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「奇跡だ!」「こんなことあるの」“打ち切り”から一転…→【連載再開&アニメ化】“大逆転”を遂げた『異例の一作』

  • 2026.8.31
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※Google Geminiにて作成(イメージ)

多くの漫画は、打ち切りになった時点でその物語は完結する。しかし、打ち切りになったにもかかわらず、その後連載を再開したり、アニメ化が決定したりと、大逆転を見せた日常学園コメディ作品があった。原作者も驚きを隠せなかった奇跡の裏側を紐解く。

青春を“無駄づかい”する女子高生たちの日常学園コメディ

女子高生たちのにぎやかな日常を描いた漫画『女子高生の無駄づかい』。本作はビーノ先生が「ニコニコ静画」にて投稿をスタートさせ、現在はWEBコミック誌「コミックNewtype」(KADOKAWA)にて連載されている。

舞台となるのは、少し残念な女子が集まるさいのたま女子高校。かなり偏差値が足りない田中(通称・バカ)、ボーイズラブに夢中になる菊池(通称・ヲタ)、冷静で感情を表に出さない才女・鷺宮(通称・ロボ)、そして彼女たちの周りに生息する個性豊かな仲間たちが、今しかない“女子高生”を無駄に浪費する日常学園コメディだ。

クセの強い女子高生たちが、かけがえのない青春を驚くほどくだらないことに費やしていく本作。「バカ」「ヲタ」「ロボ」のような身も蓋もないあだ名が象徴するように、登場人物のキャラクターの“濃さ”が面白さにつながっている。ギャグだけでなく、恋愛や将来の悩みのように、女子高生らしい一面が垣間見える点もポイントだ。無駄にも思える日々の愛おしさを感じさせてくれる作品になっている。

打ち切りから一転、“連載再開”と“アニメ化”へ

漫画『女子高生の無駄づかい』は、珍しい経緯をたどった一作になっている。2017年に、本作は連載が打ち切りになる。しかし、復活を待ち望む読者の声を受け、2018年4月から連載が再開されたうえに、コミックスの重版が決定したのだ。2018年11月にはアニメ化決定が発表され、2019年7月から2019年9月までTVアニメが放送されている。この異例の事態にSNSでは「奇跡だ!」「こんなことあるの」と驚きの声も見受けられた。

「月刊ニュータイプ」(KADOKAWA)の公式サイト「WebNewtype」のインタビューにて、漫画『女子高生の無駄づかい』のアニメ化が決まった際の心境について、原作者・ビーノ先生は以下のようにコメントを寄せている。

アニメ化の話を初めて聞いたのって、「女子無駄」が打ち切りになって違う連載を始めて少し経った頃だったので、「なんで今更!?」と思ったのが正直な感想です。何がどうしてそんな話になったのかわけがわからなかったです。
出典:『連載打ち切りから奇跡のアニメ化へ。漫画「女子高生の無駄づかい」原作者ビーノさんインタビュー』WebNewtype 2019年7月25日

アニメ化はまだ確定ではないと言われていた時期があり、楽しみにする気持ちがあるなかで、「期待するな」とビーノ先生は徹底的に自己暗示をかけていたという。また、正式にアニメ化が決まった際には、漫画が一気に売れたらどうしようというよくわからない不安にかき立てられたそうだ。

一般的に漫画の打ち切りは、出版社や編集部がこのまま連載を続けるのは難しいと判断して行われるものだ。単行本の売り上げや作者の体調不良など、打ち切りの事情はさまざまである。本作のように、一度は打ち切りになった漫画が再び連載を再開し、アニメ化まで決定する事例は珍しく、まさしく“大逆転”と言えるだろう。

原作者も驚くような異例の展開を見せた漫画『女子高生の無駄づかい』。少しでも気になった方は、ぜひその魅力に触れてみてほしい。


ライター:まわる まがり
主にアニメについての記事を書くライター。コラムやレビュー、映画の作品評を手がける。X(旧Twitter):@kaku_magari

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