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救急搬送された義母「孫に会いたい…」私「子どもはいませんよ?」→なぜか青ざめる夫…病室が修羅場に

  • 2026.8.14

ひとり旅好きの私たち夫婦は、旅行先で出会い、意気投合して結婚しました。子宝には恵まれませんでしたが、結婚して10年経った今もお互いの趣味である「ひとり旅」を尊重し合い、夫婦2人で穏やかな日々を過ごしていました。

救急搬送された義母

結婚当初は義母と同居しており、毎日のように「孫の顔が見たい」とプレッシャーをかけられていました。私たちは5年ほど不妊治療を続けましたが、心身の疲労が重なっていたころ、夫から「もう無理しなくていいよ。2人で生きていこう」と提案され、治療を断念したのです。

そのころ、同時に夫が義母を説得してくれたようで、ピタリと孫の催促はなくなりました。その後、義母とは同居を解消し、近距離で別々に暮らすことになりました。

そんなある日、義母が自宅で倒れ、病院に救急搬送されました。一命を取り留めましたが、数日間は意識がはっきりしない状態でした。孫を望む言葉に苦しめられた相手とはいえ、ベッドでぐったりしている姿を見るのはショックでした。

数日後、面会に行くと、この日は少し意識がはっきりしており、義母はぼんやりと天井を見つめていました。すると突然、聞いたことのない名前を口にしたのです。

「◯◯ちゃんに、会いたい。孫に会いたい……」

その瞬間、横にいた夫が「えっ、いや、何言ってるんだ? ちょっとよくわからないなー。母さん、きっと頭が混乱してるんだよ」と、異常なほど焦り始めました。

義母の言葉が引っかかった私は、「お義母さん、私たちには子どもはいませんよ?」と冷静に返しました。すると夫の顔からさっと血の気が引き、急に大きな声で「母さん! もう休んで!」と話を遮ったのです。義母はハッとした表情を見せ、それ以降は黙ってしまいました。

夫が不自然に取り繕うワケ

まだ意識がはっきりしない状態とはいえ、はっきりと口にした名前と「孫に会いたい」という言葉。そして、異常なまでに動揺し、不自然に取り繕う夫の態度。私は直感的に「何か隠している」と確信しました。

義母の入院が長引く中、私は夫の行動を振り返りました。夫は不妊治療をやめたころから、趣味の「ひとり旅」に出かける頻度が増えていました。私は迷った末に、探偵事務所へ夫の素行調査を依頼しました。

それから約3週間後、探偵から受け取った報告書を見てがくぜんとしました。報告書には、夫が特定の女性宅へ頻繁に出入りし、その女性と幼い子どもと家族同然に過ごす姿が記録されていました。子どもの名前は、義母が口にした◯◯ちゃん。年齢は4歳でした。

子どもの年齢から逆算すると、不倫相手が妊娠した時期は、私たちが不妊治療をやめたころと重なります。義母が孫の催促をやめたのも、きっと……夫から不倫相手の妊娠を知らされたからで、子どもが生まれた後は、義母にも会わせていたのでしょう。

私がつらい治療に耐え、義母からのプレッシャーに苦しんでいた裏で、夫は別の家庭を築き、義母もそれを受け入れていた……? やさしさだと思っていた夫の提案も、義母の態度が軟化したことも、すべてはうそと裏切りの結果だったのではないか――。そう考えざるを得ませんでした。

修羅場と化した病室

退院のめどが立ったころ、義母は大部屋から個室に移り、看護師や私のサポートを受けながら、自分でできることは自分でおこない、日常生活に戻る準備を始めました。そのころ、医師からは「退院後はご家族のサポートが必要です」と告げられました。夫は当然のように「うちで同居して、君が面倒を見てくれるよな」と言いました。

私は、義母の退院に向けた話し合いに、私の両親にも同席してもらうことにしました。病室には、すっかり会話ができるまで回復した義母と夫、そして私の両親がそろいました。和やかな雰囲気の中、私は静かに探偵の報告書を取り出しました。

「お義母さんが会いたがっていたお孫さんのこと、調べましたよ」

私が事実と証拠を淡々と突きつけると、夫は顔面蒼白になり、義母は気まずそうに目をそらしました。問い詰めると、夫は観念し、報告書の子が自分の子どもで現在4歳であること、不妊治療をやめようと提案したころに相手の妊娠がわかったことを認めました。義母も、妊娠を知っていたことと、孫に会っていたことを認めました。

私の両親は驚きつつも、事態を把握すると、母は静かに涙を流し、父は怒りをにじませていました。

「うちの娘を何だと思っているんだ……」
父の怒気を含んだ低い声に、夫は何も言い返せません。周囲の病室に響かないよう声を抑えていましたが、病室は重苦しい修羅場と化しました。私は離婚を宣言し、夫と不倫相手に慰謝料を請求。義母は「ごめんなさい、私が悪かったわ。許して」と泣きつきましたが、何年も息子の不倫と隠し子を黙認していた人を許すことはできませんでした。

その後、弁護士を通して協議し、離婚が成立しました。夫は「慰謝料を払う余裕がない」と泣きついてきましたが、慰謝料の支払い方法を取り決め、公正証書を作成しました。

元夫は、理由はわかりませんが不倫相手とは再婚せず、義母の介護をひとりで抱え込み、経済的にも精神的にもかなり追い詰められていると、離婚からしばらくしたころに共通の知人から聞きました。

私は自由気ままなひとり暮らしを始め、今は両親と時々旅行に出かけながら、穏やかな生活を送っています。

◇ ◇ ◇

不妊治療の苦しみに寄り添うふりをして、裏では不倫相手と子どもを作り、義母もそれを黙認していたという裏切りはあまりにも残酷ですね。もし信頼する家族から裏切られたとしたら、感情的に怒りやショックをぶつけるのではなく、冷静に証拠を集め、自分の今後の人生を守るための行動を取りたいですね。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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