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dプログラムの化粧水が@cosme2026上半期新作ベストコスメ総合大賞に! 上半期で本当に評価された“新人コスメ”は?

  • 2026.5.21

2026年5月20日、日本最大級のコスメ・化粧品・美容の総合情報サイト「@cosme」が、「@cosmeベストコスメアワード2026上半期新作ベストコスメ」及び「2026下半期トレンド予測」を発表しました。

発表に際し、メディア向けに発表会を開催。総合大賞受賞ブランドへの表彰とともに、アワードの結果と2026下半期トレンド予測キーワードについて詳しく解説が行われました。今回もマイナビウーマンでは独自取材も実施! インタビュー内容と共に、2026年上半期のビューティートレンド振り返りと、下半期のトレンドについて解説していきます。

■総合大賞はdプログラムの化粧水! 敏感肌は今や日本国民全体の肌悩みに?

「@cosmeベストコスメアワード」は実際に商品を使用した@cosmeメンバーから寄せられたクチコミ投稿をベースに、今、生活者が支持している商品を表彰するアワード。「上半期新作べストコスメ」はこの半年間に発売された新商品を対象にした、上半期における“新人賞”です。

2028年より毎年発表されている本アワードは、@cosmeならではの生活者視点に立った“リアル”な受賞ラインアップで、化粧品・美容業界のみならず多くの生活者からの関心が寄せられています。

今回対象となった商品数は4,334アイテム、集計対象クチコミ件数は128,800件と過去最大。美容への関心が高まっていたといえる半年間で頂点に立ったコスメが発表されました。

<総合ランキング> 総合大賞:dプログラム/モイストケア ローション EX 第2位:ロージーローザ/パウダーブラシEX<アングルド> 第3位:Anua/ビタミン10ポアストリクスセラム 第4位:Anua/PDRNヒアルロン酸ハイドレイティングミスト 第5位:ルルルン/ルルルン ハイドラ PD マスク 第6位:ルルルン/ルルルンプレシャス GREEN(Glow Up) 第7位:M・A・C/パウダー キス ヘイジー マット リップスティック 第8位:ジバンシイ/プリズム・リーブル・ケア&カラー・セラム・プライマー 第9位:エスティ ローダー/ダブル ウェア ステイ イン プレイス メークアップ N 第10位:ディオール/ディオール アディクト リップ グロウ オイル

総合TOP10を見ると、第2位のブラシを除く9アイテムが、肌や唇へのうるおい、保湿を訴求した商品という結果に。この半年は乾燥対策を意識した消費者が多かったといえそうです。

そんな「保湿アイテム戦国時代」で頂点に立ったのがd プログラムの「モイストケア ローション EX」。昨年10月にdプログラムが実施したリブランディングで中心となった商品だといいます。

今シーズンは各地で少雨となり、乾燥しやすいコンディションに。花粉の飛散開始時期もピーク時期も早く、乾燥と花粉のWアタックという、肌にとって過酷な状況でした。さらに、記録的な暑さが続き、暑い時期が長期化している影響で紫外線ダメージも蓄積。生活者の肌を取り巻く環境がこれまで以上に過酷さを増しています。

昨年末に@cosmeのトレンド予測部が発表したトレンドキーワード「肌守り市場拡大中」がまさに的中したような環境で注目を集めたのがdプログラム「モイストケア ローション EX」。年間を通じて肌コンディションを整えたいというニーズをとらえたアイテムで、乾燥やゆらぎに対応する機能性の高さ、日常的に使いやすい設計が支持を集めたと解説されました。

また、リブランディングで値下げをしたというのも外せない評価ポイントです。寄せられたクチコミでも、値下げに言及する声が多く見られたのだとか。止まらぬ物価高時代に支持を拡大した背景には、こんな企業努力も隠れていそうです。

>>@cosme リサーチプランナー 西原さんコメント

総合大賞が敏感肌に向けたブランドの商品となったことについては、社内でも大きな話題になりました。それくらい今、敏感肌というものが国民の総ニーズとなり、いまや一部の人だけのコスメではなくなってdプログラムが日本の消費者みんなに寄り添うブランドになったことを表しているのではないでしょうか。

