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地元日本酒イベントに登壇。髙木菜那が明かす、姉妹の思い出と仲良し柔道家との驚きのエピソード

  • 2026.5.26

平昌五輪・女子マススタート金メダリストの髙木菜那さんが、上川大雪酒造の帯広碧雲(へきうん)蔵で開催された「蔵まつり」に登場。同じ十勝地方の幕別町出身でもある髙木さんは、イベント内のトークショーで、生まれ育った地元に対する思いや、日本酒とのエピソードを明かした。

※高木菜那さん、美帆さんの「高」は梯子高(はしごだか)が正式表記

驚きの日本酒との出会い

画像: 酒蔵見学を終えた髙木菜那さん(左)は、上川大雪酒造の副社長兼総杜氏・川端慎治氏(右)とのトークショーに臨み、来場者を盛り上げた。
酒蔵見学を終えた髙木菜那さん(左)は、上川大雪酒造の副社長兼総杜氏・川端慎治氏(右)とのトークショーに臨み、来場者を盛り上げた。

(聞き手:川端慎治氏)

ーー先ほど「碧雲蔵」の酒蔵見学で、「ふなくち」のお酒をお飲みになられてから、(髙木さんの)目つきが変わりましたよね?

髙木:酒蔵でいただいたお酒が、本当に美味しすぎて。「こんな日本酒は飲んだことないぞ!」と飲んだ瞬間に目が覚めました。

ーー髙木さんの表情を見た時、「今日のトークショーは盛り上がりそうだな」と思いましたよ。あれが「ふなくち」という、搾りたての状態のお酒で、酒蔵に行かないとなかなか飲めません。

髙木:微炭酸ですよね。私は炭酸が結構好きで、ハイボールとかもよく飲みますが、シュワッとした炭酸と日本酒の香りを感じながら、さっぱりとした味わいを楽しめるので、非常に好みでした。

画像: 来場者に碧雲蔵で造られた日本酒を振る舞う髙木菜那さん
来場者に碧雲蔵で造られた日本酒を振る舞う髙木菜那さん

――髙木さんはお米にもお詳しいと伺いました。

髙木:そうですね。北海道のお米は最近、すごく美味しくなっているじゃないですか。この十勝で、北海道の美味しくなったお米と麹を使っていることを考えると、「(日本酒は)それは美味しいよね!」となりました。

――髙木さんのお友達に、水田ではなく畑でお米を作られている方がいらっしゃるそうですね。

髙木:はい。「陸稲(おかぼ)」という、畑で場所で作る種類のお米作りに取り組んでいる友人がいます。東京に行って初めて、(地元の北海道で)「こんなに美味しいものを、当たり前のように食べていたんだ」とわかり、ありがたさを感じました。十勝もそうですし、地元に美味しいものが溢れているのは、「すごく幸せなことなんだ」と日々感じています。

髙木菜那が明かすお酒との向き合い方

画像: 髙木菜那が明かすお酒との向き合い方

――髙木さんは普段からお酒をお飲みになられるのでしょうか?

髙木:現役の時は、4月のオフシーズンを除いて、基本的にはお酒を一切飲まないようにしてきました。妹(髙木美帆さん)は私の真似が大好きなので、一緒に飲まないようにしてきました。

中には飲めない人もいますけど、「筋肉はお酒を分解してくれる」そうなので、(大半のアスリートの皆さんは)すごく(お酒に)強いんです。

普段仲良くしている柔道の角田夏実さん(パリ五輪・柔道女子48キロ級金メダリスト)は、特にお強いですね。お酒を持っていったらきっと喜んでくれるので、一緒に飲みます。

(角田さんは)本当にワインとかも好きで、わざわざ出かけて、自宅で飲むワインをセレクトして帰ってきたりとかするような方で、本当にお酒が好きで。最近は一緒にお酒を楽しむ機会が多くありますね。

いつか日本酒を作って、地元・十勝に貢献したい

画像: いつか日本酒を作って、地元・十勝に貢献したい

軽快なトークを繰り広げる髙木菜那さんは、故郷の十勝への思いを語ると、日本酒造りへの意欲も覗かせた。

髙木:もし、私がお酒を作ったら買ってくれますか?本当にいつやるか分かりませんが……。

――お話を聞いている限り、センスも良いですし、良いお酒を造れるんじゃないかと思いますよ。

私はお酒が大好きで、「何らかの形で十勝に貢献する」ことを考えると、自分でお酒を造ったりして、十勝の魅力を伝えていけないかと思ったりもする。お酒を通してこの地域を知ってもらうとかもできたらいいなと思っています。

――上川大雪酒造も、創業時から「地方創生ブランド」として発信を続けています。私たちも常に地元の人たちと、いかに盛り上げていくのか、十勝エリアや、碧雲蔵にどれだけ人を集められるか。いつもそのようなことを考えているので、もしかすると、何か一緒にコラボレーションもできそうですよね?

髙木:そうですね!ぜひやりたいと思います。

初の著書『7回転んでも8回起きる』の即席サイン会も

画像1: 初の著書『7回転んでも8回起きる』の即席サイン会も

杜氏トークショーを終えると、髙木さんは自身初の著書『7回転んでも8回起きる』のサイン会を実施。

「普通の人間が一生懸命いろんなことを経験し、いろんな人に助けられながら、アスリート人生を歩んでいく中で、『どの人たちも同じ経験をして、こういうことで助けられてるよね』といった内容をにすることを目指してきました。(金メダルを獲得した)武勇伝を話したいわけではなく、辛かった経験をお伝えるすことで、皆さんの心が少しでも軽くなれるような著書に仕上がっています」と、髙木さんが著書を紹介すると、多くの来場者がサイン会に列を作った。

髙木さんによると、「一番人気は、母のコラムや、両親が私たち姉妹をどう育ててきたのか」とのこと。「子育てには難しいこともたくさんあると思いますが、(髙木姉妹)私たちはどのように育ってきたのかについても書かれているので、参考にしてみてください」と、読みどころを語った。

取材・執筆:井上龍也

画像2: 初の著書『7回転んでも8回起きる』の即席サイン会も

[書名] 7回転んでも8回起きる[著者] 髙木菜那 [発売]徳間書店

[発売日] 2026年2月7日(土) [定価] 1,980円

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