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「あなた、袋の縛り方が甘いわよ!」ゴミ出しを毎朝監視する住人。我慢出来ず管理会社に相談した結果

  • 2026.6.11

引っ越し当日の宣言

段ボールの山がまだ玄関を塞いでいた、引っ越し初日のことだった。

斜め下の部屋の60代の女性が、挨拶もそこそこにこう切り出した。

「うちは自治会の中心だから、あなたも当然入るわよね?」

「あ、あの、まだ片付けが終わっていなくて…」

「みんなのために決まってることだから。文句ある人なんていないでしょ」

断る隙もなかった。

翌週には、役員欄に勝手に私の名前が書き込まれていた。

それからというもの、彼女は私のゴミ出しまで見張るようになった。

ある朝、集積所に袋を置いた直後、背後から声が飛んできた。

「あなた、袋の縛り方が甘いわよ!」

振り返ると、腕を組んだ彼女が仁王立ちしていた。

「すみません」と結び直す私を見下ろし、彼女は吐き捨てた。

「あなたみたいな人が来ると町内が乱れる」

言葉が出なかった。ただ頭を下げて、その場を離れるしかなかった。家に戻って鍵を閉めるまで、心臓が嫌な音を立てていた。

娘を泣かせた怒鳴り声

極めつけは、娘の友達が遊びに来た休日だった。子どもたちの笑い声が少し響いた、その時。

玄関のドアがドンドンと激しく叩かれた。

「子どもを騒がせるなら出て行って!」

あまりの剣幕に、娘はその場で泣き出してしまった。

私は震える声で、それでも言い返した。

「言い方があるでしょう。子どもが怖がってます」

「私は町内を守ってるの!」

彼女は聞く耳を持たなかった。

捨て台詞を残して階段を下りていく背中を見ながら、私はもう限界だと思った。これは「ご近所付き合い」ではない。

翌日、私は管理会社に相談した。担当者は深くうなずいて言った。

「言われたこと、日付と一緒に記録できますか。それがあると話が早いんです」

その日から、私は彼女の言動をすべて書き留めた。ゴミ出しへの嫌味、勝手に書かれた役員欄、娘への怒鳴り声。日付と時間を添えて、一週間分の記録を提出した。

担当者は紙面に目を落とすと、表情を変えた。

「これは…かなりですね。実は、別のお宅からも同じ方の苦情が何件も来ていまして」

「そう、なんですか」

「ええ。みなさん、言い返せずに我慢されていたみたいで」

標的にされていたのは、私だけではなかったのだ。管理会社は後日、彼女に正式な注意を入れた。

それ以来、彼女が私に関わってくることは一切なくなった。

毎朝のゴミ出し監視も、ぴたりと止んだ。集積所で顔を合わせても、目をそらして足早に去っていく。

「ママ、今日も友達呼んでいい?」

娘が玄関で、もう誰の顔色もうかがわずに笑っていた。

※GLAMが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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