近年、@cosmeベストコスメアワードの総合大賞ではスキンケアアイテムが続いています。これにはウェルネス志向の高まりが影響していると考えています。外見を飾り立てるのではなく、内側からきれいになりたいという気持ちの表れで、上位商品もメイクアップ商品よりスキンケア商品のニーズが多くラインアップしています。

■バズるだけでは売れない時代に。乾燥対策はメイクアイテムまでマストな機能

今回のランキング結果全体を通して、@cosmeリサーチプランナーの西原羽衣子さんと原田彩子さんは、「ただバズるだけでは売れなくなってきている」と語ります。

対象商品数とクチコミ件数はどちらも過去最大となった中、今回の集計期間においては投稿された商品が分散されていたことが特徴的だったのだとか。これまではクチコミが投稿される商品はある程度集中していたところ、今回は多様化されていた傾向があったそうです。

クチコミを解析しても“バズ”が減少。「バズっていたけど自分には合わなかった」という経験を通して消費者が「バズ商品だからといって必ずしも自分に合うわけではない」という学びを得ているのではないかと解説されました。

この「バズ離れ」は若年層で特に顕著な傾向なのだそう。物価高は化粧品だけではなく消費者の生活のあらゆる部分に影響を及ぼしており、なんとなく“バズっている”では購入につながらない時代感が読み取れます。

そこから、「マルチタスク」コスメが注目されていると紹介され、総合7位のM・A・Cのリップ、総合10位のディオールのリップオイルがマルチタスクコスメとして挙げられました。それぞれ、リップだけではなくチークとして使えたり、ケア機能がついていたり。「せっかく買うならいろいろ使えるものがいい」という意図があるようです。

また、これまでのスキンケアトレンドにおいてよく話題になっていた「成分買い」ですが、今期は成分との付き合い方に変化があった模様。@cosmeが実施したユーザーアンケートでは、「たとえ効果が高くても、刺激があるものは使用したくない」と回答する人が増加。敏感肌悩みが増えるなかで、スキンケアアイテム選びは“攻め”から“守り”にシフトしているようです。

総合3位になったAnuaの「ビタミン10ポアストリクスセラム」はまさにそんな想いにしっくりハマる美容液。ビタミンCを中心とした美容液ですが、クチコミでは「毎日使ってもピリピリすることが無かった」など、使い心地のやさしさへの言及が見られたと解説されました。

>>@cosme リサーチプランナー 西原さんコメント

“成分買い”志向はまだ人気ではありますが、クチコミでの増加率でいうと鈍化傾向で、高止まりしているといえます。一時のトレンドから、一般的に定着したといえそうです。人気の成分はやはりビタミンCとレチノール。どちらも刺激が抑えられた使いやすいアイテムが増えていることも人気の理由として挙げられそうです。

また、気候の影響で肌が乾燥しやすかったといえるこの半年間。朝と夜だけではなく、日中も乾燥が気になったときにケアしたいという声が多かったようです。総合4位にランクインしたAnuaの「PDRNヒアルロン酸ハイドレイティングミスト」は、日中も手軽にうるおいケアをかなえてくれます。

そして、乾燥対策ニーズはメイクアップアイテムにも。ベースメイクアイテムやリップアイテムを中心に、ケア効果をうたうアイテムに人気が集まり、総合8位になったジバンシイの化粧下地「プリズム・リーブル・ケア&カラー・セラム・プライマー」では、「ナイアシンアミドに惹かれてパープルを選びました」など、まるでスキンケア商品のようなクチコミが寄せられたのだとか。

乾燥は今年も長期化が予想されている夏時期でも深刻な悩みです。熱帯化する日本で、今は「ネオ・うるおい感」が必要とされているのではないかと語られました。

止まらない物価高、大きな気候変動――お財布もお肌もままならない中で、外的・内的ストレスとどう付き合うか? が今後の消費者トレンドでポイントとなっていくのでは? という話題も。

総合5位、6位を受賞したルルルンは、『世界でいちばん、たくさんのごきげんをつくる』というブランドコンセプトを掲げており、実際に投稿されたクチコミでも、「肌がご機嫌な感じ」といった、情緒ケア要素が目立ったそう。

@cosme TOKYOで開催されたイベントも、ご自愛をテーマにしたものが話題になるなど、「不安定な時代だからこそ、自分のご機嫌をとる」ことにコスメが一役買っているといえそうです。

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