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【神崎恵】カジュアルな服には甘さを削いで色は抑えたメイクを

  • 2026.5.28

美容家

神崎恵さん

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今月のお悩み カジュアルな服に合わせるメイクが知りたい!

「カジュアルな服を着ることが多いのに、メイクをつい盛ってしまい、やりすぎな印象になってしまいます。カジュアルな服を着るときの、メイクの最適な盛り具合を教えていただきたいです」(36歳・医療関係)

神崎さんのアンサー ベースメイクは薄めに。使う色を絞るのも大事です!

“盛る”と“削ぐ”。歳を重ねるにつれ、このバランスが、メイクにおいてもファッションにおいても、とても大事になってきます。

カジュアルな服を着るときのメイクで、まず大切なポイントは肌づくり。塗り重ねるのではなく、できるだけ軽やかに。ファンデーションは使わず、下地だけでもいいくらい。今は、薄く色がついた、それだけでトーンアップできる優秀な下地がたくさんあります。気になる点はコンシーラーで部分的にカバーして、自分の素に近い肌の色を目指しましょう。

そして、もうひとつのポイントは、顔の中の色を1色か2色に絞ること。つまり、色を“削ぐ”んです。

軽やかな肌に、赤いリップ一本だけでもいいし、あえてアイラインやマスカラだけをしっかり際立たせてもかっこいい。どの色を削いでいいかわからない場合は、チークを抜いてみるのがおすすめです。ともかく、肌をしっかりつくって、眉毛を丁寧に描き、アイメイクはグラデーションを効かせて、ラインもマスカラもばっちり、チークもリップも色を入れて……といういつものパターンから一度離れてみること。

ラフで軽やかなカジュアルスタイルには、顔も髪も同じくらいの軽さが必要なのです。

「あの人、おしゃれ!」と思う人がいたら、全身のバランスをチェック。頭のてっぺんからつま先まで、“盛り”と“削ぎ”のバランスが絶妙なはず。私は今も日々、老若男女問わずおしゃれな人の全身を観察してインプットし、再現したり、アレンジしたりしています。メイクもファッションも、そのバランスも、観察と実験の繰り返しで磨かれると思います。

服とメイクのバランスは日々の観察と実験で磨かれます

神崎恵さん

ファッションとメイクポイントは?

Fashion カジュアルなコーディネートにこそ、キレイめな小物を合わせて

メイクは“削ぐ”のがポイントですが、カジュアルなファッションはほんの少し“盛る”と面白い。私はダイヤやパール、スニーカーではなくヒールを合わせるなど、あえてキレイめな小物を選びます。羽織るならジャケット、あるいは今回のようにビスチェで遊んでも楽しい。カジュアル方向とは違う要素のものを少し取り入れる(盛る)と、一気に個性が出ます。

Hair&Make-up ベージュのワントーンメイクにラフな巻き髪を

顔の中の色を絞るとき、ベージュを取り入れていくと簡単に。また、リップはツヤよりもマットな質感をチョイスした方が、より洗練さと抜け感が出て、おしゃれ感が増します。ヘアはしっかり巻きではなく、ゆるっとした波ウェーブか、潔く毛先までストレートもかわいい。カジュアルコーデのメイクは、色と甘さを削ぐのがポイントです。

神崎恵さん

how to MAKE-UP

パウダー キス ヘイジー マット リップスティック
パウダー キス ヘイジー マット リップスティック

レディー トゥ ミングル

¥4840/M・A・C

ふんわり色づくオレンジベージュを唇にひと塗り。マット質感で口元に軽さを。

ルナソル アイカラーレーションN
ルナソル アイカラーレーションN

17

¥7700/カネボウ化粧品

アイカラーもリップに合わせてベージュトーンをチョイス。左側の2色を混ぜてさっとまぶたにのせて。グラデーションにしないのもカジュアルコーデに合わせるポイント。

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撮影/Kazuyuki Ebisawa(makiura office) ヘア/赤羽麻希(Un ami) スタイリング/黒崎彩(Linx) 取材・文/田中美保

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