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夏の電気代、どうする? 値上がり時代の"ふたりの快適"とのバランス

  • 2026.6.12

中東情勢の影響によるエネルギー価格の高止まりを背景に、2026年夏は政府による電気・ガス料金支援が行われる予定です。とはいえ、冷房が欠かせない季節を前に、「今年の夏も電気代が気になる」と感じる人は少なくないでしょう。

一方で、ふたり暮らしでは「暑がり」「寒がり」の違いや、節約への考え方がぶつかることも。無理に我慢するだけでは続かないからこそ、電気代と快適さのバランスが気になるところ。そこで夏の電気代とふたり暮らしの向き合い方を考えます。

今年の夏、電気代はどうなる?

2026年夏は、原油や液化天然ガス(LNG)価格の高止まりが続く中、電気代への影響が気になるところです。背景には、ホルムズ海峡をめぐる中東地域の緊張があります。
ホルムズ海峡は、日本が輸入する原油や液化天然ガスの輸送ルートのひとつであり、情勢が不安定になると、エネルギー価格にも影響が出やすいとされています。

こうした状況を受け、政府は2026年7〜9月に電気・ガス料金支援を実施予定。標準的な家庭では、3か月合計で5,000円程度の負担軽減効果が見込まれています。

ただし、支援によって電気代が大きく下がるわけではなく、冷房が欠かせない夏は、家計への影響を気にする人も多いでしょう。

一方で、暑さを我慢しすぎることで、睡眠不足や体調不良につながることも。だからこそ今年の夏は、「どこまで節約するか」だけではなく、「どう快適に過ごすか」という視点も含めて考えること重要に。

電気代よりも難しい? 暑い・寒いの感じ方はひとそれぞれ

夏の電気代を考えるうえで、意外と難しいのが「快適さ」の基準です。

同じ部屋にいても、「まだ暑い」と感じる人もいれば、「冷えすぎる」と感じる人も。体感温度は体質や服装、筋肉量の違いによって変わりやすく、さらに在宅勤務で長時間家にいる人と、日中外出している人でも感じ方は異なります。
暑いと寝苦しくなる人がいる一方で、エアコンの風が苦手な人など、心地よさのポイントも人それぞれです。

そのため、「節約したいから温度を上げたい」と考える人と、「暑さを我慢したくない」と感じる人との間で、すれ違いが起きることも。

また、小さな我慢が積み重なると、体調や睡眠の質に影響する場合もあります。電気代の問題は、単なる節約だけではなく、「どこまで快適さを優先するか」という暮らし方の価値観にも関わってきます。

だからこそ、ふたりにとって心地よいバランスを考えることが、夏を快適に乗り切るヒントになりそうです。

我慢しない工夫とは

そもそも「暑い」「寒い」の感じ方が異なるのに、エアコンの設定温度だけで解決しようとすると、どちらかが我慢する状態になりやすいもの。

そこで取り入れたいのが、冷房以外の選択肢を組み合わせる工夫です。

たとえば、サーキュレーターや扇風機を併用すれば、冷気を部屋全体に循環させやすくなり、冷房効率を高めやすくなります。遮光カーテンやすだれなどで日差しを遮ることで、室温の上昇を抑える方法も。

また、冷感寝具や接触冷感素材のパジャマなどを取り入れると、寝苦しさの軽減にも役立ちます。

在宅勤務で長時間家にいる人がいる場合は、使う部屋だけ冷房をつける、夜だけ温度設定を調整するなど、生活スタイルに合わせた使い分けも選択肢のひとつ。ペットがいる家庭では、人だけでなくペットの体調にも配慮した温度管理が欠かせません。

「冷房をつける・我慢する」の二択ではなく、ふたりの快適さを保ちながら、無理なく続けられる方法を探していくことが、夏の電気代と上手につき合うコツといえそうです。

節約だけでなく「納得感」で考えよう

夏の電気代を考えるとき、節約なのか快適さなのか、どちらを優先するかは人それぞれ。睡眠の質や体調に影響が出やすい、在宅勤務で家にいる時間が長い、ペットと暮らしているといった理由から、優先順位が「快適さ」となる人も。

だからこそ大切なのは、「どちらが正しいか」を決めることではなく、ふたりが何を優先したいかを話し合うこと。

家計を重視するのか、健康や快適さを優先するのか、そのバランスは家庭によって異なるからです。

たとえば、「寝るときだけは快適さを優先する」「昼間は少し節約を意識する」など、無理なく続けられるルールを決めておく方法も。

お互いが納得できる落としどころを探すことが、結果としてストレスを減らし、夏を心地よく過ごすことにもつながるはずです。電気代を抑えることだけが正解ではありません。

ふたりにとって心地よく、続けやすい過ごし方を見つけることが、値上がり時代の“快適”との向き合い方となるでしょう。


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