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9年前の朝ドラで“体を変える”本気の役づくり「途中から顔が違う」「女優としての本気を見た」日曜劇場“活躍女優”の原点

  • 2026.6.21

有村架純がヒロインを務める朝の連続テレビ小説『ひよっこ』は、2017年前期に放送された。先日最終回を迎えた日曜劇場『GIFT』では、記者として、車いすラグビーのチームスタッフとして献身的に選手たちを支える女性を有村が演じた。
その有村の代表作として名をあげるのが、朝ドラ『ひよっこ』。当時、“本気の役作り”が視聴者の間で話題となった。

※以下本文には放送内容が含まれます。

父の失踪、涙の上京…父を探し続けた少女の成長物語

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有村架純(C)SANKEI

昭和39年、東京オリンピックを目前に控えた茨城・奥茨城村で暮らす高校生・谷田部みね子(有村架純)は、家族や仲間に囲まれながら穏やかな日々を送っていた。しかし、東京へ出稼ぎに出ていた父・実(沢村一樹)が突然消息を絶ち、家計を支えるため、みね子は幼なじみたちとともに集団就職で上京する。

東京では電機メーカーに就職し、慣れない仕事や都会での暮らしに戸惑いながらも、寮の仲間たちとの友情を深めて成長していく。だが会社は不況の波に飲まれて倒産。行き場を失いかけたみね子は、洋食店『すずふり亭』に勤めることとなり、新たな人生を歩み始める。

店の人々や下宿先『あかね荘』の個性的な住人たちとの交流を通じて、みね子は人との絆の温かさを知り、恋や別れも経験していく。一方で、行方不明だった父の捜索も続けられ、やがて記憶を失った状態で生存していた実と再会。家族は戸惑いながらも再び支え合い、少しずつ絆を取り戻していく。
高度経済成長期の日本を背景に、故郷を離れた一人の少女が、多くの出会いと試練を乗り越えながら成長していく姿を描いた、笑いと涙にあふれる心温まる物語である。

女優・有村架純の徹底した役作りに視聴者「女優としての本気を見た」と驚き

日曜劇場『GIFT』で存在感のある演技を見せた有村架純。そんな彼女の代表作として今なお高く評価されているのが、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』だ。高度経済成長期を舞台に、父の失踪をきっかけに茨城から上京した谷田部みね子の成長を描いた本作は、温かな人間ドラマと丁寧な人物描写で視聴者の心をつかんだ。

特に話題となったのが、有村の徹底した役作りだ。2017年3月15日 NHK主催『ひよっこ』第1週完成試写会では、物語序盤の農村で育った健康的な少女を表現するため、体重を増やして撮影に臨んだことを本人が明かしている。その後、みね子が東京で苦労を重ねながら成長していく物語に合わせ、少しずつ体形も変化していったという。こうした細やかな役作りは視聴者の間でも話題となり、SNSでは「途中から顔がちがう」「女優としての本気を見た」といった驚きの声が相次いだ。

また、『ひよっこ』は有村架純の魅力を最大限に引き出した作品だ。明るく前向きでありながら、家族を思って悩み涙し、それでも前へ進む姿や、笑顔の裏にある繊細な感情表現は見事で、視聴者を自然と物語へ引き込んでいく。父を探し続けたみね子が、ようやく父と再会するのだが、その父が記憶喪失にーー。物語最大の山場であり、視聴者も1番記憶に残っているシーンだろう。記憶が無くても父を想い続ける娘を有村は見事に演じきった。

『GIFT』で新たな魅力を発揮した有村だが、その原点ともいえる作品が『ひよっこ』だろう。SNSでも「有村架純にとって代表作」と語られることが多く、放送終了から年月が経った今も愛され続ける作品である。


出典:連続テレビ小説『ひよっこ』| NHKアーカイブスより

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