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ふたり時間を彩る、初夏のベランダモーニング【人気エディター川口ゆかりの「ふたり暮らしのおしゃれレシピ」第115回】

  • 2026.6.28
YUKARI KAWAGUCHI

窓を開け放つと、風が気持ちよく抜けていく季節になりました。

平日はお互い仕事に追われ、朝の時間はいつも慌ただしいもの。だからこそ休日くらいは少しだけゆっくり起きて、太陽の光が降り注ぐベランダでモーニング。そんな何げない時間が驚くほど心を満たしてくれることがあります。

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思い返せば、ベランダでごはんを食べることは新婚の頃から続く私たちの小さな習慣でした。お気に入りのパン屋さんで買ったサンドイッチを頬張る日もあれば、お好み焼きやナポリタンの日もある。決して特別なごちそうではないけれど、外の空気を感じながらふたりで食べる時間が昔から好きなのです。

テーブルの主役は鮮やかなレモンイエローのナプキン

YUKARI KAWAGUCHI

家具を買い替えるのは少し大ごとですが、ナプキンなら気軽に季節の気分を取り入れやすいですよね。特にグレーやベージュなどのニュアンスカラーが主流の今だからこそ、この明るいイエローがかえって新鮮に映ります。たった一枚広げるだけで、見慣れた景色まで少し違って見えるから不思議。

ナプキンやプレート、チーズボードも、二子玉川のフライング タイガーで見つけたもの。ナプキンとプレートはこの夏の新作。訪れるたびに思いがけない宝探しができる、大好きなお店です。 YUKARI KAWAGUCHI

フライングタイガーで購入したプレートとチーズボードを添えて、どこか南仏のリゾートを思わせるようなテーブルに。日差しが美しいこの季節は、自然光にビタミンカラーがよく映えます。

グリーンで初夏のテーブルに

YUKARI KAWAGUCHI

花を飾らなければ、と気負う必要はありません。ベランダで育てているハーブやグリーンを摘み、フラワーベースに無造作に入れるだけでOK。特にレモンイエローとグリーンの組み合わせは、海外のブティックホテルで迎えるブランチのよう。いつものベランダがほんの少しだけ非日常の舞台へと変わる瞬間です。

肩の力を抜いた先にある豊かさ

YUKARI KAWAGUCHI

数年前までは、完璧に整えられたテーブルに憧れていました。けれど最近は、少しラフなくらいがちょうどいい。焼きたてのクロワッサンや果物をそのまま並べ、花を買い足す代わりに身近なグリーンを添える。そんな肩の力の抜けた景色のなかにこそ、暮らしの豊かさが宿るような気がしています。

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「そろそろ食べようか」

そんな何げない主人のひと言から始まる休日の朝。特別なことは何もないのに、いつか思い出すのは、きっとこんな時間なのでしょう。暮らしは小さなおいしいとおはよう、おやすみの積み重ねでできているのだと、あらためて思ったのでした。

※この記事は2026年6月27日時点のものです。

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