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「こんな世の中狂ってますよ」美人モデルが“AI”で水着姿に…【性的ディープフェイク被害】のリアル「犯罪じゃないの?」

  • 2026.9.1
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(C)AbemaTV,Inc

神奈川県の県立高校で、ある男性教師が処分を受けました。生成AIを使い、同僚の女性教師の水着画像を作ったのです。停職6カ月の懲戒処分でした。

こうした「性的ディープフェイク」の被害は、今とても増えています。警察庁によると、18歳未満の被害は今年1月から6月で123件。去年の同じ時期の倍にのぼります。ネットでも「気持ち悪い」「個人で楽しむなら問題ないでしょ」など、さまざまな声が上がっているようです。

この状況を受け、平日よる9時〜ABEMAで生放送をしている「#アベプラ」では、性的ディープフェイクの被害と対策について議論。MCを務める吉川美代子さんと共に内容を深掘りしていきます。

私服モデルが、AIで水着姿に…山下さんに起きたこと

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スタジオにゲストとして登場したのは、撮影会モデルの山下沙織さん。3歳のお子さんを育てるママでもあります。

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山下さんは普段、私服で撮影をしています。胸元を出すような、露出の少ないスタイルが基本。その山下さんが、性的ディープフェイクの被害に遭いました。

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きっかけは、自分のSNSに1枚の写真を載せたことでした。ワンピース姿の、ごく普通の写真です。

すると、その写真のリプライ欄に、別の画像が貼られました。それがなんと、山下さんを、露出の高い水着姿に加工した画像だったのです!しかも、本当に山下さん本人がその格好をしているかのような仕上がりでした。山下さん自身も、そのリアルさについて「実物の人みたいな質感だったので、うわってなりました」と語ります。

フォロワーから「大丈夫?」というメッセージが届くまで、山下さんはこのリプライが届いていることに気づかなかったとのこと。その結果、多くのユーザーが、この加工画像を目にしてしまいました。

山下さんが漏らしたのは、「普段から私服系でやっているのに、なんでわざわざこんな画像を作るんだろう?」という素朴な戸惑いでした。露出を売りにする活動をしているわけではないのに、なぜ狙われるのか。ショックと恐怖が入り混じった気持ちだったといいます。

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被害は一度きりではありませんでした。ダイレクトメッセージでも、たびたび加工画像が送られてくるのだそう。しかも「さおりん綺麗だよ、応援してるよ」という応援メッセージが添えられてくることも多いのだとか。「相手の方はもしかしたら、私が喜ぶかもって思って送ってるかも…」と山下さんも困惑の表情です。

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怖いのは、被害のきっかけがとても身近なこと。TikTokerのYunaさんは山下さんの話を聞き、「SNSに写真を載せてるから、スクリーンショット1枚でこれが作られるってことですよね」と指摘します。

誰かがSNSの写真を保存すれば、それだけで加工の材料になる…。Yunaさんは「気持ち悪い」と素直な思いを口にし、「こんな世の中狂ってますよ」と、やりきれない思いを口にしました。

日本では性的ディープフェイクを"罪に問えない"?

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ここで、多くの人が思うはずです。「これ、犯罪じゃないの?」と。しかし、弁護士の深澤諭史さんによると、今の日本では罪に問うのがかなり難しいそうです。そもそも、性的ディープフェイクそのものを取り締まる法律がないからです。

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ポイントは、「画像をどう使われたか」の場面の違いです。深澤弁護士によれば、大勢にばらまいた場合は、名誉を傷つけた罪などに問える可能性があります。ところが、本人に一対一で送りつけただけだと、今のルールでは罪にしにくいのだそうです。

相手を脅す言葉があったり、しつこくつきまとったりすれば別ですが、そうでなければ難しい…。同じ被害でも、扱いが変わってしまうのですね。

深澤弁護士は、これについて驚きの実体験を明かしました。過去に法廷で、裁判官から「そんなの見なきゃいいじゃん」と言われたというのです!被害を訴えても、そうした受け止めをされてしまう現実があるとは…。聞いていて、ぞっとする話ですね。

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ちなみに、神奈川の教師のケースでは、「同じ職場の同僚」という関係があったことが大きいそうです。職場での嫌がらせとして、賠償や懲戒の対象になり得るとのこと。

ただ、逆に言えば、赤の他人からネットで送られた場合は対応がかなり難しいということです。山下さんのケースが、まさにそこに当てはまってしまいます。

被害に遭った人が泣き寝入りするしかない。今のルールは、残念ながらそういう状態になってしまっているようです。番組を通して、「技術だけが先に進み、法律が追いついていない」という現実が浮かび上がってきました。

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最後に、山下さんが「(性的ディープフェイク画像を)作られてる、作ってる、持ってるだけでも、罰則があったらいいなとすごく思います」と願いを語りました。そして、こうも続けます。「(SNSに自分の写真を)公開しなきゃいいじゃんって言われたこともあるんですけど、そうじゃなくて、もう作らないっていうことをメインに思ってもらったらいいなと思ってます」。

公開されなければいい、という話ではない。作られること自体がつらいのだと、山下さんは訴えました。

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番組では、所持や閲覧だけでも罪に問われる韓国の例や、誰でも簡単に画像を作れてしまう技術の実態、そして日本も法律で規制すべきかについても議論が続きます。


『#アベプラ【平日よる9時〜生放送】』
性的ディープフェイク...神奈川の高校教師が生成AIで同僚女性の“水着画像”を作成し停職... 個人で楽しむならOK?韓国は所持・閲覧も規制 日本も規制すべき?

[配信日時]2026年8月18日(火)
[出演者]MC : 吉川美代子、山下沙織(モデル 一児の母)、おすしスキー(映像加工チーム代表)、深澤諭史(弁護士)、池澤あやか(タレント ソフトウェアエンジニア)、後藤寛勝(Flags Niigata代表)、Yuna(TikToker/YouTuber)、司会進行 : 小松靖(テレビ朝日アナウンサー)、ナレーター : 新井里美
[番組URL]https://abema.go.link/elXLu


※記事内の情報は執筆時点の情報です

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