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「ペットで寂しさ埋めるんだ?」子持ち友人の暴言に反論するも、隣で夫は…<子どもを欲しがらない妻>

  • 2026.7.12

二郎さんとツキミさんは、結婚して2年が経つ夫婦。互いに毒親のもとで育ち、子どもを愛せる自信がないふたりは「DINKs=子どもを持たないことを選択した夫婦」として、「子どもは絶対につくらない」と誓っていました。しかし、二郎さんは母親からの孫催促や同僚の出産報告にプレッシャーを感じ、精神的に追い込まれていました。

一方、ツキミさんは幼少期から母に容姿を笑われ続け、整形をした過去が。二郎さんは整形を受け入れてくれましたが、ツキミさんは自分に似た顔の子が生まれることが怖くて、子どもがほしいと思えないのです。

ある日、1児の母のA子と3児の母のB美と会ったツキミさん。友人たちは「子どもつくらないの?」「子なしは暇でうらやましい」など無神経な言葉を繰り返します。

そんな言動に我慢できず、自分たちがDINKsであることを打ち明けたツキミさん。するとA子は「貧乏でも不妊でも病気でもないのに、子どもをつくらないなんて幼稚すぎるんじゃない?」と大笑い。B美は「産めない人たちに失礼。産めるのに産まないなんて許せない」と強い言葉で非難してきました。

少しも理解しようとしてくれないことに絶望したツキミさんは、友人たちと縁を切ることを心に決め、その場を立ち去りました。

気晴らしのはずが思わぬトラブルに…

大切な友人を失い、涙するツキミさん。二郎さんはそんなツキミさんを抱きしめ、「一緒に乗り越えていきたい」と決意を新たにします。

週末、二郎さんの提案でふたりは気晴らしにペットショップを訪れました。かわいい子猫に心を奪われていると、なんとそこでB美一家に遭遇! B美はツキミさん夫婦を見て「子どもがいない寂しさをペットで埋めようとするなよ」と嘲笑います。

ツキミさんは毅然とした態度で否定しますが、この出来事は二郎さんの心に深い傷を残したよう。帰宅後、二郎さんは部屋に閉じこもり、「ツキミが産んでいればこんなことには……」と一晩中泣くのでした。

子どもを持つか持たないかは、夫婦それぞれが悩み、考えたうえで選ぶもの。そこには、周囲からは見えない事情や葛藤があることも少なくありません。

何気ないつもりの言葉でも、「子どもは?」「産めるのに産まないなんて」といった決めつけは、相手を深く傷つけてしまうことがあります。家族の形はひとつではないからこそ、自分の価値観だけで相手の選択を否定しない姿勢を持ちたいですね。

また、周囲の言葉によって心のつらさが続くときは、夫婦だけで抱え込まず、信頼できる人に話すほか、自治体のこころの相談窓口や「こころの健康相談統一ダイヤル(0570-064-556)」などを利用することも選択肢のひとつです。お互いの気持ちを尊重しながら、ふたりにとって納得できる生き方を見つけていけるといいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター 尾持トモ

ベビーカレンダー編集部

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