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50年以上続いたパチンコ依存……借金を重ねた世帯年収650万・79歳の男性が、退職金を使い果たした末にようやくたどり着いた結論

  • 2026.7.23

ギャンブルにのめり込み、借金を重ねて家庭崩壊寸前に陥ってしまったら……?北海道で年金とパート収入で暮らす79歳の男性は、長年にわたる「パチンコ依存症」により、消費者金融からの借金や住宅ローンの滞納など、深刻な金銭トラブルを引き起こしたと言います。退職金までもパチンコで使い果たした末に、男性が70代になってようやくたどり着いた結論と重い教訓について教えてもらいました。

回答者のプロフィール

ママテナ編集部マネーチームは2026年4月、インターネット上で「お金にまつわるトラブル」について、エピソードを募集するアンケートを実施しました。今回紹介するエピソードは、そのアンケートに寄せられたものです。回答者である79歳男性のプロフィールは以下の通り。

回答者本人:男性(79歳)
居住地:北海道
家族構成:自分(79歳)、妻(75歳)、長男(49歳)、長女(49歳)
回答者の職業:年金生活、パート・アルバイト(配送業)
配偶者の職業:年金生活
現在の世帯年収:650万円
回答者個人の年収:340万円
住居形態:戸建て(注文住宅)
現在の金融資産状況:200万円

借金をしてまで通い続けたパチンコ。家庭は崩壊寸前に……

北海道の一軒家で妻と暮らす79歳の男性。現在は年金を受け取りながら、配送業のパート・アルバイトとしても働いています。年金とパート・アルバイトの収入を合わせた現在の個人年収は340万円ほど。妻の年金を合わせた世帯年収は約650万円で、保有する金融資産は200万円だと言います。

今は地道に暮らしているように見える男性ですが、実は50年以上にもわたって、「パチンコ」通いがやめられなかった過去があると言います。

「今思えば当時は『パチンコ依存症』だったと思います」と振り返る男性。「20代の頃からパチンコが好きで、暇があればパチンコ店に入り浸っていました」と明かします。

ひどいときには、9時の開店と同時に入店し、22時の閉店まで打ち続けたことも……。「お金を使い果たして帰りのバス代もなくなって家まで10Km以上も歩いて帰った事もあります」というほど、のめり込んでいました。

とはいえ、勝つことは少なく「1日で5万〜10万円近くも負けることもありました」。それでも「お金がない時は消費者金融から借りてでもパチンコをやり続けていました」と、負の連鎖から抜け出せない日々を続けていました。

そのうちに結婚した男性ですが、パチンコに通い続ける状況は変わらないどころか、事態はさらに深刻化していきます。

パチンコにお金を使ってしまうせいで、生活費が払えなくなったり、住宅ローンの返済ができなくなったり……。男性は「金融機関からしょっちゅう電話が来ていつも夫婦喧嘩になっていました」と明かします。

子どもや家族と過ごすよりもパチンコを優先し続ける男性の態度に、家庭は崩壊寸前でした。「何と言っても借金返済に困りました」と男性。どうしてもやめられないギャンブルによって、男性の家庭は悲惨な状況に陥っていました。

「パチンコのプロになってやろうと」。借金まみれでもやめられなかった日々

借金に追われ、家庭も崩壊寸前。それでも、驚くことに当時の男性には危機感がなかったと言います。

それどころか「パチンコのプロになってやろう」と考えていたのだとか。「『毎日好きなことをやってお金が稼げたらどんなに楽しいか』そんなことばかり考えていました」と、現実逃避に近い思考に陥っていたと言います。

借金まみれでも、パチンコをやめられない……。周りから見ると、問題があるように見える生活も、男性自身は自分の行動を変える必要性も、危機感もほとんどなかったのだとか。そんな生活の中で唯一の救いは、仕事だけは何とか続けられていたことでした。

パチンコ歴50年以上、退職金も使い果たした末にようやく気付いたこととは?

その後、定年退職を迎えた男性。これまで作った借金は、退職金でなんとか返済しました。とはいえ、パチンコ通いはまだ続きました。

「定年退職を迎えそれなりの退職金も頂いた」という男性は、アルバイトで働きながらも、時間があればパチンコに。ついには、残っていた退職金までパチンコで使い果たしてしまいました。

男性は既に70代。パチンコにのめり込み始めてから50年以上が経過していました。

本来なら老後資金にするはずの退職金までなくなったことで、男性はようやくパチンコから足を洗うことを決意。現在は「幸い健康状態は良好だったので年金を貰いながらアルバイトを続けて何とか喰い繋いでおります」と、地道な生活を送っているそうです。

今となってみれば、パチンコに「最初から手を出すべきではなかった」と感じている男性。最後に、その波乱万丈な人生と引き換えに得た教訓をこう教えてくれました。

「『地道に働き続ける事が何よりも大切だ』と思いました。『生涯現役』をモットーに頑張ろうと思っています」。

 

(文:ママテナ編集部マネーチーム)
※この記事は、ママテナ編集部マネーチームが2026年4月、「お金にまつわるトラブル」をテーマに実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。

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