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「102回目のプロポーズ」の告白シーン――結婚とは清濁併せ呑む覚悟も必要なのか? パートナーの"裏側"にある弱さや辛さも愛するという考え方

  • 2026.5.22

こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。

唐田えりかさんと霜降り明星・せいやさんがダブル主演する恋愛ドラマ「102回目のプロポーズ」(フジテレビ系)。5月20日(水)に第7話が放送されました。

本作は1991年に武田鉄矢さんと浅野温子さんがダブル主演し、最高視聴率36.7%を叩き出した恋愛ドラマの金字塔「101回目のプロポーズ」の続編ということで、大きな話題を集めています。

「他の人を忘れられないあなたごと愛します!」

女性主人公・星野光(ほしのひかる/唐田さん)は、大手ゼネコンの御曹司であり人気ピアニストでもある大月音(おおつきおと/伊藤健太郎さん)と婚約していました。

しかし第7話の時点で、光は音に裏切られたと思わざるを得ない出来事があり意気消沈。そんなとき、ずっと想いを寄せており、すでに光に一度プロポーズもしたことがある男性主人公・空野太陽(せいやさん)は、再び気持ちを伝えることを決意。

台風による暴風雨のなか、こんなプロポーズをしたのです。

「こんな僕ですけど、僕と生きてください! 僕と生きてください! 僕と……結婚してください!」

「他の人を忘れられないあなたごと愛します! あなたは、あなたのままでいいんです! 悲しい出来事を抱えたままの、光さんごと愛します! 愛し続けます!」

結婚は清濁併せ呑む覚悟も必要なのかもしれない

この太陽のプロポーズは、結婚を前提に交際する恋人がおり、これからその愛する人と生涯を共にしていこうという読者のみなさんにとっても、“気付き”となることがあるのではないでしょうか?

音を忘れられない気持ちごと光を愛し続けると誓った太陽。現実ではこのドラマのように“ほかに好きな人がいる”状態で結婚を決めるケースは少ないでしょうが、例えばパートナー側に、過去のショックな出来事でトラウマがあったり、恋人にも打ち明けられない秘密があったりするケースは、決して珍しくもないでしょう。

人間だれしも何十年も生きていれば、なしかしらの後ろ暗い感情を抱え込んでいるほうが普通な気がします。

――ここで「結婚」について改めて考えてみましょう。

結婚とは、別々のところから来た道が1つに交わり、合流した2つの人生を夫婦が背負い合っていくことと言えるでしょう。そして、別々の道を歩んでいたときの経験から抱え込んできた感情などは、結婚後にパートナーも向き合うことになるかもしれません。

つまり、きれいごとを抜きにして言うならば、
≪結婚とは清濁併せ呑む覚悟も必要なのかもしれない≫
ということです。

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“裏側”が見えてくると想定しておくといいかも

いまの恋人に対して、出会った当初は相手の素敵なところなど“表側”の要素から好意を抱くようになったとは思いますが、結婚してこれから生涯を共に過ごしていくのであれば、相手の“裏側”もひっくるめて受け入れていくという覚悟も必要になるかもしれません。

もちろんパートナーのその裏側が、自分に対する裏切りや倫理的に間違っていることなどであれば受け入れなくてもいいでしょうが、弱さを出せずにいたり辛さを隠していたりするようなら、大きな器で裏側も包み込んで愛していけるのが理想だと思うのです。

みなさんのなかには、もうすでに恋人の弱さや辛さといった裏側が見えてきている人もいるでしょう。一方、現時点ではまだ恋人の素適なところしか見えていない人でも、これから徐々に相手のネガティブな部分が見えてくるかもしれません。

パートナーがなにか後ろ暗いことを抱えていたとしても、それは特別変わったことなどではなく、ごくごく当たり前のことだと思います。ですから、まだ恋人の裏側が見えていないとしても、いまのうちに「これから一つ、二つ出てくるかも……」と想定しておけば、いざ裏側が垣間見えたときにも受け止めやすくなるのではないでしょうか。

要するに今回お伝えしたかったことは、“パートナーの全てを包み込んで愛してみてください”という、いたってシンプルなお話でした。

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