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儲かっている会社は安全…は勘違い→実は現金がなければ倒産!→知っておくべき【お金の流れ】

  • 2026.8.11

本書では、決算書を学ぶメリットから、損益計算書(P/L)、貸借対照表(B/S)、キャッシュフロー計算書(C/F)といった財務3表の基礎まで、マンガを交えながらわかりやすく解説しています。

今回は、ビジネスの流れと財務3表のつながりを学び、そこから見えるビジネスの核心について見ていきましょう。

【本記事は、『マンガでカンタン!決算書は7日間でわかります』(Gakken)より一部抜粋して掲載しています。】

財務3表はビジネスの流れを表している

小山先生は、ビジネスは「調達」「投資」「もうけ」の3つの流れで成り立っていると説明します。

まず、お金を集める「調達」を行い、その資金で設備や商品などに「投資」し、事業を行って利益を生み出す「もうけ」へとつながります。

貸借対照表(B/S)は、この「調達」と「投資」の結果を表したものです。

右側には銀行から借りたお金や資本金など、どのようにお金を集めたかが記載されています。右側はさらに、上が「負債」、下が「資本(純資産)」に分かれており、負債は返さなければならないお金、資本(純資産)は返す必要のない会社のお金を表します。

一方、左側には集めたお金で手に入れた現金や店舗、設備などの資産が並びます。

このように、貸借対照表は「資産」「負債」「資本(純資産)」の3つの部屋で構成されており、左右の金額は必ず一致します。

さらに、「もうけ」は損益計算書(P/L)に記録されます。会社に入ってきたお金は「収益」、事業で使ったお金は「費用」と呼ばれ、その差額のもうけが「利益」です。

そして、その利益の一部は次の期の貸借対照表(B/S)の資本(純資産)に反映されていく仕組みになっています。

キャッシュフロー計算書は現金の流れを見える化する

小山先生は、「会社が最も避けなければならないことは倒産」と話します。

倒産は、利益が出ていても必要な支払いに使う現金(キャッシュ)が不足することで起こる場合があります。

そこで登場するのが、キャッシュフロー計算書(C/F)です。

キャッシュフロー計算書は、期首から期末までに現金がどのように増減したかを記録する決算書で、現金の流れを見える化する役割があります。

キャッシュフローは次の3つに分類されます。

営業活動による現金の増減を表す「営業キャッシュフロー」、設備投資などによる現金の動きを示す「投資キャッシュフロー」、借入や返済など資金調達に関する動きを表す「財務キャッシュフロー」です。

本書では、ミズタニがラーメン店「味噌谷」を経営したと仮定し、財務3表がどのようにつながるのかを具体的に解説しています。

 

財務3表を理解すると会社の動きが見えてくる

今回は、財務3表それぞれの役割や、互いのつながりについて紹介しました。 

貸借対照表は会社が持つ資産と資金の集め方を表し、損益計算書は一定期間の利益、キャッシュフロー計算書は現金の流れを表します。

3つをあわせて見ることで、「調達」「投資」「もうけ」という会社のお金の流れを読み解くことができます。 

財務3表のつながりを理解することが、会社のビジネスの核心をつかむ第一歩になるでしょう。 


【本記事は、『マンガでカンタン!決算書は7日間でわかります』(Gakken)より一部抜粋して掲載しています。】

クリエイター情報

Gakken

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