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「まだ1本しか入っていないのに…」何度も灰皿交換を要求する女性客。店員がピーク時の忙しさから断ると…客が放った予想外の一言とは…

  • 2026.6.10
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出典:photoAC ※画像はイメージです。

皆さま、こんにちは。元飲食店社員のあーやです。

居酒屋のホール担当は、ドリンクや料理を運ぶだけでなく、お客様が気持ち良く過ごせるように環境を整えることも大切な仕事です。

食べ終えたお皿を下げたり、おしぼりや温かいお茶を提供したりします。

今日は、私は居酒屋のホール業務に就いていて思わず絶句した、予想外の出来事をご紹介します。

まだ使えるのに…お客様のお願いで灰皿を交換

会社の集まりという団体様が来店されたときのことです。

まだ当時は今ほど分煙が進んでおらず、居酒屋の座席でタバコが吸えることが当たり前の時代でした。

吸殻でいっぱいになった灰皿は使いづらく、灰が周りに飛び散ってしまう可能性もあるため、灰皿交換もホール業務の大切な仕事の1つです。

「すいません、灰皿を交換してもらえますか?」

1人の女性に声を掛けられて、私は団体様のテーブルの灰皿を交換することに。

しかし、新しい灰皿を持ってテーブルに行くとどの灰皿も吸殻が1~2本しか入っていませんでした。

私はタバコを吸わないのでマナーやルールなどよく分からなかったのですが、正直「まだ使えるのにな…」とは思いつつ、お客様のお願いなので灰皿を交換することにしました。

また灰皿交換?本当に必要なの?

先ほど灰皿の交換をしてから30分も経っていないタイミングで、また同じ女性から灰皿を交換してほしいと頼まれました。

内心、また灰皿交換?本当に必要なの?とは思いましたが、お客様のお願いなので断る理由もなく再び灰皿を交換することに。

やはり、テーブルにある灰皿はどれも吸殻が1~2本しかなく、まだ使えると思ってしまう状態だったのです。

そして、また数分後に同じ女性から「灰皿を交換してほしい」と要望がありました。

当時、店はピーク中でかなり忙しく、灰皿を洗っている時間はありませんし、タバコを吸われるお客様は他のテーブルにもいます。

何度も灰皿交換を要求されるので、私はお客様に

「申し訳ありませんが、新しい灰皿はあまり数がないのでもう少し吸殻を溜めてから交換をお願いできないでしょうか?」

とお伝えしました。

すると、お客様は「上司の灰皿だから交換しないわけにいかない」「吸殻が1~2本の状態で交換するのがマナーだから」「灰皿ぐらいすぐに洗えるはず」とお怒りになられてしまったのです。

灰皿交換も仕事の1つだけど、ピーク中は優先度が低くなる

お客様を見ていると、何度も灰皿交換を要求している女性は喫煙者ではなく、喫煙をしている上司を気遣って灰皿を交換するように言っていることが分かりました。

たしかに灰皿を交換するのもホール業務の仕事ですし、少しでも吸殻があれば新しい灰皿に交換したほうが気持ち良く食事をすることができます。

しかし、ピーク中は、どうしても料理のオーダーを通したり料理を運んだりする業務が優先となり、灰皿を洗う時間すら惜しいと思うほどの忙しさだったのです。また、灰皿の数にも限りがありました。

結局、業務の隙間時間を見計らって灰皿を洗い、こまめに灰皿を交換しましたが、タバコを吸っている人たちは、灰皿にどれだけの吸殻が溜まっているかあまり気にしていないように見えました。

上司に失礼があってはいけない!と焦る女性の気持ちもよく分かるのですが、灰皿に吸殻が1~2本しかない状態で毎回灰皿交換を要求されるとは予想外でした。

「吸殻1~2本で灰皿交換がマナー」とは初めて言われた

私はタバコを吸わないので、灰皿に吸殻がどれくらい溜まっていると不快になるのか、何本くらいの吸殻が溜まったら灰皿を交換すべきなのかマナーが正直よく分かりません。

長年居酒屋で働いていて、今までお客様から1~2本の吸殻がある状態の灰皿を交換してほしいと言われたことがなかったので今回の要求はとても驚いたのを覚えています。

現在は分煙が進み、居酒屋の座席でタバコを吸えるところが少なくなっているので、こういったクレームやトラブルは少なくなっているのではないでしょうか?

喫煙ができる飲食店に行き、灰皿を見る度に思い出す出来事です。


ライター:あーや

接客業が大好きで、飲食店やテーマパークなど数々の接客業を経験してきました。食品関係の会社と保険関係の会社、2つの業界での勤務経験があり、顔の見える接客と顔の見えない接客の違いを痛感します。 接客業における理不尽な要求・クレーム対応などの衝撃エピソードをお伝えします。


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