの方がマシ」嫁をいびり続けた義母が入居前「家がいい」大騒ぎ。黙らせた『職員の一言』

  • 2026.8.22

親が歳をとると、多くの人が突き当たる介護問題。これは私の親戚、徹子さん(仮名)から聞いたエピソードです。会うたびに文句を言ってくる義母。入居できる施設を探し、ようやく見つかったとと思いきや……?

会うたびに文句を言う義母

私は子供が独立し、今は夫と2人暮らしをしています。ようやく悠々自適な生活を送れると思っていたところ、最近は新たな問題が出てきました。

その要因は近所に住む80代の姑。これまでは程よい距離感で何とかうまくやってきましたが、歳をとったこともあってか、会うたびに「ご飯を作るのが面倒」「老人ホームにいったほうがまし」と言ってくるようになりました。

私も子供が家にいたときは助けてもらった恩もあるので、数年前からは姑に週2〜3回はおかずを届けるようにしていました。しかしそれはそれで「この前のは味が濃かった」「きょうは少ない」と文句ばかり言うのです。私は日に日に疲弊していきました。

施設を探すことに

そこで夫と話し合い、高齢者施設を探すことにしました。私の近所は高齢化が進み、入れる施設を見つけるのも一苦労と聞いていたのですが、何とかタイミングよく、地域でも条件がいい人気の施設に空きが見つかったのです。

義母にも伝えたところ、「これで料理しなくて済む」と言っていたので、そのまま入居手続きをしました。

義母の文句に職員が一言

ところが、いざ入居前の見学に行った時のこと。姑は案内をしてくれる施設の人に対し、「家がよかったのに。嫁が勝手に私を施設に入れようとしている」と私への文句を言い出したのです。

すると施設の職員さんが義母に向かって「お母さん、ここの施設、入りたくても入れない人が多いのよ。お嫁さん一生懸命調べてくれたんだから感謝しなくちゃ」と言いました。

周りの目もあって、黙り込む姑。それから帰宅までは文句をほとんど言いませんでした。

程よい距離感で負担が減った

私には文句ばかりだった姑だったので、その様子を見て少し拍子抜けしました。姑も私には何を言ってもいいと思っていたのかもしれません。施設に入ってから義母と顔を合わせるのは、週末に必要なものを持っていく時くらいになりました。

家族であってもその時々でちょうどいい距離感というのは違います。私もこれまでは姑の言うこと全てに応えようとしていましたが、プロの力を借りてほどよい距離を保つことで、負担がずいぶんと減ったのでした。

【体験者:50代・女性会社員、回答時期:2019年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:小橋美月
マスコミ業界に16年勤務。業界で培った原稿執筆のスキルを活かし、ライター業へ。さまざまな職種、ライフスタイルの人への取材を通じた、「生きたエピソード」が強み。働く女性の葛藤や子育て、夫婦関係など、実体験に基づいたリアルな物語を届ける。

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