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未来の自分へ手紙が送れるカフェへ。韓国と東京で“旅の余韻を残す”体験を

  • 2026.6.30

旅先で、未来の自分に手紙を書いたことはありますか。

誰かに宛てて手紙を送ることはあっても、1年後の自分に手紙を届ける機会はあまりないかもしれません。

小学生の頃にタイムカプセルへ手紙を入れたことがある人なら、未来へ言葉を託すあの少し照れくさくてワクワクする感覚を思い出すのではないでしょうか。

未来の自分に言葉を託し、時を越えて受け取る体験には、何ともいえないロマンがあります。

実は、そんな“未来の自分へ手紙を送れるカフェ”が韓国と東京にあります。

この記事では、私が旅先で手紙を書くようになったきっかけやその魅力、実際に訪れた韓国のノルダムスペースと東京・蔵前の封灯(自由丁)をご紹介します。

旅先で手紙を書くようになった、きっかけ

旅先で未来の自分に手紙を書くようになったのは、地球一周旅がはじまりでした。出発の日、旅を終えたあとの自分を想像しながら、今の素直な気持ちを綴ったのです。

旅の終わりにその手紙を読んだとき、“あのときの自分の気持ちを鮮明に思い出す”という体験があまりにもよくて、今度は旅の終わりに「1年後の自分へ」手紙を書きました。

そうして気づけば、"未来の自分へ手紙を書くこと"が大好きな習慣になりました。

韓国・ソウル「ノルダムスペース」で書いた、自分への挑戦状

そんな私が初めて“未来の自分へ手紙が送れるカフェ”に出会ったのは、韓国・ソウルでした。

景福宮近くにある「ノルダムスペース」。白を基調とした明るさと心地よい静けさのある店内は、落ち着いて手紙を書くのにもぴったりです。

オールヴィーガンのスイーツも美味しい!

「この手紙が届くころには、全部スラスラ読めるようになっていたらいいな」そんな願いをこめて、韓国語で手紙を書いてみることにしました。翻訳機を使って、よくわからないハングルを一生懸命書き写すようにして。

そして1年後、その手紙が届いたとき、そこに書かれている言葉をスラスラ読めている自分に気付いたのです……!あの瞬間の感動は、今でも忘れられません。

“あぁ、ちゃんと成長していたんだ”と過去の自分が気付かせてくれました。

そんな素敵なカフェはソウルの解放村店、水原の華虹門店もあります。

東京・蔵前「封灯」で書いた、1年の抱負

そんな韓国での体験があまりにも良くて、「日本にもこんな場所はないかな」と探して出会ったのが、東京・蔵前の「封灯」でした。

壁いっぱいの手紙たち

訪れたのは新しい年が始まったばかりの1月。

木のぬくもりとやさしい灯りに満ちた店内は、まるで別世界に迷い込んだような、不思議な温かさがありました。そうして私はまた、ハガキいっぱいに想いをしたためようと筆をとりました。

これからの旅への不安と期待、この1年で経験できたら嬉しいことなど、願いを込めて。

そして1年後、またしてもそこに書いた願いは叶っていたのです。

再び韓国へ。同じ場所で、また手紙を書く

今年、私は再び韓国のノルダムスペースを訪れました。数年前に思いを託した未来に今の自分がいて、そしてまた同じ場所で先の未来を想像する不思議。

素直に今感じていること、1年後の自分がこう感じてくれていたら嬉しいな、と思うことを綴りました。

旅先で手紙を書くことの魅力

旅先で感情を文字にしてみると、その旅をより深く、あたたかく心に残すことができます。

旅の記録そのものだけでなく、写真には映らない心模様、誰にも話せずにいる不安や期待まで、未来の自分になら自由に何でも打ち明けていいのです。

そして、時間が経って届いた手紙を読んだとき、不安だった自分に「全部大丈夫だったよ」と笑っている今の自分に気付く瞬間があるはず。

誰かと一緒に手紙を書くときは、相手への小さな感謝の気持ちをそっと忍ばせておくのもおすすめです。面と向かっては照れくさくて言えない想いも、手紙と時間の力があれば、やさしく届けることができます。

手紙という小さなタイムマシーンを使って、未来の自分へ言葉をたくす。

忘れたころに過去の自分から手紙が届く。

そうして次の旅でも、また未来の自分に手紙を書きたくなる。

この体験を、ぜひ味わってみてください。

All photos by karin

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