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「味をととのえる」の漢字、正しく書ける?意外と迷う使い分け!【漢字クイズ】

  • 2026.7.21

料理のレシピやメモでよく見かける「味をととのえる」というフレーズ。普段は何気なく使っている言葉ですが、いざ漢字で書こうとすると、「整える」と「調える」のどちらを選ぶべきか迷いませんか?

スマートフォンやパソコンで変換すると、どちらの漢字も候補に出てくることがあります。では、料理の場面により適しているのはどちらでしょうか。さっそく漢字クイズに挑戦してみましょう!

「味をととのえる」はどっち?正しい漢字を選んで!

仕上げに塩やしょうゆなどの調味料を加え、料理をおいしく仕上げる「味をととのえる」。漢字で書く場合、次のうちどちらがより適切でしょうか。

1.味を整える
2.味を調える

じっくり考えて選びましたか?

それでは、正解の発表です!

正解は、「味を調える」です!

文化庁が示している「異字同訓」の漢字の使い分け例でも、「味をととのえる」は「味を調える」と表記されています。料理の味をちょうどよい状態に仕上げる場面では、「調える」を使うのが適切です。

「味を整える」と書いてしまいそうになりますが、「整える」と「調える」には、どのような違いがあるのでしょうか。

乱れをなくす「整える」、望ましい状態にする「調える」

どちらも「ととのえる」と読みますが、漢字によって意味や使われる場面が異なります。

まず「整える」は、乱れのない、きちんとした状態にする場合に使われる言葉です。たとえば、次のような使い方があります。

・文章を整える
・隊列を整える
・身辺を整える
・呼吸を整える
・調子を整える

見た目だけでなく、乱れているものや状態を正しく、きちんとした形にするイメージです。

一方の「調える」は、必要なものをそろえたり、全体を望ましい状態にしたりするときに使われます。

・晴れ着を調える
・費用を調える
・味を調える

文化庁の使い分け例では、「整える」を「乱れがない状態にする」、「調える」を「必要なものがそろう。望ましい状態にする」と説明しています。

調味料でちょうどよく仕上げるから「調える」

料理で「味をととのえる」という場合は、塩やしょうゆ、砂糖、だしなどを加えながら、全体がおいしく感じられるように味の加減を調整することを指します。

味の濃さや甘さ、塩気などを確認し、料理を望ましい状態へ仕上げていく作業。そのため、漢字の使い分けに沿うと「味を調える」がぴったりなのです。

料理用語としても、「味を調える」は、調理の最後に味見をし、調味料を加えて味付けを調整することと説明されています。

「味を整える」と書いたら間違い?

レシピや日常の文章では、「味を整える」という表記を目にすることも少なくありません。意味が伝わらないわけではありませんが、文化庁の使い分け例に沿うなら、料理では「味を調える」がより適切とされています。

ただし、「調える」は「整える」に比べて目にする機会が少なく、読者が読みづらいと感じることもあります。そのため、媒体の表記ルールなどによっては、あえて「味をととのえる」とひらがなで書く方法もあるでしょう。

料理では「味を調える」と覚えておこう!

見た目や状態の乱れをなくし、きちんとする場合は「整える」。必要なものをそろえたり、望ましい状態に仕上げたりする場合は「調える」。

料理の味付けをちょうどよく仕上げるときは、「味を調える」と覚えておくと迷いません。レシピを書くときや料理のメモを残すときに、ぜひ思い出してみてくださいね。

まとめ/暮らしニスタ編集部

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