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「もったいないから切ってるの」ペットの使用済みトイレシートを調理用ばさみで切る義母。我慢出来なかった夫婦が下した決断とは

  • 2026.6.27
「もったいないから切ってるの」ペットの使用済みトイレシートを調理用ばさみで切る義母。我慢出来なかった夫婦が下した決断とは

献身的に支えた同居の日々

体調を崩した義母を支えるため、私たちは同居を始めた。一歳の子と犬を含む五人家族の家で、私は義母の食事や洗濯を毎日引き受けていた。

「いつもありがとうね」

そう言ってもらえれば、寝不足も気にならなかった。義母の顔色が戻り、台所に立てるようになった日は、家族みんなで小さく喜んだ。

動けるようになった義母は、家事を手伝ってくれるようになった。任せられることが増えて、私は少しだけ肩の荷が下りた気がしていた。

その日も私は、夕飯の支度をしようと台所に入った。すると義母が、流しの前で何かを黙々と切っている。

「お義母さん、何してるんですか?」

手元を覗き込んで、私は息を呑んだ。

義母が調理ばさみで切っていたのは、ペットの使用済みトイレシートだった。

逆ギレした義母に引いた一線

「もったいないから切ってるの」

義母はこともなげに言った。使っていない部分が残っているから、半分にして再利用するのだという。

そのはさみは、家族の料理や、子のうどんを切る、毎日使う物だった。

気が遠くなった。夫に頼んで、はっきり伝えてもらうことにした。

「母さん、それ料理に使うはさみだから、やめてほしい」

「え、洗ってるよ?」

義母はポカンとした顔で、悪びれもしなかった。聞けば初めてではなく、私が見ていない時にも何度も使っていたという。

台所に、ひやりとした空気が流れた。

家族みんながドン引きしている。その気配に気づいた義母は、見る間に顔色を変えた。

次に出てきたのは、謝罪ではなく逆ギレだった。

「節約してあげてるのに、その言い方は何なの」

言いかけて、口ごもる。

夫が黙って新しいはさみを取り出し、古い物をゴミ箱に捨てると、義母は気まずそうに目を逸らした。

私は静かに頭を下げて、夫と二人で決めたことを口にした。

「衛生のことは、譲れません。同居は解消させてください」

義母は何か言いかけ、結局うつむいたまま黙り込んだ。根本の価値観が違うのだと、もう取り繕う言葉もなかったのだろう。

家を分けてから、子の食事を作る手元に迷いがなくなった。守るべきものを守れた。そう思えただけで、十分だった。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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