1. トップ
  2. エンタメ
  3. 「ゆっくり首が絞められる」歌舞伎界のプリンス(34歳)が激白…『梨園』の裏に隠された“驚きの人間関係”とは

「ゆっくり首が絞められる」歌舞伎界のプリンス(34歳)が激白…『梨園』の裏に隠された“驚きの人間関係”とは

  • 2026.7.6

テレビ朝日のポッドキャスト番組『アルコ&ピースの#文化人が1番やばい〜Produced by しくじり先生〜』は、お笑いコンビ『アルコ&ピース』の平子祐希さんと酒井健太さんがさまざまな分野の文化人ゲストを招き、その人生や本性に迫る番組。

#121の配信回では、ゲストには歌舞伎界から初のゲストとして、二代目尾上右近さんが登場。私たちが普段は知ることのできない梨園の特殊な楽屋文化や、伝統の重圧に抗いながら切り拓く前例なき役者人生など、その華やかなイメージの裏側にあるリアルが明かされました。

楽屋では小学生の『遊戯王』状態!?映画『国宝』が巻き起こした楽屋の社会現象

undefined
(C)テレビ朝日

番組冒頭、平子さんが話題の映画『国宝』について問いかけると、右近さんは「見ました、見ました」と即答。テレビの楽屋とは異なり、1か月間同じ場所に滞在するという歌舞伎の楽屋。お互いの楽屋を頻繁に行き来して密なコミュニケーションを取ることが多いなかで、一時期は『国宝』の話題がかなりの割合を占めていたのだとか。「見てないと輪に入れないくらい。小学生時代の『遊戯王』の感じ」と意外な例えを披露してスタジオを笑わせます。

長年その空気に触れてきた右近さんだからこそ、劇中の日常のリアリティや芝居の熱量に驚かされたとし、「歌舞伎に対して愛がある人っていうのは、本当に無条件にやっぱりこう嬉しい」と作品への深い感謝を語りました。伝統芸能という高い壁の向こう側でも、現代のエンタメに対する純粋な熱狂が共有されている実態は非常に興味深いです。

殴られる恐怖より怖いもの…「お客さんの前に立つ」という芸道のパンチライン

さらに話題は、伝統芸能の厳しいお稽古の実態へ。平子さんが「伝統芸能を生業にしている知人が、稽古のシーンでちょっとやられちゃって…」という話を振ると、右近さんは「僕らの世代は全然それはなくて、引っぱたかれたりとかしながらやることは全然ない」と明かします。

右近さんによれば、稽古は先輩に自ら聞きに行って技術を引き出すという、密なコミュニケーションの延長線上にあるのだそう。千本ノックのような厳しい繰り返しはあっても、恐怖で芸を身につけることはないと否定します。

「一番僕が体感としてこの芸道において恐怖に感じるのは、やっぱお客さんの前に立つっていうこと」と言い放つ右近さんに、アルピーの二人は「今日今のでいいわ」「凝縮されてた」「パンチラインすぎ」と絶賛。恐怖ではなくプロフェッショナルとしての誇りと責任によって芸を磨いていく右近さんの言葉に、スタジオは感銘を受けるばかりでした。

「綿でゆっくり首が絞められる」楽屋の調和と前例なき「役者×清元」の二足のわらじ

さらに右近さんは、梨園における人間関係の厳しさの観点について切り込みます。「恋人役の人とはずっと息を引き取るまで一緒に恋人役をやっていくから、なるべく摩擦がないように穏便に」と、楽屋では調和を最優先にする徹底した配慮があると説明。

しかし、舞台上では表現者としてのエゴがぶつかり合うため、楽屋ではカッとなる厳しさではなく「あったとしても真綿でゆっくり首が絞められる」という独自のリアルな人間関係が存在するのだとぶっちゃけ、アルピーの二人も思わず爆笑。

また、右近さんは歌舞伎役者と伝統音楽「清元」の二つの仕事を両立させるという、過去にモデルケースのない前例なき道を選んだ際の苦悩を告白。世間からは「餅屋は餅屋」と厳しい目を向けられがちな世界において、「ゆっくり正解に向かっていく努力をしてるっていうのが、なんかこう日常って感じ」と語る右近さんのストイックな生き様に、アルピーの二人も深く唸りました。一見白黒はっきりしない不確かな道であっても、自らの選択を時間をかけて正解へと導いていく泥臭い試行錯誤こそが、新時代を切り拓く表現者のリアルな姿と言えるのかもしれません。


アルコ&ピースの#文化人が1番やばい〜Produced by しくじり先生〜【テレビ朝日】
歌舞伎界のプリンスに聞く、知られざる梨園の世界にアルピー驚愕! #121

[配信日時]2026年6月23日
[出演者]平子祐希(アルコ&ピース)、酒井健太(アルコ&ピース)、尾上右近
[番組URL]https://youtu.be/WiCy6kirJdE?si=dzD9Npw8LCT1hQ1v

(C)テレビ朝日

の記事をもっとみる