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お迎え初日から「カワイイ」が頭を埋め尽くす! 保護猫を迎えた飼い主が綴る、2カ月半の猫溺愛日記【書評】

  • 2026.5.10

【漫画】本編を読む

『ねこのつゆちゃんのことで頭がいっぱいです』(つゆちゃんの飼い主/KADOKAWA)は、そのタイトル通り、保護猫を迎えた飼い主夫婦の溺愛ぶりと、猫と暮らしたことのある人ならわかる「猫あるある」が詰まった癒やしのコミックエッセイ。SNSで人気を博した猫の「つゆちゃん」との暮らしを書籍にしたものである。

猫は警戒心が強い動物というイメージがある。しかし本作の主人公である猫のつゆちゃんは、お迎え初日から飼い主にべったり。お迎えする前は動画などで猫のことを勉強し構えていた飼い主だったのに、その何もかもを良い意味で裏切ってくれる。例えば、お迎え初日はストレスになるため「何もしないことがいちばん」と予習していたのに、つゆちゃんはソファで横になった飼い主の腕にくっついて眠ったり、肩に乗ってきたりと人懐っこい性格を全開に。これには飼い主夫婦もメロメロとなる。実家で犬を飼っていた「犬派」の夫に至っては、お迎え3日で「猫派」に鞍替え……ではなく「つゆ派」という新たな派閥を作っていたほどだ。

本作はお迎え初日から2カ月半後までのつゆちゃんとの日々が日記のように進行していく。それはほぼ毎日のようにカワイイエピソードが綴られていくので、次にどんな姿を見せてくれるのかと、読み手もいつの間にか飼い主の気分になり、ページをめくる手が止まらなくなってしまうだろう。飼い主との信頼関係がどんどん深まっていく様子も微笑ましい。

さらに本作は実際のつゆちゃんの写真も多く掲載されているのも魅力だ。買い物袋に入って遊んでいるところや意外な場所で寝ている姿は、もう癒やしでしかない。ちなみに猫は当然ながらそれぞれに個性を持っているので、これから猫を飼おうと思っている人は、つゆちゃんの飼い主のようにまずその子の性格をよく観察して接するようにしよう。つゆちゃんとはまた違う、その出会いにしかない感動と癒やしをくれるはずだ。

文=西改

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