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3年前、Netflixで世界配信された『至高アニメ』“異例のNHK放送”に「えええ!?」「攻めてんなぁ」相次いだ反響

  • 2026.7.7
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※Google Geminiにて作成(イメージ)

2023年9月7日、Netflixにて昭和から愛され続けるあの“大怪獣”が戦うアニメ作品が世界配信された。その後、NHK総合でNetflix版の全6話を全12話に再構成・新編集した特別版として地上波放送される異例の展開に。本稿では、令和の時代によみがえり、思わず応援したくなる怪獣バトルを描いた本作に迫る。

昭和から令和へ受け継がれた“大怪獣”シリーズ

4人の少年たちと、傷つきながらも怪獣たちと戦うガメラのひと夏の伝説を描いたアニメ『GAMERA -Rebirth-』。本作は、KADOKAWAから発行されている小説『小説 GAMERA -Rebirth-(上)』を原作としている。“カゲロウプロジェクト”などマルチな活躍を見せるアーティスト・クリエイターのじんさんと、アニメ版の監督を担当する瀬下寛之氏が共同で執筆に参加した一作だ。

1989年の夏、小学6年生のボコ(CV:金元寿子)ジョー(CV:松岡禎丞)ジュンイチ(CV:豊崎愛生)は、小学生最後の夏休みを迎えていた。そんな3人の前に、在日米軍司令官の息子・ブロディ(CV:木村昴)が現れる。お金を奪い横暴な振る舞いをするブロディに怒ったボコたちは、取り返すための作戦を実行しようとする。そのとき、突如として東京に怪獣ギャオスが襲来。4人に襲いかかろうとした瞬間現れた巨大な怪獣こそが、ガメラだった。

瀬下寛之監督は、これまでに『シドニアの騎士』『亜人』『GODZILLA』三部作などで監督を担当。アニメ映画『すずめの戸締まり』では、CGキャラクター演出を務めた。また、本作の制作を担当したのは、アニメ『メダリスト』の大ヒットで一躍注目を集めたENGIだ。

『ガメラ』シリーズは、1965年に公開された怪獣映画『大怪獣ガメラ』を原点としている。ほかにも『大怪獣決闘ガメラ対バルゴン』『大怪獣空中戦ガメラ対ギャオス』など数多くのシリーズ作品が公開され、アニメ『GAMERA -Rebirth-』は令和初の作品としてアニメシリーズで制作された。昭和から令和へと受け継がれてきた『ガメラ』シリーズを、現代の映像表現によって描いた一作になっている。

NetflixとNHKで展開される異例の放送形態

アニメ『GAMERA -Rebirth-』は、独自の展開を見せた作品になっている。2023年9月7日にNetflixにて全6話が世界配信された本作は、約2年後である2025年4月5日よりNHK総合で放送されたのだ。構成が変更になり、Netflix版の全6話を全12話に再構築した新編集版として地上波放送された。

Netflixで配信された第1話“東京上空”は、TV再編集版では第1話“夏の雷鳴”と第2話“東京上空”のように、新しくサブタイトルを加えたうえで再構築されている。また、Netflix版の第1話ではガメラやギャオスといった怪獣が登場する場面が描かれるが、TV再編集版の第1話ではボコたちが貯めたお金をブロディに巻き上げられたり、爆発音を聞いて外に飛び出したりする内容が主に描かれた。

NetflixとNHKという異なるプラットフォームで展開されたアニメ作品は異例で、珍しい放送形態と言える。NHK総合にて本作の放送が決定した際、SNSでは「まじですか?」「えええ!?」「攻めてんなぁ」「地上波放送嬉しい!」「これは朗報」と、驚きや歓喜の声が上がった。

配信時代の作品が、テレビという従来のメディアであらためて展開されたことで、アニメ『GAMERA -Rebirth-』は現代アニメの届け方の変化を象徴する存在になった。プラットフォームを横断して新たな視聴者に出会った点にも、本作ならではの意義があると言えるだろう。


ライター:まわる まがり
主にアニメについての記事を書くライター。コラムやレビュー、映画の作品評を手がける。X(旧Twitter):@kaku_magari

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