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7回目のデートで和食店へ→37歳女性「結婚したら…」続けて放たれた“予想外の一言”に、40歳男性「モヤッとしました…」

  • 2026.9.28
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

婚活では、貯蓄額や毎月の生活費について話すことがあっても、生命保険まで確認する機会は多くありません。

ただ、結婚後は病気や万が一の出来事が起きた際、本人だけではなく配偶者の生活にも影響が及びます。

今回取り上げるのは、お金に関する大きな不安がなかった二人です。家計について具体的に話し始めたところ、女性が何気なく口にした「今の生命保険は見直してほしい」という一言から、二人が考える“備え”の範囲に違いが見えてきました。

貯蓄も収入も問題なく、家計の話は順調に進んでいた

40歳のAさんは年収約700万円の会社員で、37歳の女性と約3か月で7回デートを重ねたあと、真剣交際へ進みました。

Aさんには一定の貯蓄があり、高額な買い物を頻繁にするタイプでもありません。

女性も仕事を続ける予定で、結婚後は共働きを想定しています。
二人はこれまで、家賃をどの程度にするか、生活費をどう分担するかといった話を少しずつ進めていました。

女性はAさんに対して、金銭面で大きな不安を感じていなかったそうです。

Aさん自身も、「お金の感覚についてはかなり近い」と考えていました。

真剣交際へ進んだあとも関係は順調で、次第に毎月の固定費や将来の貯蓄など、より具体的な話題が増えていきます。

そんな中、真剣交際後4回目のデートで、これまで話題になっていなかった生命保険の話が出ました。

「今の生命保険も見直してほしい」で男性が身構えた

その日は、落ち着いた和食店で結婚後の家計について話していました。通信費や住居費などを確認している途中で、女性がAさんへ聞きます。

「結婚したら、今入ってる生命保険も一回見直してほしい」

Aさんは少し驚き、「なんで?」と返しました。

女性は、「家族になるなら、何かあったときに困らないようにちゃんとしておきたいから」と説明します。

Aさんも生命保険には加入していました。
ただ、加入したのは数年前で、死亡保障がいくらあるのか、どんな特約が付いているのかまでは細かく覚えていません。

「今まで困ってないし、そのままでいいと思ってた」とAさんが話すと、女性から「結婚するなら、自分だけの問題じゃなくなるよ」と返されました。

その言葉にAさんはモヤッとしました。

保険の内容を確認しようという提案ではなく、「今の契約では足りないから変更してほしい」と言われたように感じたのです。

女性が求めていたのは“変更”よりも“中身の確認”だった

Aさんは、その場ですぐに保険を変えることには抵抗がありました。
これまで自分で保険料を払い続け、特に問題なく生活してきたからです。

さらに、まだ入籍前にもかかわらず、自分名義の契約について変更を求められることにも違和感がありました。

Aさんには、「結婚したら保険だけではなく、ほかの支出についても細かく管理されるのでは」という不安も出てきたそうです。

一方、女性の意図は少し違いました。
女性自身も生命保険へ加入しており、Aさんだけに保障を増やしてほしいと思っていたわけではありません。

結婚後にどちらかに万が一のことが起きた場合、残された側が生活費や住居費を一人で負担する可能性があります。

そのため、まずお互いの保障内容を把握したかったのです。
女性が言う「見直す」は、必ず契約を変えるという意味ではありませんでした。

現在の内容で十分ならそのままでもよく、不足があるなら初めて検討するという考えだったのです。

Aさんはそこまで聞いて、「最初から保険を増やせと言われているわけではなかった」と理解しました。

二人分の保障内容と保険料を一度並べてみることにした

二人はその場で、新しい保険へ加入する話までは進めませんでした。
まず行ったのは、現在どのような保障を持っているのか確認することです。

Aさんは自宅にある保険証券や契約内容を見直し、死亡保障や医療保障、毎月の保険料を確認することにしました。

女性も自分の契約内容を整理し、次に会うときに共有することにします。
そのうえで、「何かあったときに、どのくらいのお金が必要なのか」を考える方向になりました。

たとえば、どちらかの収入がなくなった場合、住居費を一人で支払えるのか。

結婚後に住宅を購入した場合はどうなるのか。
将来子どもができれば、必要になる保障も変わる可能性があります。

こうして考えると、「現在の保険を変えるかどうか」よりも先に確認すべきことが多いと分かりました。
Aさんも、「何となく入ったままにするより、中身は知っておいたほうがいい」と考えるようになります。

女性も、保障を増やすことを前提にせず、まず現状を確認するだけでよいと伝えました。

二人は、現在の契約内容と今後の生活設計を見比べたうえで、本当に変更が必要な部分だけを考えることにしました。

生命保険は“多ければ安心”ではなく、何に備えるかを考える

結婚をきっかけに生命保険を見直す場合、保障を増やすことだけが正解ではありません。独身時代に加入した内容でも、結婚後の生活に十分合っている場合があります。

反対に、現在の保障では家族の生活費を補えない可能性があれば、見直しを検討する余地もあるでしょう。

まず確認したいのは、「いくらの保険に入るか」ではなく、何に備えたいのかです。死亡時の生活費なのか、病気や入院による収入減なのか。

夫婦それぞれに収入がある場合と、一方の収入への依存度が高い場合でも必要な備えは変わります。
また、加入している本人が保障内容を把握していないケースもあります。

婚活中に相手の契約へ口を出す必要はありませんが、結婚後の生活に関わる段階になれば、「今どんな保障があるのか」を共有する意味はあります。

そのうえで現在の内容で十分なら、無理に変更する必要はありません。保険は、不安だから増やすものでも、結婚したから必ず変えるものでもないでしょう。二人の生活にどんなリスクがあり、どこまで自分たちの貯蓄で対応できるのかを確認したうえで、必要な備えを考えることが大切です。


※掲載しているエピソードは、プライバシー保護のため一部設定・状況を変更して再構成しています。

執筆:望月椏栖華
婚活アドバイザー・恋愛コンサルタント。結婚相談所での会員サポートや、お見合い・仮交際・真剣交際に関する相談対応を経験。婚活中の男女に向けて、交際の進め方やコミュニケーションに関するアドバイスを行っている。

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