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「墓石は産業廃棄物!?」お墓の整理で直面した意外な現実とは<墓じまいできるかな?>

  • 2026.6.11

人気マンガ家・イラストレーターの和田フミ江さんが、実家と義実家の墓じまいに奔走するマンガ「墓じまいできるかな?」。
高齢の母の実家引き払いを機に浮上した、先祖代々の仏壇やお墓の問題。母が長年一人で管理してきた「叔父一家のお墓」の行方を確認するため親戚へ連絡を取ると、意外にも「墓じまいしていいよ」とあっさり承諾を得ることになりました。

叔父から提案された「同じ墓地内の便利な区画への移転」に、親族一同がまさかの大賛成。もめることなくトントン拍子に話が進んでいきましたが、思わぬところで時間が取られることになりました。わが家の墓石は少なかったのですが、何百年も続く叔父の家には、古い墓石がたくさんあったんです。

移転工事がストップしたワケ

私の実家の墓石はそんなに多くなかったのですが、叔父が継いでいる家のほうは、何百年も前から実家のある地域に住んでおり、古い墓石がたくさんありました。

墓地の移動にあたり、古い墓石は1つだけ保存してあとは処分する、ということにしたそうなのですが、墓石を処分してくれる業者がなかなか見つからず、工事がストップしてしまいました。

石材店の説明によると、古い墓石はすべて産業廃棄物になるので、処理業者に依頼する必要があるそう。

でも今は、同じように墓石を処分する人が増えており、また東日本大震災で壊れてしまった墓石の処理なども続いているため、なかなか引き取ってくれる業者が見つからない、とのことでした。

しばらくしてやっと業者が見つかり、保存するはずだった墓石を取り違えるというトラブルもあったりしたものの、無事墓地を移転。

新しいお墓は、遠くに海が見える広々とした気持ちの良い場所で、お墓に思い入れのない私でも「あー、ここに眠れるなら亡き父もうれしいだろうな」と思いました。

結局私の実家は「墓じまい」という形は取りませんでした。それでも、早めに親族で話し合い、みんなが心から納得できる「整理」ができたことは、これ以上ない結果だったと感じています。亡き父が海を眺めながら静かに眠る場所が決まり、ようやく一つの大きな宿題を終えられた……そんな安堵感に包まれた出来事でした。

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お墓の移転が順調に進む中、立ちはだかったのは「古い墓石の処分」という高いハードル。墓石が「産業廃棄物」として扱われる現代ならではの裏事情に直面しつつも、無事に海を望む地への移転が完了しました。結局「墓じまい」はしませんでしたが、親族で対話を重ね、全員が納得できる答えが見つかって本当によかったですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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