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「あなたは息子より稼いでいないんだから。」義父と夫の前で話す義母→自分の稼ぎ事情を話した結果

  • 2026.6.10
ハウコレ

義実家の食卓に、料理を並べていたときでした。義父と夫がそろう前で、義母がふいに私の方へ顔を向けたのです。和やかに終わるはずだった集まりが、その一言で張りつめていきました。

そろった食卓での一言

親族が顔をそろえる久しぶりの食事でした。キッチンにあった料理を並べている時のことです。義母は義父と夫が見ている前で、私に向かってこう言いました。「あなたは息子より稼いでいないんだから。」家計を握っているのは息子なのだから、嫁のあなたは家のことに専念しなさい。そういう意味の言葉でした。夫は箸を止めたまま、何も言いません。私はとっさに笑顔をつくり、そうですね、とだけ返しました。

黙ったままの夫

義母の言葉はそこで終わりませんでした。「家のことは、あなたがしっかりやらないと。」そう続けながら、義母は夫の顔をちらりと見ました。同意を求めるような視線でした。けれど夫は、湯のみに視線を落としたまま、うなずきもしません。

私はその横顔を見て、ひとつのことに思い当たりました。夫は、お義母さんに本当のことを話していないのだ、と。今のわが家がどうやって回っているのか、この人は伝えていない。私の中で、小さな失望が広がっていきました。

本当の家計の話

このまま黙って受け流すこともできました。けれど、夫が口を開かないなら、私が話すしかありません。私はお茶を一口含んでから、義母にまっすぐ向き直りました。「お義母さん、今うちの家計を多く支えているのは、私の方なんです。」夫が仕事を変えてから収入が減り、しばらくは私の給料で暮らしを支えてきたこと。それでも夫を責めず、二人で決めたことだと話しました。義母は何も言えず、義父はお茶をすするのをやめました。夫はうつむいたままでした。

そして...

食事のあと、夫は私に「さっきはごめん」と短く謝りました。けれど私が引っかかっているのは、義母の言葉そのものよりも、夫がずっと黙っていたことの方でした。守ってほしかったわけではありません。ただ、本当のことを家族に伝えておいてほしかっただけなのです。義母とのこれからも、簡単ではないでしょう。それでも、言うべきことを自分の言葉で伝えられた今回は、私にとって小さな前進でした。これからは、夫とももう少し正直に話していこうと思います。

(30代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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