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「痴漢してましたよね?」電車で注意した男性→味方かと思ったら…男性の“怪しい行動”が発覚し、問い詰められたワケ【ただいま、休憩中!】

  • 2026.7.6
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@tadaima_kyukeichu

電車内で「この人痴漢です!」と告発する場面に出くわしたら、あなたはどう思いますか?正義感から行動できる人は、とても立派ですよね。けれど、もしその「正義の味方」に、まったく別の顔が隠れていたとしたら…?

日常のヒヤッとする瞬間やクスッと笑える攻防を描く「ただいま、休憩中!」の『痴漢の予感』は、そんな「正義の味方の正体」をテーマにしたドラマです。

※本記事の内容はフィクションです。

【痴漢の予感】痴漢?となんか怪しいおじさんに遭遇。 #ショートドラマ

「痴漢してましたよね?」電車内に響く告発の声

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ある日の電車。緑色のカーディガンを着た女性のそばに、金髪の男性が寄り添うように立っていました。男性の手は、女性の腰のあたりに添えられています。

その様子を、少し離れた座席から見ていた中年の男性がいました。彼は突然「見た!」と声をあげ、指を差しながら早足で近づいてきます。

「痴漢してましたよね?」

突然の告発に、金髪の男性は「え?」と戸惑うばかり。けれど、中年男性はまるで聞く耳を持ちません。

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「もう言い逃れはできませんよ!」

中年男性は、自信たっぷりにまくしたてます。

「私はね、あなたがこの女性のお尻を、触ってるとこ、この目でずっと見てたんですから!」

金髪の男性も、緑の服の女性も「いや、ちょっと…」と口を開きかけますが、その言葉は届きません。中年男性は、その場を仕切るように次々に言葉を続けます。

「彼氏です」まさかの一言に、告発男はきまずく退散

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中年男性は、女性の前に回り込みました。そしていかにも同情するような表情で語りかけます。

「お嬢さん、安心してください」

それから、金髪の男性に向かって言い放ちました。

「次の駅で降りましょう。私はね、証拠だって持ってるんですからね」

すっかり被害者だと決めつけられた女性は、困った様子で「いや、あの…」と言いかけます。けれど中年男性は、その戸惑いにも気づきません。

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「怖かったですよね」

そう優しく声をかける中年男性に、女性はついにはっきりと告げました。

「彼氏です!」

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金髪の男性も頷きます。

「彼氏です」

「カップルです、私たち」

そう、2人は痴漢と被害者ではなく、れっきとした「恋人同士」だったのです!電車の中で距離が近く見えたのは、2人が愛し合うカップルだったから。

金髪の男性は「あのまぁ、ちょっとスキンシップっていうか…」と、彼女の腰に触れていた理由を少し照れたように補足しました。

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これには、さすがの中年男性もばつが悪そう。きまずそうに手を広げて、こう言いました。

「ならよかったです。それでは」

そして、何事もなかったかのように背を向け、その場を立ち去ろうとしたのです。一件落着…と思いきや、ここからが本当の始まりでした。

「ずっと見てた」その一言に彼氏が反応

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「ずっと見てた」その一言に彼氏が反応立ち去ろうとした中年男性の腕を、彼氏がぐっと掴んで引き留めました。

「『ずっと見てた』ってどういうことですか?」

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「えっ?」

中年男性の顔が、一瞬こわばります。彼は、静かに、しかし鋭く問い詰めました。

「さっき『ずっと見てた』って言ってませんでした?」

その言葉に、今度は彼女が反応します。

「私、ずっと見られてたってこと?」

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旗色が悪くなった中年男性は「いや…たまたま目に入っただけで…」と言い訳を始めます。

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けれど、彼氏は引き下がりません。

「いや、そんなわけないですよね。座席、結構離れてるでしょ」

たまたま目に入ったにしては、2人の座席はあまりに離れていました。

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さらに彼女が、もう一つの違和感を口にします。

「ていうか、『証拠ある』って言ってましたよね?」

そう、中年男性はたしかに「証拠だって持ってるんですからね」と言っていました。痴漢の場面を、いったいどうやって「証拠」として残していたのでしょうか…?

スマートフォンに残されていた映像

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彼氏の視線が、中年男性が首からかけていたスマートフォンに向きました。

「お前、それで撮ってたのか?」

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問い詰められた中年男性は、しどろもどろになりながら答えます。

「いや、いや…それはなんかこう…正義感の発露というか…」

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苦しい言い訳に、彼氏は「見せてください!」と詰め寄ります。けれど中年男性は「見せたくはないですね」と頑なに拒みました。

やましいことがなければ、隠す必要などないはずなのに…。

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「なんでだよ!」

ついに彼氏は中年男性の胸ぐらを掴み、スマートフォンを奪い取りました。そして画面を確認した瞬間、その目が見開かれます。

「俺が触るずっと前から撮ってる!」

なんと中年男性は、「金髪の男性が女性に触れるよりもずっと前」から、女性を撮影していたのです。痴漢の証拠どころか、これではただの…。

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「普通に盗撮!」

彼女が思わず叫びます。正義感を装っていた中年男性こそが、本当の加害者だったのでした。

「触る予感があった」苦しい言い訳もむなしく…

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それでも、中年男性は最後の悪あがきを見せます。

「なんちゅうかこう…触る予感があったっていうか」

あまりに苦しい言い分に、彼氏は冷静に切り返しました。

「そんなわけないですよね」

ちょうどそのとき、車内にアナウンスが響きます。

『大井町、大井町。次は大井町』

電車が、駅に到着しようとしていました。

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彼氏は、中年男性の腕をぐいと引っ張ります。

「来てください」

「いや、ちょっと…」

「いいから!」

「違っ…違います。違います。違います」

必死に言い逃れようとする中年男性でしたが、もう遅すぎました。彼氏は、そのまま彼を電車の外へと連行していきます。周囲の乗客たちは、驚いた表情でその一部始終を見つめるのでした。

正義の味方の、まさかの正体

正義のヒーローを気取って金髪の男性に詰め寄った中年男性。その正体が、まさか盗撮犯だったとは…!カップルが「ずっと見ていた」「証拠はある」という言葉を覚えていて何よりでした。

もし2人が聞き流していたら、中年男性はそのまま何食わぬ顔で立ち去っていたのかもしれません。正義の顔をした人が、実は1番あやしいのかもしれない…。『痴漢の予感』は、そんなことを考えさせてくれるお話でした。

※本記事の内容はフィクションです。

紹介作品

《出演》中年の男性:渡部直也、金髪の男性:松本響、女性:白神美弥妃
《脚本》荻野将太朗(ムニエル)
《制作》株式会社プルークス

コンテンツ提供協力

日常のヒヤッとする瞬間やクスッと笑える攻防を描くショートドラマを多数発信中。毎週、火・木・日に新しい作品を公開しています。

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