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「お客様は神様」→「神様だったら」ギャル店員の『切り返し』が「最高」逃げるクレーマーにスカッ♡

  • 2026.8.13

「お客様は神様」という言葉を耳にしたことがある人は多いでしょう。確かに商売はお客様なしには成り立ちません。しかし、この言葉を盾にして理不尽な要求を繰り返す人、いわゆるカスハラをする人もいまだにいるようで……今回は私のお客様のエピソードをご紹介します。

ランチタイムの怒号

私はビジネス街の定食屋で働いています。ある日の昼時、一人の男性客が突然大声をあげました。「さんざん待たされたあげく、頼んだものと違う定食が来た」と。

注文を取ったのは新人のギャル店員。客は「日替わり定食Aを頼んだのにBが来た」と怒鳴ります。

食い違う主張

ギャル店員は「Aが売り切れなので、Bでもよいですかと聞いたら了承いただいた」と説明。しかし客は「そんな説明は受けていない!」とさらに声を荒げました。

私が「申し訳ございません。本日のお代は結構ですので……」と伝えると、客は「金が欲しくて言ってんじゃない!」と怒号は増すばかり。ギャル店員も「説明不足ですみません」と深々と頭を下げます。

しかし客は「なんだその謝罪の仕方は? お客様は神様だろうが! もっとちゃんと謝れや!」と怒鳴ってきたのです。

神様降臨

するとギャル店員は頭をあげ、「なんの神様ですか?」と問い返しました。予想外の返答に「は?」とたじろく客。彼女は「キリスト教ならイエス、仏教ならお釈迦様。ではあなたはなんの神様なんですか?」と畳みかけます。

さらに「神様なら困っている私を助けてくれますか? 今、配膳が止まってしまって他のお客様がお腹を空かせながら待っているんです」と続けると、他の男性客が「神様! 昼休みが終わるので解放して!」と合いの手。

別の女性客は「私、Vlogを撮影しているんですが、スタッフさん、ちゃんと説明してましたよ」と言いながらカメラを再生。ギャル店員は確かに「Aが売り切れいるのでBでもよいですか?」と説明し、客は「それでよい」と答えていました。

涙のお辞儀

録音を聞いた客は「時間ないから失礼する!」と退店しようとしましたが、別の男性客が「お代置いてけよ、神様」と声をかけます。客は「うるせえ!」と言いながら投げ捨てるように代金を置いて去っていきました。

ギャル店員が「皆さま、ご迷惑をおかけしました」と頭を下げると、店内は拍手喝采。「お姉さんよく頑張ったね! すごい!」というお客様たちの声に、彼女は涙ぐみながらお辞儀を続けていました。

平静を装ってカスハラ客に立ち向かった彼女でしたが、内心はとても怖かったのだと、あとで知りました。それ以来あの客は姿を現さず、忙しいながらも平和なランチタイムを過ごしています。

【体験者:40代・パート勤務、回答時期:2026年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:桜井ひなの
大学卒業後、金融機関に勤務した後は、結婚を機にアメリカに移住。ベビーシッター、ペットシッター、日本語講師、ワックス脱毛サロンなど主に接客領域で多用な仕事を経験。現地での出産・育児を経て現在は三児の母として育児に奮闘しながら、執筆活動を行う。海外での仕事、出産、育児の体験。様々な文化・価値観が交錯する米国での経験を糧に、今を生きる女性へのアドバイスとなる記事を執筆中。日本でもサロンに勤務しており、日々接客する中で情報リサーチ中。

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