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“要介護”になりやすい『脳卒中』→突然、親が介護になったとき、知っておきたいこと【マンガで解説】

  • 2026.6.25

親の介護は、ある日突然始まることがあります。『マンガでわかる 親の介護の始め方』(Gakken)は、「もし親が要介護になったら何をすればいいのか」をマンガでわかりやすく解説した入門書です。本書では、脳卒中で倒れた父親の介護に直面した主人公の姿を通して、介護保険の利用方法や専門職との関わり方、家族が抱えやすい不安への向き合い方などを紹介しています。

今回は、本書の内容をもとに、「脳卒中は要介護になりやすいのか」「もし突然その時が来たら何を知っておくべきか」について見ていきましょう。

【本記事は、『マンガでわかる 親の介護の始め方』(Gakken)より一部抜粋して掲載しています。】

脳卒中は要介護につながりやすい病気

脳卒中とは、脳の血管に問題が起きる病気の総称です。脳の血管が詰まる脳梗塞や、血管が破れる脳出血などが代表的な例として挙げられます。

脳卒中は高齢者にとって特に注意が必要な病気です。発症すると身体機能に大きな影響を及ぼすことがあり、介護が必要になるきっかけにもなります。

主人公・友野コトミの父が突然倒れ、病院に搬送されます。医師からは「命に別状はないが、体の右側に麻痺が残る可能性がある」と説明され、家族は大きな不安に直面します。

脳卒中が介護につながりやすい理由は、後遺症が残ることが少なくないためです。特に、半身麻痺する「片麻痺」は代表的な後遺症のひとつです。

また、身体機能だけでなく認知機能や言語機能に影響が及ぶこともあります。

介護は一人で抱え込まなくていい

突然の介護に直面すると、「何をすればいいのかわからない」と感じる人も多いでしょう。

コトミも、入院準備や今後の生活、介護費用など次々と出てくる課題を前に、「これから何をすればいいのか」「一人じゃ大変」と戸惑います。

そんな時に登場するのが、本書の案内役である「お助けネコ ニャシスト3世」です。

ニャシスト3世は、「自分にしかできないこと以外は他の人に任せてできることを分ける」「全部一人でやると大変」とコトミに伝えます。

介護というと家族だけで支えなければならないイメージを持つ人もいるかもしれません。

しかし、介護を支える仕組みや専門職を上手に活用することで、家族の負担を軽減できるのです。

脳卒中患者を支える専門職とは

脳卒中の治療や退院支援には、多くの専門職が関わります。

医師や看護師に加え、医療ソーシャルワーカー、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など、それぞれの専門分野から患者や家族を支えています。

脳卒中の治療後にはリハビリも重要になります。身体機能の回復や維持を目指し、多職種が連携しながら支援していく体制が整えられています。

脳卒中は要介護原因の上位に位置する

「国民生活基礎調査(2022 年)」厚生労働省によると、要介護・要支援になる原因として最も多いのは認知症で16.6%です。続いて脳卒中が16.1%を占めています。

そのほか、骨折・転倒、高齢による衰弱、関節疾患なども要介護の原因として挙げられています。

つまり脳卒中は決して珍しい病気ではなく、介護が必要になるきっかけとして非常に大きな割合を占めているのです。

また、高血圧や糖尿病、動脈硬化などは脳卒中のリスク要因とされています。日頃から健康管理を行うことも、将来の介護リスクを減らすための大切な取り組みといえるでしょう。

突然の介護に備えて知っておきたいこと 

脳卒中は高齢者に多く、発症すると麻痺や認知機能の低下などの後遺症が残り、介護が必要になる可能性がある病気です。実際に要介護となる原因の上位を占めており、誰にとっても無関係とはいえません。

しかし、そんな時覚えておきたいこととしては「介護を一人で抱え込まなくていい」ということです。

医師や看護師、医療ソーシャルワーカーをはじめ、多くの専門職が支援してくれる体制があります。

親の介護は突然始まるかもしれません。だからこそ、いざという時に慌てないためにも、介護保険や相談先、利用できる支援制度についてあらかじめ知っておくことが大切ではないでしょうか。


【本記事は、『マンガでわかる 親の介護の始め方』(Gakken)より一部抜粋して掲載しています。】

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Gakken

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