1. トップ
  2. 恋愛
  3. 34歳女性「今日はもう帰ります」6回目のデートで怒って帰宅→原因となった、36歳男性が放っていた“何気ない一言”とは?

34歳女性「今日はもう帰ります」6回目のデートで怒って帰宅→原因となった、36歳男性が放っていた“何気ない一言”とは?

  • 2026.9.26
undefined
出典元:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。婚活アドバイザー・恋愛コンサルタントの望月椏栖華です。

婚活では、結婚後も共働きを続けるかどうかについて話す機会があります。ただ、「共働きでいこう」という認識が一致していても、将来の育児を誰がどこまで担うのかまでは具体的に話していないこともあります。

今回取り上げるのは、共働きについては意見が合っていた二人です。
ところが、将来の保育園の送迎について話が及んだ瞬間、女性はそれまで抱いていた男性への印象を見直すことになりました。

共働きについては、最初から意見が一致していた

36歳のAさんと34歳の女性は、6回のデートを重ねる中で順調に関係を深めていました。
二人とも結婚後も現在の仕事を続けたいと考えており、共働きになることについて異論はありません。

Aさんは会社員で、通勤時間は片道約1時間。
一方、女性の職場は、二人が新居候補として考えていたエリアから電車で30分ほどの場所にありました。

これまでのデートでも、家事や仕事について何度か話しています。
Aさんは「どちらか一人が全部やるのは大変だと思う」と口にしており、女性もその考えに安心していたそうです。

5回目のデートでは、結婚後の生活費についても具体的な話ができていました。

女性はAさんに対して、「共働きへの理解がある人」という印象を持つようになり、真剣交際についても前向きに考え始めます。

6回目のデートを迎えた時点では、女性側にも大きな懸念はありませんでした。

イタリアンレストランで出た「送り迎えはお願いしたい」

6回目のデートでは、二人で駅近くのイタリアンレストランを訪れました。
食事をしながら話題は結婚後の一日の流れへ移り、やがて将来子どもができた場合の生活についても話すことになります。

そのとき、Aさんが何気なく口にしました。

「子どもができたら、保育園とかの送り迎えはお願いしたいかな」

女性は少し間を置いて、「朝も夕方も?」と確認します。
Aさんの答えは、「自分は通勤時間が長いし、君の職場のほうが近いから、そのほうが効率いいと思う」でした。

Aさんとしては、女性へ育児を任せたいつもりはありません。

現在の勤務条件だけを見れば、女性が送迎を担当したほうが移動時間は短く、家族全体として動きやすいと考えただけでした。

しかし女性が気になったのは、「効率」という言葉よりも、その前にすでに自分が担当者として置かれていたことです。

「私もフルタイムで働く前提なのに、そこは最初から私なんだ」女性がそう返すと、静かに自分の分のお札をお会計のトレイの上に置き、「ごめんなさい、今日はもう帰ります」と怒りを滲ませた声で言い残すと、振り返ることもなく足早に店を出て行ってしまいました。

女性が想像したのは、送迎以外の育児まで偏る生活だった

女性は、保育園の送迎を絶対にしたくないわけではありません。
実際に職場が近いのであれば、自分が送り迎えを担当する日のほうが多くなることもあり得ると考えていました。

それでも、その日の帰宅後までAさんの言葉が残ったといいます。

女性が考えたのは、その先でした。

保育園から急な呼び出しがあった場合も、「職場が近いから」と自分が行くことになるのか。
平日の行事や通院についても、同じ理由で女性が担当するのではないか。

一つひとつは合理的でも、それが積み重なれば、共働きをしながら育児の主担当だけが自分になる可能性があります。

女性にとって引っかかったのは、送迎の負担そのものより、「二人で考える前に、自分の役割が決まっていたように見えたこと」でした。

一方のAさんにも事情があります。
朝は出勤時間が早く、帰宅も女性より遅くなりやすいため、現状では毎日の送迎を担当するのは難しいと感じていました。

「できないからお願いしたい」のではなく、「現実的な方法を考えた」というのがAさんの認識です。

ただ、女性から「あなたができる日を考える前に、私がやる前提になっていたのが気になった」と言われ、Aさんも自分の話し方を振り返ることになりました。

真剣交際の返事を急がず、二人で一週間を想定した

女性はAさんを嫌いになったわけではありません。
むしろ、結婚を具体的に考えるからこそ、育児への考え方をもう少し確認してから判断したいと思ったのです。

次に二人が会った際には、「送迎をどちらが担当するか」だけを話すのではなく、仮に子どもが保育園へ通っているとしたら、平日をどう回すのかを一緒に考えました。

Aさんは朝早く出勤する日が多いものの、週に1〜2日は比較的早く帰れる可能性があります。
女性にも繁忙期があり、毎日決まった時間に退勤できるわけではありません。

そこで、朝は女性が担当する日が多くなったとしても、Aさんが早く帰れる日は迎えを担当する案が出ました。

また、子どもの体調不良や行事については、職場との調整がしやすいほうが対応し、一方に固定しないことも確認しています。
Aさんは、「勤務地だけで考えていたけど、育児全体で見たらそれだけじゃ足りないね」と話しました。

女性も、Aさんが育児を女性任せにしたいと考えていたわけではないことが分かり、当初の不安は少し和らぎます。

二人はその場で役割を細かく固定せず、今後の勤務状況が変われば、その都度分担を見直す前提を持つことにしました。

共働きの確認だけで、育児分担まで一致しているとは限らない

婚活中に「結婚後も仕事を続けたい」と伝え、お互いが賛成していても、それだけで将来の生活像まで一致しているとは限りません。
特に育児は、送迎、急な呼び出し、通院、行事など、細かな対応が継続して発生します。

そのため、「職場が近いから」「帰宅が早いから」という理由だけで担当を決めると、気づかないうちに一方へ役割が集中することがあります。

もちろん、毎日完全に半分ずつ分担する必要はありません。
勤務時間や通勤距離を考えれば、どちらかが多く担当したほうが現実的な場面もあるでしょう。

ただし、「効率がいいからあなたが担当する」と最初から決めるのと、「二人の条件を見た結果、この形が続けやすそう」と話し合って決めるのでは意味が違います。

まだ子どもがいない段階で、将来の育児を細部まで決めることはできません。

それでも、自分ができることを考える前に相手へ任せるのか、それとも状況に応じて二人で調整するつもりなのかは、婚活中でも確認できます。

共働きを希望するなら、「二人とも働く」という部分だけで終わらせず、生活の中で発生する役割をどう分けたいのかまで話しておくことが大切です。


※掲載しているエピソードは、プライバシー保護のため一部設定・状況を変更して再構成しています。

執筆:望月椏栖華
婚活アドバイザー・恋愛コンサルタント。結婚相談所での会員サポートや、お見合い・仮交際・真剣交際に関する相談対応を経験。婚活中の男女に向けて、交際の進め方やコミュニケーションに関するアドバイスを行っている。

の記事をもっとみる

注目コンテンツ