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弟「兄貴の彼女、俺と結婚するって(笑)」僕「もう入籍したけど?」画面越しに暴かれた女の正体とは

  • 2026.5.16

当時の僕は、両親が経営する会社で現場責任者として働いていました。弟のA男も同じ会社の営業部ですが、現場にいる僕とは部署が違い、普段はほとんど顔を合わせません。A男は昔から何かと僕より優位に立ちたがるところがあり、兄弟仲が良いとは言えませんでした。ところがある日、そのA男から突然電話がかかってきて……?

弟から突然の電話

その日の夜、スマホ画面に表示されたA男の名前を見て、僕は少し驚きました。

「用事があるなら、明日会社で話せばいいだろ?」

そう尋ねると、A男は「今すぐ兄貴に伝えたいことがあってさ」と、妙に軽い調子で言いました。そして次の瞬間、耳を疑う言葉を口にしたのです。

「兄貴の彼女、やっぱり俺と結婚するってさ!」

思わず「は? どういうこと?」と聞き返しました。というのも、僕はつい最近、彼女と結婚したばかりだったのです。

「あのさ、彼女とは先日入籍したんだけど。今ちょうど一緒にいるよ」

そう伝えると、A男は「うそだろ? テレビ電話にしてくれ!」と戸惑っている様子。結婚したことは両親には報告していましたが、A男にはまだ話していませんでした。普段から連絡を取る関係ではなく、次に会ったときに伝えればいいと思っていたからです。

画面を切り替えると、妻を見たA男は絶句していました。妻は困惑して「どうしてそんな話になったんですか?」とA男に問いかけました。

弟の隣にいたのは…

するとA男は、「兄貴の彼女ってB美じゃないの?」と言い出したのです。

「B美さんって、僕が教育係を担当してた後輩のこと?」と尋ねると、「B美から、兄貴とは社内でずっと一緒にいて、付き合ってるって聞いたんだよ!」と、A男は声を荒らげました。

B美は入社後しばらく僕が仕事を教えていた後輩です。たしかに、社内で一緒に行動する時間は多くありました。けれど、それはあくまで教育係としての対応で、特別な感情は一切ありません。

「B美さんがどう話していたのかはわからないけど、ただ仕事を教えてただけだよ」

僕が説明した、そのときです。A男の隣に、渦中のB美が現れました。

「意味わかんない! 先輩は絶対に私のこと好きだったでしょ!?」

まさかの言葉に、僕は言葉を失いました。B美は、僕が教育係として声をかけていたことを特別扱いだと思い込み、僕と付き合っているつもりのまま、口説いてきたA男とも距離を縮めていたのでした。

「後輩として接していただけだよ」と伝えると、B美は「はぁ!? あんなにやさしくしてくれたのに!?」となぜか怒り始めたのです。A男も「なんだよそれ! 俺まで振り回されたってことかよ」と声を荒らげ、画面の向こうでは2人が言い争いを始めてしまいました。

妻の言葉に救われて

その空気を断ち切ったのは妻でした。「夫は他の女性に気持ちを寄せるようなことはしませんよ」と言い切ってくれたのです。そのひと言で、誤解ははっきりと解けました。それでも、A男とB美はまだ揉めています。これ以上話しても収まりそうになかったため、僕は電話を切りました。

この一件で、家族と同じ会社にいると、仕事とは関係のない感情まで持ち込まれてしまうことがあるのだと感じました。新しい環境で自分の力を試してみたい気持ちもあり、僕は以前から考えていた転職に本格的に乗り出すことに。その後、これまでの経験を評価されて無事採用に至り、今は別の会社で気を引き締めて働いています。

一方、僕が抜けたあと、両親はA男を現場側の仕事に関わらせることにしたそうです。営業部にいるA男なら、現場との橋渡し役にもなれると考えたのでしょう。A男も最初は「兄貴にできたなら俺にもできるはず」と自信満々だったようです。

ところが実際には、現場の状況を把握しきれず、営業部との調整もうまくいかなかったとのこと。社内から不満が出て、今は仕事に苦労していると聞きました。

A男とB美はその後、言い合いが増え、結婚までは至らず別れたそうです。

今回の騒動では妻も巻き込んでしまい、迷惑をかけてしまいました。それでも、妻が迷わず僕を信じてくれたことが心強く、改めて妻の存在の大きさを実感しました。今後は、新しい職場で自分らしく頑張りながら、いつも支えてくれる妻を大切にしていきたいと思います。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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