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0勝、勝点3でグループステージ突破……カーボベルデが初出場で成し遂げた史上5例目の快挙

  • 2026.6.28

人口わずか約53万人、ワールドカップ初出場の島嶼国カーボベルデが、グループリーグで前代未聞の快挙を成し遂げた。スペイン・ウルグアイという強豪国を含む難敵相手の3試合すべてを引き分け、勝ち点3で決勝トーナメント進出を果たした。さらに1勝もなしにグループリーグを突破するのは、W杯史上わずか5例目という珍記録でもある。

ヴォジーニャが止め続けたスペイン戦

米メディア『ESPN』によると、カーボベルデは6月15日の初戦において、W杯連覇を狙うスペインを0-0と無得点に抑え込んだ。40歳のGKヨジマル・ジアス(通称ヴォジーニャ)は、スペイン相手に7セーブを記録する圧巻のパフォーマンスを披露し、試合のマン・オブザ・マッチに選ばれた。「25歳でプロになり、この夢のためにずっとプレーを続けてきた」と語ったヴォジーニャは、6月21日のウルグアイ戦(2-2)でもビッグセーブを連発し、6月26日のサウジアラビア戦(0-0)でもゴールを守り抜いた。AP通信の報道では、サウジ戦には6万8,278人の観衆が詰めかけ、スタンドでは観客がヴォジーニャの名前を1文字ずつ体に書いて声援を送ったという。

「これほど大きな舞台だとは」ドゥアルテが語った本音

同大会でカーボベルデの攻撃を牽引したMFラロス・ドゥアルテは、ウルグアイ戦後に『ESPN』の取材に対し「試合が終わったあとで、自分が今どこにいるのかをあらためて実感する。本当に異次元の感覚だ」と語った。

さらに弟のデロイもウルグアイ戦でピッチに立ち、兄弟が同時にW杯の舞台に並んだ瞬間について「夢が叶った。兄弟と一緒にW杯に立っていると気づいた瞬間、鳥肌が立った」と明かした。決勝トーナメントではメッシ擁するアルゼンチンと対戦する。“ブルーシャークス”の航海はどこまで続くだろうか。

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